2017年2月8日水曜日

ごきげんさん 2017.2.8.

「成人型アスペルガーの夫が50歳を過ぎて、アスペルガーの困ったところがとても目につくようになってきました。これから老年期を迎えると思うと、悲しくも、哀れにもなります。漢方鍼灸治療でアスペルガーの悪化を遅らせることはできますか?」というお尋ねをいただきました。 中高年のアスペルガーやADHDは、とても多いです。 左利きより多い?と思うくらい「普通に」見かけます。 軽度の外交的アスペルガーやADHDの方は、事業に成功して中小企業の社長さんになられたり、有名なカメラマンやコピーライター、音楽家、画家、陶芸家などに大成されています。 芸術方面に伸びた方は、老年期に入って、アスペルガーやADHD気質が誇張されても、それが作品の良い味となって(ご家族は大変ですけど)ご本人の人生的にはCOOL!と言えるかもしれません・・・多分、ご本人に病識は皆無でしょう。 社長さんは、経営的にも戦略的にも困ったちゃんになります。 進化はもちろんのこと、進歩さえ出来なくなってしまいます・・・会社が危機的状況に陥ってきても・・・ご本人に病識は皆無です。 ご自分のこれまでの経験値や狭い視野の中で固まってしまって、時代遅れになってしまいます。 まわりの忠告やアドバイスを「聞く耳を持たない」ので困ってしまいます。 やがてはドンキホーテとなります。 東洋医学的治療法は、老化=腎虚ですので、補腎の漢方薬ということになるでしょう。 もちろん、氣血の消長具合によって漢方薬は変わります。 「刺絡療法」も最適な治療法ですので、お薦めできます。 元々のアスペルガー気質やADHD気質を和らげる効果も大いに期待できます。 アスペルガーもADHDも困った気質が強くなりすぎると、交感神経の過緊張状態に陥ります。 癌、胃潰瘍、脳卒中、心筋梗塞、不眠、イライラ、怒りっぽい・・などの症状を未病で防ぐことができます。 初回は嫌がるでしょうが、2,3回「刺絡療法」をやってみると、気分がスッキリすることをご本人が一番よくわかりますので、定期的通院加療に持ち込むことも容易でしょう。 「漢方治療+刺絡療法」で、ご家族もご本人もハッピーな善き老後を楽しんでいただけます。 老化自体を若返らせてしまう「成長ホルモン療法」もお薦めです。 漢方治療+刺絡療法+成長ホルモン療法は、特に芸術方面に進まれたアスペルガーやADHDの方には最強の治療法となります。 いつまでも素晴らしい作品を生み出すために 育んできた芸術的才能をますます開花させ続けていくために これは天職であり天命です。 この3つの療法は、天に見初められ、天命を拝受した方への天恵なのです。 (天はこの世の数多の皆さんに、ちゃんと声をかけてくれています。悲しいかな、ほとんどの方が天命を辞退されます。せっかくのチャンスなのに・・・。天に選ばれるのでなく、天からの声に「はい、やります!」と素直に純真に答える人が稀なのです。)