2015年5月17日日曜日
おはようさん 2015.5.17.
今日は蓮村誠先生の医師・歯科医師のためのアーユルヴェーダ脈診体験会のお手伝いをしてきました。
蓮村先生のレクチャーのmy noteをご紹介しますね。
・どんな人も、その人固有の体質があります。
体質は、その人の健康を知る上で大切です。
例えば、虹彩はひとりひとり、指紋のように異なります。
アーユルヴェーダでは、虹彩で身体のどこに、どんな異常があるのか、わかります。
・脈診で生命情報を入手します。 男=右手 女=左手
・アーユルヴェーダ脈診は、とても論理的で体系化されています。
=自分で練習していけば、知識が広がっていきます。経験則ではないので、誰でも出来ます。
・アーユルヴェーダ脈診では、どのような病気を引き起こすかが分かります。
=過去の病気がわかります&新たな病気も予防できます。
・脈診のキモ
1)男=右手 女=左手
2)基準点は橈骨頭の中枢側から示指・中指・薬指を当てる。三本の指に均一に圧を加えましょう。
3)示指が手先
4)必ず座って脈に触れます。
5)ただ感じる・無邪気に感じましょう。
=脈診の基本は「感じる」こと。ただ意識をそこに向けること。
=感じるとは、意識がただ見ていること。
脈診でわかること
ドーシャ・バランス(生理機能を司る配置)
消化力の程度・・・13のアグニがあって、身体の中のあらゆる変換を支配している。
免疫力
病気の慢性度
体質
精神の強さ
適合性
食生活
消化力が低下すると、人の言うことが理解しにくくなる。感情の処理が出来なくなる。
消化力があると、感情にとらわれなくなる。
消化しきれなかったものがアーマ:このアーマを診ることで、身体のどの臓器がどのくらい悪化しているのかがわかります。
体質とは、その人の根底のもの。設計図。
精神:3つの要素:グナを持っていて、人のこころの成長度によって、その3つのグナの優性度が変わります。
=その人を知る・・・精神の安定性・成熟度がわかります。
適合性:サトミア=適合性がとれている。
アサトミア=適合性がとれていない・・・例:アレルギー反応
食生活:何を食べているのか? どんな生活をしているのか?
=生理機能におけるサイクルにどのくらい調和しているか?
=必要な食事をどれくらい取り入れているか?
脈診の恩恵
1)病気の予防・・・病気にならないようにする。
人間の病気には7段階ある。これを脈診で診ていく。
1~4は西洋医学では健康に入る。5~7が西洋医学的な病気。
=アーユルヴェーダでは、病気になる前段階がわかるから、病気を防げる。
2)病気の真の原因の追及と根本治療
3)自然治癒力の活性化
=患者さんの脈に触れることで、その患者さんの自然治癒力を高めることができます。
脈診で診る生命の層構造
表層の脈:オージャス(免疫力)の程度を診る。
=健康状態・病気への抵抗力
中層の脈:7つのダートゥ(人間の主要組織)の代謝状態
深層の脈:体質=その人の設計図を診る。
病気は表層から起こって、深層に入っていきます。
脈診は、まるごとのその人の生命力のあり方を診ます。
ということで、7月から脈診研修会:基礎編が始まります。
ご案内も載せておきますね。
医師・歯科医師のための脈診研修会は、全15課からなるコースです。
基礎編は第1課~第5課までです。
日程:
第1課:7月19日(日曜) 脈の触れ方、最表層の脈の取り方
第2課:8月16日(日曜) オージャスの価値とその質の触れ方
第3課:9月20日(日曜) 表層の脈の意味とその取り方(強さと質)
第4課:10月18日(日曜) ドーシャのバランスの取り方
第5課:11月15日(日曜) ドーシャの乱れの解釈の仕方
すべて時間は午後4時~6時です。
会場は、本日と同じく、CIVI研修センター新大阪東6F
定員:10名
費用:162000円(税込み)
お問い合わせ・お申し込みは「マハリシ南青山プライムクリニック」へ
電話:03-5414-7555(火曜~日曜の9:30~12:00 13:30~17:00)