2015年6月21日日曜日
おはようさん 2015.6.21.
今日は北辰会定例会で、藤本蓮風先生が直接ドクター班を指導してくださる日でした。
患者役のドクターを蓮風先生が診ていって、「(悪い方のツボは)右? 左? どっち?」のツボをドクターたちも触れて、診て学ぶスタイルです。
参加されているドクターたちはみなさん、とても真剣に学んでおられます。
さて、私の今日のテーマは「感じて診る」
患者さんに触らないで、蓮風先生の指摘されたツボを「感じて、診る」ことにトライアルしました。
もちろん蓮風先生はじめ、他のドクターたちには内緒です。
(と言っても、百会や湧泉に手をかざすので、バレバレですけど(;^^)ヘ..)
結果は、満足いくものでした。
別に何かが見えるわけではありません。
ただ集中して意識を向けると、どっちに邪気がより強くあるか? どっちが虚してるか? どこで氣の動きが滞っているか? が感じ取れます。
これでいいんだろうか? と思っていたけど、「これでいいのだ」の自信を蓮風先生からいただいたレクチャーになりました。
「感じて診る」と、ただツボだけを診るよりも、もっと身体全体、その人全部を俯瞰して診ることができます。
今日の蓮風先生も時々、前後左右上下の法則を使って取穴されておられましたが、その意図がはっきりとわかるようになりました。
福岡や大阪だけを見るのではなく、日本全体を宇宙から見るような感覚ですね。
例えば、福岡のトラブルの原因が実は東京にあったとか、帯広を盛り上げれば福岡は救われるって感じです。
ここに鍼のおもしろさ、経絡治療の素晴らしさがあります。
そしてもうひとつ、気づいたことがあります。
診るドクターの波動によって、患者さんの穴は大きな変化を起こします。
蓮風先生が患者さんの脈に触れると患者さんの百会は、まるで泥が固まるように、その病態を見せてくれます。
例えば、左前の百会が滞ってるとか、右前の百会で氣の渦が蛇行してるとか・・・
その後にドクターたちが入れ替わり脈を触れると、百会はドロドロになってしまいます。
いかに自分の波動を美しく高めておかなければならないのか、を実感できました。
そうです、病気とまでは言いませんが、身体やこころが弱っているドクターには触れられない方がいいのです。
軍師中谷彰宏先生によく言われます。
「医者はいつも元気でなければならない。ごきげんでなければならない」
中谷塾へ通って4ヶ月になります。
どんどんテンションが上がっていくのがわかります。
テンションが上がると、元気でごきげんになっていくのがわかります。
あらゆる運気が上がってきます。
まさか!ってことが起こってきます。
テンションが上がってきたからこそ、今日の「感じて診る」ができたのでしょう。
今日の北辰会定例会で会場をぐるっと見渡してみました。
ひとりも「かっけぇぇ」先生はいませんでした。
中谷塾の若手の方が断然、かっけぇぇです。
蓮風先生が鍼灸師をボロかすに言うのも、うなづけます。
あの格好では、美しき氣は逃げ出していってしまいますからね。
まずは服装と姿勢でテンションを上げていく。
シャキーンとした服装とマナーに善き氣は宿ります。
どんどん元気とごきげんさんが湧き出てくるから、患者さんにいくらあげても疲れません。
「すっかりナカタニアンやなぁ」と、そんな妄想にひとり笑いしながら、帰って来ました。