2015年8月27日木曜日
おはようさん 2015.8.26.
昨日は、東京中谷塾「声の出し方塾」に参戦してきました。
名古屋塾の俳句読みでダメ出しをいただいたことへのリベンジで、「留守電の入れ方」をお題に持って行きました。
では「声塾」のキモをご紹介しますね。
グループワークは、仮説と質問が大事です。
仮説とは、前回習って、こうじゃないかな?と自分なりに編み出したもので、そこから生まれてきた疑問が新たな質問となります。
ただ高い声は、アニメ声です。
大人の女の声にするには、声の倍音を使います。同時に倍音を出すこと=響きです。
普段の声よりも下へ持って行くと、上の音が出てきます。
倍音を出せると、高音が出ます。
音域が広いと、高音も低音も出ます。
低音と高音が出ると、SEXY声になります=心地よい声です。
良い声は、三角形(下が底辺の)
悪い声は、逆三角形(上が底辺の)=上が強くなるとキンキンした声になります。
姿勢が悪いと、逆三角形の声になります。
良い声を出すには・・・まず耳を鍛えましょう。そのためには・・・
1)正解を聞くこと。
2)遠くの小さな音を聞くこと。
耳のセンスのない人は、近くの音しか聞こえません。
遠くの良い音を聞きましょう=自然の音は心地よい音が多いです。
人工の音は、音の響きが少ない。
音1:響き9が良い声であり、心地よい音です(教会の鐘の音)
声を響かせるためには、身体の緊張を取りましょう。
=肩が上がっていてはダメです。
肩のおろし方・・・
1)肩を上げて、下ろす。
2)つま先立ちしている時は、肩が落ちています。
身体の下半分は揺れていても、上半分は停止したままの姿勢がGOOD
=脇の下でぶら下がっている感じです。
抑揚をつけると、早く聞き取れるようになります。
=音がぶつかり合わないから。
ここから留守電の入れ方・・・「おくやまです」
「お・・・・す」=前後を強くすると2拍子読みになる=行進=打楽器
「 す
ぉくやまで○ 」
ハミングの声の出し方が最も心地よいので、これをイメージしていきましょう。
弦の声・子守歌の声の出し方です。
細く入っていく < > すると相手が安心できます。
1)弦楽器でやる。
2) < > でやる。
留守電の入れ方は、「小さい声で、安定して、高く」を意識します。
下手な人は、強弱強弱強弱・・・
プロは、弱強弱強弱強・・・
シェークスピアは、弱強を5回繰り返します=ペンタグラム
はひふへほ の摩擦音は、強弱にするとキツく感じます。
読む時は、絵作りのイメージが大切です。
ホースで水をまく時のイメージで声を出します。
プロは軽く歌うから、ズドンと胸に入ってきます。
幼さ=肺活量の小ささが出ています。
雨あがりの そらに おおきな
↗ ↗ ↗
聞いている人も情景が見えるように。
語尾の音を上にするか、下にするかで、後の意味が変わってきます。
ありがとう
↗( )この間が残像になります。
医者の会話も、この残像が大切です。
まず絵を自分で作りあげることです。
絵が決まると、読み方は自然に決まります。
しました
しまし○ 音の出ない「た」を持つことが大事です。
最初の一行を何度も繰り返して読んでいくと、その作品の解釈が見つかってきます。
冒頭、中谷先生に「どんな声になりたいの?」と聞かれました。
(仕事柄・・)「信頼される声」と即答しました。
「良い声」と漠然としかとらえていなかったけど、「どんな声」をしっかりとイメージしていかないと、確かに身体も声帯も神さまも的を絞れないですものね・・・昨日一番のダメ出しでした。
「美人」とか「かわいい女」と言っても、人それぞれ イメージが違いますもの。
具体的なイメージが何事でも大切なのですね。