2016年8月7日日曜日
ごきげんさん 2016.8.7.
オリンピックが始まりましたね。
4年前 何をしていたかな? と振り返ってみると、
この4年間は「高校ー医科大ー脳外科医」の大変革期と並ぶ「第二の人生のスタート」だと実感しました。
第二の青春そのものです。
そして、ガンも同じ「第二の人生のスタート」であり、
「第二の青春」を楽しめる人が自然治癒するのだと分かりました。
一昨年の秋、医院が焼失してしまって、神さまから強制的にリスタートを強いられました。
ガンの患者さまも同じですよね。ある日、突然、「あなたはガンです」と宣告されてしまいます。
「余命○○ヶ月です」と時間の詰まった砂時計を渡されてしまいます。
私は「残金○○円です」とお金の砂時計を渡されました。
時間とお金はコインの裏表ですね。
火事の翌日から、「火事になったのは、神さまからの次のステップへ進めという天恵だ。さぁ 次はどうしよう」と動き始めながらも、医院休院の事後処理に4ヶ月かかりました。
「今のままではダメだ。まずは自分がステップアップしなくては」と思い、自己啓発本の作家、中谷彰宏先生に相談したり、中谷塾へ通い始めました。
マナーや姿勢など、たくさんのことを学びました。
マラソンに例えるなら、
最初は遠くに中谷先生の背中が見えるだけの後方第二集団でしたが、次第に第一集団に追いつき、中谷先生のハアハアな息づかいが感じ取れる余裕が生まれ・・・すると、更に先にはもっと早い集団が見えてきて、一気にペースアップできました。
ここまで引き上げてくださった中谷先生に感謝&感謝です。良きペースメーカーでした。
ガン宣告を受けた患者さまも、生活や仕事、生き方が一変する中で、多くの別れがありますが、第二の人生のスタート」だと自覚していれば、新しい出会いと自分磨きの勉強のワクワク感でどんどん前へ進んで行けます。
私はこの間、実家で開業する、出雲でホスピスをする、船医になる、(もう歳だから)楽チン勤務医になる・・・試行錯誤を繰り返しつつ、ちょうど1年前のお盆の頃に、心斎橋と繋がりました。
繋がったご縁が天恵なら、不思議とうまく現実化していくものです。
癌患者さまも、治療法や養生法をいろいろ試行錯誤しながら、これだ!と心身共に納得できる医療者にちゃんと出会えるようになっています。
開業して順風満帆・・・甘かったぁ。人生最大の困窮に晒されました。
それでもね、天恵だと信じること・感謝の心を日々持ち続けることで、土壇場でいつも必ず誰かに助けていただけます。
癌患者さまも同じです。再発したり転移したりの悪化の試練に晒される時期もあります。
人生最大の激ヤセや脱毛、気弱・・・第二の人生のスタートはなかなか難産です。
もうダメだ、もう死んじゃう・・・お母さんの温かい子宮の中でのほほんと育ってきた赤ちゃんが狭く窮屈な産道を通る時もきっと同じことを思っているのでしょう。
だからこそ「第二の人生のスタート」なのです。
ガンという試練の時期に出会う人たち、助けてくれる人たちはソウルメイトであり、神さまから使わされた使徒です。
心斎橋の新医院にも、ソウルメイトや使徒を実感できる患者さまが来て下さっています。
皆さん、なにがしかの天恵・メッセージを持ってきてくださいます。
この第二の人生のスタート直前の試練には「臨機応変」が必要です。
昨日までの自分に固守しないこと。
自分をオープンにすること。
感謝と愛が自分の生命エネルギーであり、生かされ見守られている絆です。
すると、「私のガンは治る」がリンゴが木から落ちるように当たり前になってしまいます。
ニュートンが生まれる前からずっとリンゴは木から落ちていました。
ニュートンがそれに気づいて、それが当たり前になりました。
「ガンは治る」も同じです。
ガンは第二の人生のスタートだと気づいた方は、もう大丈夫ですよ。