2015年6月21日日曜日
おはようさん 2015.6.20.
今日は大阪中谷塾の遠足塾で「さかい利晶の杜」に行ってきました。
利晶の杜・・・堺出身の千利休と与謝野晶子のテーマ館です。
「堺に始まる茶の湯の世界」
利休は17才で北向道陳に茶の湯を学び、後に豪商で茶人の武野招鷗(元 甲斐武田武士)に師事して、わび茶のスタイルを大成させました。
1階は利休絡みの資料と堺の街の歴史的変遷がジオラマや電子パネルで紹介されています。
2階は与謝野晶子の多数の本や生家のお菓子屋「駿河屋」の実物大模型があります。
晶子の生家の和洋折衷、二階の洋風と大きな壁時計が印象的でした。
会館から出て、近くの与謝野晶子生家跡へ。そして海の神さまを祀った開口神社へ参拝。ここは安産の神さまでもあります。
再び利晶の杜へもどって、みんなでお茶をいただきました。
今日のお菓子は「青梅」 よき取り合わせです。
ここは三千家が交代でお茶を点ててくださっているそうで、今日のお当番は表千家でした。
半東のおばちゃまが典型的堺のおばちゃんで、よくしゃべる&しゃべりまくる・・・大笑いでした。
ここで「大阪中谷塾のお茶塾」をしていただきたい!・・・中谷彰宏先生のしゃべるところがないかもしれないけど(^^ゞ
解散後、塾生のみなさんと「美々卯」本店へ。
そう言えば、利休さんが創り出した懐石料理に、粉もん(私には、くらわんか餅に見えました)があったそうですから、美々卯発祥の地もうなずけます。
そして、くるみ餅で有名な「かん袋」さんへ。
ふわふわのかき氷を乗せた白玉のくるみ餅は超美味でした。いやぁ 美味しかったぁ。
別グループは、水郷巡りを楽しんだそうです。
海が間近な堺・・・潮風も吹いてきて、ごきげんだったようですね。
夕方からは、大阪中谷塾の「お習字塾」でした。
東京の中谷塾グループレッスンで受けた「お習字塾」があまりに良かったので、ぜひ大阪でも! が実現しました。
集まらなかったら・・・と言い出しっぺとしては責任を感じてましたが、おかげさまで満員御礼! 当日飛び入りまで!な大好評でひと安心です。
各自、自分の名前を書いて、中谷先生にダメ出しをしていただきながら、どんどん見違えるように上達していくから、楽しくて楽しくて。
ノートに書き付けたキモは・・・
大人の字・幸多い字・信頼感のある字 を書きましょう。
センターラインが信頼感を生みます。
センターラインは一文字目で決まります。
センターラインのずれは、姿勢から生まれます。
字のバランスとセンターラインが大事です。
大きい字で書くと、小さい字も上手くなります。
筆で練習すると、ボールペンでも上手に書けます。
バランスを良くするには、まず自分の名前の中で、大・小を決めます。
4文字なら大が2つ。
字を書くときに大事なのは、
1)姿勢
2)字形
3)運筆
1)上を大きくすると大人の字に見えます。
(下が大きいのは子供の字)
2)左を大きく、右を小さくします。
3)金運は、上を開けて入るように、下を閉めて出ないように。
4)曲がり角を2回で曲げます。
5)スマートになりたければ、全体の平行線の角度を右上がりにします。
ハートマークの練習・・・生き生きとして、動いている感じが大事です。
=筆の全ての動きが入っています。
運筆で大事なことは、筆の縦の力を活かして書くことです。
縦には弾力があるので、これを使います。
筆を立てることで、バネが効いてきます。
筆には甲と腹があります。立ち上がりは筆の甲を使います。
縦のラインは、筆に圧力をかけます。
縦ラインは、左凸にすると力強くなります。
第一画を太く書くと上手に見えます。
∞マークの練習
点は2画で書きます。
女性は細長く・・・細長い平行四辺形に書きます。
自分の名前の中にハートマークを入れる練習。
自分の名前の中にニコニコマークを入れる練習。
これで大盛り上がりの「お習字塾」でした。