2017年10月1日日曜日

ごきげんさん 2017.10.1.

吉方旅行に行くならぜひ温泉へ。 陰陽師西谷泰人先生の教えです。 温泉宿はいいですよね。身体の浄化&リフレッシュができます。 温泉旅行には和朝食がついてきます。 一日1食な私も旅先では朝食をいただきます。 温かい白ご飯に味噌汁・・・白ご飯のGI値って最悪だけど、どんな反応が出るかな? と自己観察してみました。 明らかに血糖が乱高下してるのがわかります。 眠気と集中力の低下が急激に襲ってきました。 それを防ぐために甘い物(飴玉)を摂ると、頭が冴えてきたように感じますが、しばらくするとまた低血糖のサインが現れます。 そして何よりお腹が減ります。 昼ご飯 まだかなぁ〜 状態です。 普段の一日1食では、低血糖サインも昼の空腹感も感じません。夕食までバリバリ仕事が出来ます。 胃が小さくなっているので(=正常の胃のサイズ)、昼食を摂ると夕食時は何だか腸で食べ物が渋滞しているのを感じますが、夕食を目の前に出されると・・・食べてしまえるのです。 食べ出したらイケイケどんどんで、デザートまで完食! 怖いですねぇ。 自然医学の食養生の立場から言えば、 朝食を摂るー昼食も摂る で血糖は乱高下しながら、平均血糖値は上がっていきます。 夕食後ー寝る前には、もう立派なプチ糖尿病です。 夜眠っている間、身体:特に膵臓と腸は徹夜で消化吸収モードを働かせます。 朝、やっと血糖を正常化したのに、また朝食が・・・やがて膵臓と腸は過労で倒れ、脳と自律神経・免疫系は糖漬けになります。 もうひとつ。胃腸の消化吸収モードと排泄モードも狂ってしまいます。 1食すると最低でも3時間は消化吸収モードになります。 3食すると少なくとも9時間は消化吸収モードです。 体毒 特に食毒と薬毒を排泄しなくては、病は治りません。 出来るだけ排泄モードにしておきたい・・・少食や断食療法が万病に効くのは、この体毒排泄モードが強化されるからです。 朝食をニンジン+リンゴジュースにしたけど、お昼にはお腹が減って我慢できません、という方も多いですが、それだけ身体、特に脳が糖漬けになっているという証拠です。 2泊3日の断食体験会の後、心身も意識もこれまで味わったことのない爽快感・明晰感を得られる方が多いですが、これも体毒排泄モードが強化された善き効果です。 ただし、その後が大切ですよ。 いつもの3食生活に戻ると、数日で体毒たっぷり&全身糖漬けの身体に戻ってしまいます。 体毒と糖漬けで曇った意識&濁った感性には、体毒と糖漬けが「達成感と浄化&元気!」な幻覚をもたらしてくれるので、断食効果がずっと続いているかのように感じてしまっている方も多いです。 毎朝の尿は、そんな体毒&糖漬けの幻覚に騙されません。 3食生活の朝尿は、とても不味いです。身体がとても嫌がっているのがわかります。 そして自然と昼間の空腹感を抑えてくれます。乱高下した血糖をなだめてくれているかのようです。 弱った体毒排泄モードも蘇らせてくれます。 自然と「今日は断食しよう」という気にさせてくれます。 少食療法&断食療法と尿療法は、とても密接に関係している「自然医学」なのです。