2017年2月23日木曜日
ごきげんさん 2017.2.23.
「成長ホルモン療法にとても興味がありますが、「癌が増える可能性がある」ところが気になっています」という声を頂いています。
抗加齢医学としての成長ホルモン療法が始まって25年が過ぎ、アメリカでは1万人以上の方が行い、すでに不老医学として確立されています。
成長ホルモンと癌の因果関係ですが、前立腺癌、子宮癌などホルモン依存性の癌の増大を促進するという意見は今でも残っていますが、成長ホルモン投与と癌発生&増大に明かな因果関係は認められない、という報告も増えています。
訴訟大国のアメリカでの話ですから、訴訟に勝てるだけの臨床データーが出てこない=癌化を促進するとは言えない、と推察されます。
成長ホルモンを使うと、体中で若返り反応が出るのだから、癌があれば、当然、癌も若返って急速に増大するだろう・・・と25年前にほとんどの医者が予想しました。
例えば、前立腺には60才なら50%、80才なら90%の頻度で癌があることが分かっています。
60〜80才は、最も成長ホルモン療法をやりたい年代です。
実際に私も半年以上、成長ホルモン療法をやってきて、時々、前立腺が以前よりも腫れているな、と感じることはあります。(血尿はないので、大丈夫!と放置です)
50%の高頻度?で前立腺癌があるはずな私ですが、今のところ、癌症状はありません。
前立腺の腫れを感じるのは、心身が元気な時です。疲れている時、特に精神的ストレスが大きい時は、張れは消えています。
このことから、単に男性ホルモン活性化が前立腺肥大を促しているだけ?と考えています。
小人症の子供への成長ホルモン療法で、当初は白血病が増えると言われてましたが、その後の疫学的検証で、否定されています。もちろん他の小児癌が増えることもありません。
思うに・・・
60才〜80才の方々が成長ホルモン療法で、10才〜20才分 若返ると、日々ルンルンで生きるのが楽しくなってしまいます。
60才以上になると、どうしても老化を感じてしまいます=否応なしに「死」を意識してしまいます。
〜やりたい! でも歳だから。。。 と周囲から言われ、本人も後ろ向き&ネガティブ思考になってしまいます。
老後とは、あきらめること。 になってしまいます。
免疫力&自然治癒力&生命力が60才からどんどん弱くなっていくのは、実はこのような「あきらめ」が大きな要因ではないか? と思います。
世界の百寿村の男性は、80、90才になっても子供を授かるのが当たり前でした。
亡くなるのは癌死ではなく、老衰(自然死)です。
「英雄色を好む」で元気にバリバリ仕事をこなしている男性に癌が多いでしょうか?
腹上死や脳卒中、心筋梗塞は多そうだけど、癌死は似合いませんよね。
身体もこころも若返る。もちろん癌も若返るかもしれないけれど・・・
それ以上に免疫力&自然治癒力&生命力が若返ります。
やりたかったことをやれる! あきらめないで、これからでもチャレンジできる!
それだけで 生命力>癌 になるのではないでしょうか。
おまけに・・・月1回の薬剤交換時に「刺絡療法」をして、自律神経・陰陽氣血水のバランスを整え、免疫力&自然治癒力の更なるアップをプレゼントしています。
癌を見つけるよりも、癌にならないような免疫力にしてしまう。 そんな成長ホルモン療法を目指しています。
明石家さんまさんの座右の銘が「生きてるだけで丸もうけ」から「わくわく死にたい」に変わったそうです。
癌になることを心配して余生を送っても「死にたくない」と叫びながら「ビクビク死んじゃう」でしょう。
「わくわく死ぬ」には、その日まで「わくわく生きる」が必須です。
60才を過ぎて、80才になって・・・どうしたら「わくわく」生きられるでしょうか?
私はひとつの答えを持っています。それが「成長ホルモン療法」です(ちょっとドヤ顔(;^^)ヘ..)