2017年3月18日土曜日
ごきげんさん 2017.3.18.
トンデモ医師の内海聡先生「歴史の真相と、大麻の正体」からの収穫は、
大麻は葉っぱや茎の先の方ほど、ぶっ飛び有効成分のカンナビノイドが濃厚である、ということでした。
内海先生は、それを「ナウシカ」の腐海の木々に例えていましたが、
私は「人間も同じだな」と気づきました。
手指の十井穴刺絡は、爪の根元の左右に刺絡して、血を絞ります。
最初は、どす黒い血、ネバネバな血が出てきますが、搾り取っていくと、サラサラで綺麗な紅色の血に戻ります。
血は、目に見えるまでは「氣」です。氣が物質化したものが血です。
プラズマが水蒸気を経て水になるようなものです。
さて、手指の十井穴刺絡をする際、患者さんの手指先とちょうど向き合う位置に立つことがよくあります。
最近、刺絡を続けて施術した後は、なぜかヘロヘロに疲れ切ってしまうことにも気づいていました。
そうです! 患者さんの邪氣:体毒は指先に最も集まっています。そこを刺絡して、邪氣を排泄するのは良いのですが、その邪氣をもろに受け止めていたわけです。
どうりで最近、患者さんの指先の延長線上にある私の心臓辺りが「安保教授の二の舞か?」(大動脈解離破裂)の気持ち悪い圧迫感を感じていたわけです。
毒蛇の中には、毒を吐きかける蛇がいますが、その邪毒をまともに受けていたわけです。
危ない&危ない。
今日からは、患者さんの腕側に立って、邪氣邪毒は指先から宙へと排泄するイメージで刺絡しています。
指先の刺絡は、それほど重く強く多い邪氣邪毒を排泄できるのです。
身体の末端・・・足指も同じですし、頭のてっぺん:百会も確かにとても有効な穴です。
足裏の湧泉(KI1)、陰部では任脈の会陰(CV1)・督脈の長強(GV1)も邪氣邪毒を排泄するための重要な経穴になります(華陀鼎灸のターゲットです)
患者さんが排泄した邪氣邪毒のほとんどは、その重みで大地へと堕ちていき、大地に吸い取られて浄化されます。
悪思念の邪氣は、中空に漂うこともありますが、打鍼の波動で浄化されたり、百会やつむじの鍼に導かれて天へと昇り浄化されます。
華陀刺絡は、心身の邪氣・体毒・悪血・水毒(湿濁湿痰)・邪熱火などを徹底的に排泄します。
その上で、新しい精氣・清氣・生氣を大地と天から注ぎ込んでいただきます。
陰陽・氣血水のバランスを整える・自律神経のバランスを整える機序とは、この邪氣の排泄と神氣の吸収のことなのです。