2015年6月10日水曜日

おはようさん 2015.6.9.

先日の東京中谷塾で、ナカタニアンな頭の整理方法は事象をX軸とY軸にわけて考えよう!を学びました。 個人ワークでも、軍師中谷彰宏さんは、こちらがぶつかっている壁をX軸とY軸とにわけた上で、目から鱗なアドバイスしてくださいます。 そこで、自分なりにいろいろ考えてみました。 私の医療哲学は「治すよりも、もっと幸せにしよう」です。 X軸をガン・Y軸を元気 とすると、 ガンだけど元気な人・ガンで元気のない人 に分かれます。 (この際、ガンでない元気な人・ガンでない元気でない人は放置です) すると、ガンで元気のない人に向き合った時の自分のベクトルは「ガンだけど元気な人になるように」アドバイスしたり、治療したりすることになります。 そして、ガンだけど元気な人になってくれたら、Z軸の「時間」を考えます。 Z軸の時間経過と共に徐々に落ちていくのではなく、ずっと平行移動して、ある時、ストンと落ちるのを目指します。 ガンだけど元気な状態でずっと維持して、お迎えが来たらストンと逝ってしまう。 これが私のガン治療哲学です。 この哲学にガッテン!!して下さる患者さんと家族だけを受け入れます。 受け入れたら、しっかりと診ていきます。 どっかの国のように、憲法=哲学をないがしろにしてグラグラ&グラグラしたりはしません。 だって、そんなん、かっこわるいもん。 これまでは、そんなガン治療の哲学を理解できる人はいませんでした。 でも最近は、そんな治療哲学を望んでおられる患者さんたちが増えてきているように思います。 X軸を「ごきげんさん」 Y軸を「健康」にしてみると、 ごきげんで健康な人・健康だけど、ごきげんでない人・病気でごきげんな人・病気で、ごきげんでない人に分かれます。 ごきげんで健康な人は、そのまま放置です。 元気だけど、ごきげんでない人は・・・豆腐の角に頭ぶつけなけりゃ治らないので放置です。 病気で、ごきげんでない人を如何に、病気でごきげんな人のゾーンに移行できるか? 病気だけを治すと、元気だけどごきげんでない人のゾーンに行ってしまいます。 そう! 病気を治すよりも、如何にごきげんにするか、を考えてあげればいいのです。 見えてきましたよね。 これからの医療は、如何にごきげんさんにしていくか です。 ごきげんさんな人は、笑います。 感謝します。 優しいです。 ゆとりがあります。 ポジティブです。 感情のぶれが小さいです。 脳科学者の黒川伊保子さんの本を読んでいて・・・ こういうごきげんな感情は、人に伝染するそうです。 人をムリに変えることはできないけど、ごきげんの種をまくことはできるのです。 医院で私もスタッフもみんな、ごきげんさんでいれば、患者さんは「ごきげんさん」に感染します。 すぐにごきげんさんが発症はしないでしょう。 アレルギーを起こして、二度と来ない患者さんもいるでしょう。 それでも、何ヶ月、何年も通院してくれた患者さんには、必ずごきげんさんが発症します。 ガンとごきげんさん。 難病とごきげんさん。 糖尿や高血圧とごきげんさん。 さぁ、どっちが強いかしら? 私はごきげんさんの勝利だと思います。 ポジティブなエネルギー、善き氣をあげるだけの治療には限界を感じていました。 こちらがヘトヘトになってしまうからです。 蓮風先生にこの半年、たまりにたまった疲れを取っていただきながら、人に氣をあげる・人から邪気をかぶるのは限界だなと感じました。 「ごきげんさん」はエネルギーでも氣でもありません。 生き方であり、考え方であり、習慣です。 人に感染するだけで、エネルギーや氣のやり取りはありません。 さぁ 新医院で如何にごきげんさんを流行らせるか・・・日本酒の酒蔵のように「ごきげんさん」を部屋中に繁殖させておきましょう。 そのためには、スタッフ一同がおしゃれじゃないとダメですね。 ナカタニアンなスタッフに育てていくことが、患者さんたちをごきげんさんにしていくのです。 楽しみですねo(^-^)oワクワク