2017年3月23日木曜日

ごきげんさん 2017.3.23.

「もう10年以上も頭痛薬を手放せなくなってしまっています。頭痛薬をずっと飲んでいると、将来、認知症になる、と聞きました。頭痛薬を減らすことはできますか?」とのお尋ねです。 頭痛薬は中毒になります。 昔、セデス中毒の看護師さんがたくさんいました。 市販のセデスよりも病院で出すセデスの方がよく効く!と笑いながら、いつも白衣のポケットに入れて持ち歩いていました。 アーユルヴェーダの脈診でも、漢方四診でも、頭痛薬は身体を冷やします。 冷え+水毒+悪血を悪化させるので、頭痛の刹那的な対症療法でしかなく、実はその頭痛の増悪因子だったのです。 脳氣功で診ると、大脳にロンドンの霧のようなモヤがかかり、その奥の中脳も脳幹も冷えています。 髄液の流れも悪くなり、仙骨ー脊髄ー脳幹の氣血が滞っています。 これをそのまま放置すれば、いずれ認知症になりますが、その前に精神疾患(うつ・人格異常・自殺など)や突然死になるかもしれません。 量子波動医学的に診れば、量子の乱れ・波動の低下のために、どうしても運気が低迷してしまいます。 やる気が起こらない・がんばりが続かない・すぐに疲れてしまう・どうしても自己卑下してしまう そんなダメダメ病も頭痛薬を代表とする鎮痛剤の「副作用」です。 治し方 いきなり頭痛薬をやめても・・・まず、やめられないでしょう。 かなりの禁断症状、特に頭痛の憎悪には耐えられません。 1)少食療法、玄米菜食、グルテンフリーでデトックスします。 2)華陀刺絡療法で体毒&薬毒をデトックスします。 3)華陀鼎灸、漢方薬で温補利水します。 4)その上で、症状を診ながら(天氣・月齢・生理・曜日・ストレス度なども大切な要因です)、頭痛薬を減薬していきます。 特に、頭痛の原因は頭や脳だけでなく、全身の心身に点在していますので、華陀刺絡ですべての経絡経穴を疎通していくのが効果的です。 治療開始の当初はモグラたたきのようになりますが、根気よくモグラをたたいていけば、やがて頭痛は軽くなってきて、減薬しやすくなります。 頭痛薬を続けていると「お先真っ暗」で、今生はこのままチェックメイトです。 そんなの嫌だ! 起死回生したい!のなら、がんばって頭痛薬を減薬していきましょう。 あなたの本氣に、私も本氣で応えます。