2016年8月13日土曜日
ごきげんさん 2016.8.13.
「子供の時からの喘息が大人になってから、ますますひどくなってきました。ステロイドは使いたくありません。何とかなりませんか?」とのお問合せです。
大丈夫です。まずは診せていただきましょう。
喘息の患者さまの腹診をすると、いつもその悪血と冷えの酷さに驚かされます。
ステロイドを服用されている患者さまは、ステロイドが水をさばくので、さすがに水毒は深層へと沈んでわかりにくくなっています。
免疫抑制剤を服用させられている(←ステロイドではないですよ、と騙す医者の多いこと)患者さまは・・・氣血水が暗黒のカオス状態です。
女性はひどい便秘で苦しんでいる喘息患者さまも多いです。(喘息男性の便秘も珍しくありません)
やせ型の方ですと、お腹の上から硬く冷たく重い大腸が触れます。
悪魔のイモムシのような鉛の大腸です。
そこに住んでいる腸内フローラたちは間違いなく全部、暗黒帝国の超悪玉菌軍です。
経穴経絡で言うと、滑肉門(ST24)・天枢(ST25)・大巨(ST27)です。
どの経穴も幾多の経絡を介して全身にその害を波及します。
今は喘息ですが、これからどんな病気が起こってもおかしくない状況です。
腸内フローラは、人の性格も支配します。
「喘息性格」と言って、喘息の患者さまは、なぜか懲りません。治療や服薬を続けない性格です。
ひどい喘息発作になって、救急搬送されて、気管内挿管されて、生死の境をさまよって・・・何とか生還できたら、以後、ちゃんと薬は飲みますよね、普通は・・・。
なぜか喘息の患者さまたちは・・・飲まない。
なぜだろう?? そんな性格だから喘息になるのかな?? と思っていました。
腸内フローラが人の性格を支配する。 これで謎がとけました。
本人の問題ではなく、腸内フローラが暗黒帝国だったのです。
いくた漢方で治そうとしても、完全に治りきらない・・・
薬剤を投与すればするほど、わけのわからない悪化に陥ってしまう・・・
腸内フローラも合わせて治療しないとダメだったのです。
腹診で経穴経絡を診ます。
腹診で夢分流打鍼もします。
腹診で腸内フローラも診ます。
食事指導も合わせて致しますので(もちろん ゆるゆるな食事指導です)ちょっと時間はかかりますが(半年〜1年)腸内フローラも一緒に治していきましょう。
P.S.
Q:アトピーも治りますか?
A:治ります。喘息もアトピーも同じですよ。大丈夫です。