2016年8月1日月曜日
ごきげんさん 2016.8.1.
昨日、高塚光さんのヒーリング体験会で、高塚さんの「手」を直に感じ取ってきました。
6月に中谷彰宏先生がサクッと高塚光さんのお話をされた時、ピーン!と来ました。
中医学の勉強を始めた時も
鍼狂人の藤本蓮風先生に鍼を習おうと決めた時も
陰陽太極鍼の吉川正子先生を訪ねて帯広へ行こうと決めた時も
このピーン!で即決しました。
吉と出るか凶と出るか? は五分五分ですが、私にとっては突撃ラッパのようなもので、このピーン!が来ると突撃することになっています。
人生を波瀾万丈にしてしまうピーン!ですから、良い子のみなさんにはお薦めいたしません。
(死ぬ時には、面白い人生やったな、と苦笑いできるかもしれませんがネ)
高塚光さんのことは、まったく知りませんでした。
スプーン曲げが流行った頃は、バリバリの脳外科医でしたから、そのようなTVは見ませんでした。
この1ヶ月間に何冊かのご著書と映画を見て、高塚光さんのヒーリングを私なりに理解しました。
ピーン!が導いてくれて、たまたま開催されることになったヒーリング体験会に当選!して、昨日の出会いに繋がったのです。
私の手は絶頂期の藤本蓮風先生の手のコピーです。
「ちょっと手を出してごらん」と言われて両手を差し出すと、蓮風先生が自らの掌を合わすように置いて下さいました。
その時、両手から肩まで温かい電撃が走り抜け、そのビリビリ感は明くる朝まで続きました。
それ以降、経絡経穴の陰陽虚実を感じ取る手の感覚が数百倍、数千倍も精妙になり、今に至っています。
高塚光さんのヒーリング体験会では、身体のどこか一箇所、悪いところをヒーリングしていただきます。
私は・・・元気だし、痛いところもないし・・・そもそも動機が「高塚光さんの手をコピーしよう」ですから・・・内なる声に耳を傾けることにしました。
「右手が重く、疲れている(詰まっている?)」
右手へのヒーリングをお願いしました。
順番が来ても、高塚光さんとご挨拶もお話する時間もありません。
「右手ですね。どこが痛みますか?」
「患者さんをいっぱい触ってきましたので・・・」
「はい、わかりました」
右手でそっと私の右手をとられて、左手は右肩に置かれ、目を閉じて静かに集中されました。
高塚光さんのエネルギーは、とても柔らかく・温かく感じました。
触っていただいた瞬間から、右手〜右肩までビリビリと痺れてはいましたが、掌でフワッと包み込まれている安心感がとても心地よく、身を委ねることができました。
やがてその痺れは私の中の抵抗であり、それを手放すと、高塚光さんのエネルギーとどんどんシンクロしていくのが分かりました。
免疫力を高めるということは、細菌や癌細胞への攻撃力アップと防御力増強なわけで、それも争い・戦争なのです。
経絡経穴の反応点が感じ取れるのは、そんな免疫力の戦場を触れることができるだけだったのです。
鍼灸を施術するとは、そんな戦場で、援軍を出して戦力増強したり、敵に占領されたところを爆撃したり、兵站線を確保したり・・・すべては「戦い」だと気づきました。
漢方薬も同じです。陰陽虚実のバランスをとる・・・バランスをとる=「戦い」だったのです。
左手はこれからもこの「戦い」を担っていてくれます。
右手はこの「戦い」が重かったのです。本来の、神さまが意図した使い方ではなかったのです。
高塚光さんの手でヒーリングしていただきながら、そのエネルギーの源を覗いてみました。
まず見えたのは、宇宙の「愛」
そして、その「愛」は、生きようとする力、生命力でした。
左手が攻撃でも、右手は守備ではなかったのです。
左手からエネルギーを出して、右手で受けるでは軽くすることは出来ても、治せなかったのです。
後遺症のある部位、難病奇病や癌は、生きようとする力、生命力が弱くなっています。
そしてこの宇宙のダークマターには、この「生きようとする力、生命力」がみなぎっています。
この「生きようとする力、生命力」を患者さまの波動に、経絡経穴に、氣血水に、メンタルにも肉体にも行き渡らせてあげるのが高塚光さんのヒーリングだと感じました。
自分が一度、宇宙の「愛」である「生きようとする力、生命力」に触れてしまえば、後はいつでも患者さまに触れた手から、その「生きようとする力、生命力」が自然に患者さまの中の必要としているところへと流れ込んでいってくれます。
その際、治してあげようという想いも、治りますようにという祈念も、もちろん我欲も、邪魔になります。
高塚光さんが何度も言われている「ただ無念で」はこういうことだったのです。
今日、さっそく香港からの家族旅行中の8才の子供さんが腹痛と熱発で来院されました。
見立て(腹診と脈診)は、軽度の急性虫垂炎です(多分、白血球数6〜7000位)
お薬も処方しましたが、
反応点の右大巨(ST27)に10分あまり、ヒーリングの右手を置きました。
顔色と舌色も見る見る良好になっていき、少し硬かったお腹も柔らかく&温かくなっていくのが分かりました。
来られた時と帰られる時の違いは明らかに「生命力」の回復でした。
これは明日からが楽しみです・・・早速、癌患者さまのご紹介もありました。
神さまが放たれたピーン!に見事に命中です。