2017年2月3日金曜日

ごきげんさん 2017.2.3.

日の出の時刻が7時を切って、分単位で早くなってきました。 お日さまも元気になってきて、春の光が空いっぱいに広がってきました。 今日は節分。明日からは春ですね。 頭のてっぺん 百会(GV20)を身体の軸とすると、「つむじ」と百会の角度差は、地軸の傾きと一致することに某先生が気づかれて、つむじへの刺絡がとても効果的なことを発見されました。 キリストや仏様の光背も、つむじの角度と同じだそうです。 もちろん百会は氣血を整えるのに最重要な経穴であり、クンダリーニが天空に突き抜けていくチャクラですが、「つむじ」も同様の働きをしていることは鍼を実践してみると明白です。 百会は陰の氣が天に向かって流れ出ようとしていて、「つむじ」は陽の氣が天から流れ下ろうとしているように感じます。 すると光背は、身体から放射された聖なる光ではなく、 宇宙のダークマター(ダークエネルギー)から光:光背が生じて、「つむじ」に向かって吸い込まれて、身体に入った途端に氣血に変化しているのかもしれません。 頭蓋骨は主に呼吸による髄液の干満運動によって、わずかですが規則正しい収縮&膨張を繰り返しています。 これとシンクロするように、百会から陰氣が出て、「つむじ」から陽氣が入る陰陽が繰り返されているのでしょう。まさに小宇宙ですね。 睡眠薬や精神薬、消炎鎮痛剤などは脳を凍えさせます。 陽氣も陰氣も供給排泄が滞ってしまい、脳神経系から全身に体毒・悪血・邪気が広がります。 左脳の使いすぎは交感神経の過緊張を生み、脳幹の疲れは副交感神経の過緊張を招きます。 これら自律神経系のアンバランスは、免疫力&自然治癒力を低下させて、万病の元になります。 百会や「つむじ」の閉塞は、脳だけでなく身体とこころの老化を促進してしまいます。 「成長ホルモン療法」に月1の「刺絡療法」を加えたのは、百会と「つむじ」経穴の疎通が若返りにとても大切なキーポイントであることに気づいたからです。 (もちろん癌予防にもなりますからね) 「刺絡療法」をはじめとする鍼灸治療は、このように草木の根に当たる坤元から整えていく療法です。 「至れるかな坤元、万物資りて生ず」です。