2017年3月27日月曜日

ごきげんさん 2017.3.27.

まずはお知らせ・・・ 華陀刺絡療法の10回チケットの販売は今月3月末までとさせていただきます。 理由は・・・経営指導していただいている顧問税理士さんから 「ひとり3時間もかけて6000円では、24時間365日営業してもムリですよ」と叱られました。 4月1日からは、華陀刺絡療法のチケットは、5回40000円(税込み)のみにさせていただきます。 チケット以外は従来通りです。 華陀刺絡療法:10000円(税込み)3〜4時間かかります。 ひとりじめコース:20000円(税込み)2時間内に終わります(治療内容は同じです) さて・・・ 「この子の発達障害は舌癒着症?」と10ヶ月の赤ちゃんの診察に来られました。 夜間の睡眠が浅くて、すぐに目を覚ましてしまう・・・これは典型的な舌癒着症の症状です。 舌を診ると、重度の舌癒着症+舌短縮症でした。 自閉症のいろいろな項目に合致する、とのことでしたが、私が診たところは「そうかなぁ??」でした。 まだ10ヶ月。自閉症の診断は3才にならないと確定しません。 「大丈夫ですよ。舌癒着症の治療(向井將先生の手術)は受けた方がいいですよ。きっとよく眠ってくれますよ」と説明しました。 驚いたのは・・・ 「眠りが浅いので、リスパダールを飲ませています」 えええええええええええええええええええええええええええええええっ! リスパダールは、統合失調症の薬です。 以下、リスパダールのメーカーHPから抜粋拝借・・・ リスパダールは、セロトニン-ドーパミン拮抗薬(SDA:Serotonin Dopamine Antagonist)です。 副作用は 錐体外路症状(ふるえなどの神経症状) 高プロラクチン血症(ホルモンバランスの異常で生じる副作用) 悪性症候群(高熱、筋破壊で死に至ることもある危険な副作用) 血糖やコレステロールなどを上昇させる それに伴い、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの発症リスクを上げる 10ヶ月の赤ちゃんにSDA! 信じられません。 処方しているのは、近くの有名大病院だそうです。 舌癒着症の治療をしてきたので、本当にひどい自閉症の子供たちもたくさん診てきました。 それでも統合失調症の薬を飲まされていた子供はいませんでした(てんかんの薬は時々ありましたが)。 甘麦大棗湯や抑肝散も飲んだが効かなかったそうです。10ヶ月の赤ちゃんに・・・ですから、効果は難しいと思います(漢方薬は子供にも成人量の⅔〜½を飲ませます。赤ちゃんには・・・経験がありません(そもそも発想がありません) 私が処方するなら、バッチレメディでしょう(レスキューレメディなど) 赤ちゃんにはよく効きます(素直だから) 脳氣功で診ると、すでに脳幹と中脳後部に冷えと血虚が・・・SDAの作用か、他の要因によるものか?はわかりませんが、舌癒着症の治療をする・しない、よりも、まずはSDAの中止をお薦めしました。 それにしても・・・ 舌癒着症の治療を中止して6年経ちますが、その間に船瀬俊介さんたちが暴露してきたような「医療崩壊」が本当に起こっているんだな、と寒気を催しながら実感しました。