2016年8月18日木曜日

ごきげんさん 2016.8.18.

「この冬、受験です。大切な夏休みだとわかっているけれど、勉強に集中できません。何とかなりませんか?」とのお問合せです。 10代に「小食療法」はお薦めできません。食べ盛りですからね。 あと半年ですから、今からグルテンフリーや玄米食を始めるのもムリです。 勉強に集中できない子供には、やる気が高じてイライラや焦りで集中できないタイプと、やる気が湧いてこないタイプがあります。 陽実と陰虚のようですが、腹診&脈診でしっかり奥まで診ていくと、どちらにも冷えがあります。 冷えが悪血や水毒を招いているケースも多いです。 便秘や肩こり、足腰の冷え、生理痛や生理不順、下痢症などがあれば、それを踏まえた漢方治療で、冷え・悪血・水毒を治していきましょう。 オリンピックの選手には漢方薬はダメですが(ドーピングに引っかかります)、受験はOKです。 葛根湯は肩こりの特効薬であると共に、コーヒー以上の「目がパッチリ!(眠気スッキリ)」効果があります。 便秘や冷え、生理痛などがあると、いくら頭が良くても集中力と判断力が鈍ります。眠気にも襲われやすくなります。 3ヶ月あれば、便秘や生理痛、冷え症はそこそこ治せますので、冬の受験には間に合います。 男性の下痢症も早い時期から治しておきましょう。受験当日、電車の駅のトイレから出てこられなくなって遅刻アウト・・・は悲しいですから。 鍼灸もよく効きます。 漢方薬は冷え・悪血・水毒を除去するのが得意ですが、氣を動かすのはちょっと苦手です。 鍼灸は、この氣を補ったり、動かしたりするのにとても長けています。 鍼灸を週1〜3回続けていけば、記憶力も理解力もアップしていきます(個人差はありますよ)。 何より精神的な落ち着きを得られます。余裕です。 メンタルな落ち着きは、集中力を生み出してくれます。 受験には余裕がとても大切ですからね。 鍼灸の最中は、とても眠くなります。どうぞ 眠って下さい。 治療の後は、頭がリフレッシュされているので、記憶キャパシティが拡大しています。 鍼灸治療後には、記憶モノの学習がお薦めです。 漢方鍼灸治療を受けていると、免疫力&自然治癒力がアップするので、試験前に風邪を引いたりはしなくなります。 どれだけ成績優秀でも試験当日に高熱&下痢&咳などがあると、実力を発揮できませんよ。 風邪を引いてから慌てて医院に駆け込んできて、今日中に完治させて欲しい!と言われても、なかなかに難しいです。 塾に通うのと同じく、体調管理に医院へ通う人は、本番で最高の能力を発揮してくれるので、2ランク上の学校も狙えます。 試験本番の数日前〜前日には「脳活点滴」があります。 最終の模擬試験前に「脳活点滴」の効き具合を試してみるのもいいですね。 これで合格まちがいなし! P.S. 治療を受けにいく時間がありません・・・ 朝7時から30分間の治療です。交通(地下鉄)の便も最高に良いので、早起きして通院しましょう。 朝、早起きできる学生の方が合格率も成績も断然良いことは明らかです。 ほらね、これで合格まちがいなし!