2015年11月1日日曜日

おはようさん 2015.11.1.

今日は一昨年秋に亡くなった父と昨年秋に亡くなった母の納骨式でした。 弟君が奔走してくれて、それは立派なお墓が出来上がりました。 式の前に実家を少し片づけていて、アルバムをたくさん見つけました。 父母の若い頃、私と弟君の幼い頃、家族旅行や入学式の写真もありました。 孫たちとの写真の父母は、どれも満面の笑みでした。 自分の3ヶ月や1才、2才、3才の頃の写真を見ると、何だか不思議な感じがしますね。 どの写真を見ても、父母の深い愛情が感じられます。 それは自分が親になった時もそうだったから、今、ひしひしとわかるのかな。 人生をここまで58年分、生きてきて振り返るから気づくこともあります。 団地の隣部屋の幼なじみの女の子とよく遊んでいたことは覚えていましたが、名前も顔も忘れていました。 アルバムには、なんと1才で一緒にスッポンポンで行水して、仲良く抱き合ってお昼寝してる「初体験」な証拠写真もありました(;^^)ヘ.. そうかぁ 俺の初体験はあの時かぁ。。。 幼稚園-小学校-中学校と、なぜか女友達の方が多かった私のなぞ?が解けた気分です。 3才の頃の仲良くお手々つないでお散歩してる写真や得意げに三輪車に一緒に乗っている写真を見ると、その女の子のお顔はかわいい丸顔・・・なるほど・・・だから今でもなぜか丸顔が好きなんやなぁ(例:NMBの「は~こちゃん」) これって幼少期の刷り込みだよね(;^^)ヘ.. アルバムには母の書き込みもありました。 若い母を微笑ましく見守る息子って、次元超越していて面白い感覚です。 そこに・・・ありました! お名前が!・・・「由美ちゃん」 うわぁぁ なるほどなぁぁ (以下、企業秘密(^^ゞ) その団地は7才の時に引っ越したので、それ以後、由美ちゃんとは会っていません。もちろん消息も知りません。今、どうしてるのかなぁ。きっと・・・ ・・・やろうなぁ。 アルバムには昭和30年代のスーツを着た父の姿もありました。 それがとってもカッコいいのです。 ハンサムやしね。 今年、中谷塾で服装と姿勢を直して、やっとイケメンな父を追い越せたような気がしています。長い道のりやったなぁ。 昭和30年代に35ミリフィルム版の写真がたくさんある。それも明らかに母が撮った写真が・・・ということは、母はかなりの写真好きだったということもわかりました。 父は国産ローライを自慢げに首から提げている写真が何枚かありましたが、真四角写真は少なかったので、やはり父は自慢屋さんだけやったんやなぁ。 この血筋も私の中に流れています。今は表に出ないように封印できていますが、若い頃はこの血で結構恥ずかしいことをやってしまっていました。 父は反面教師役ですね。 母の隠れた写真好きの血も私の中で息づいています。これはOK うれしい血です。 自分の幼い頃の写真を見返すと、ただ懐かしいなぁ、だけでなく、そこに今の自分を創り出しているきっかけのようなモノや親から引き継いだ血を見つけ出すことができますよ。 インナーチャイルドのトラウマ云々の精神論に逃げ込むのは簡単だけど、底なしの闇しかありません。闇から出てこられなくなります。 自分の幼い頃のアルバムを見返してみると、 父母に愛されていたんだなぁ、 父母も親となった自分も同じやなぁ、 これは血筋やったんやぁ、 これは刷り込みやったんやぁ、 で、しゃぁないなぁ と笑えてしまいます。許せちゃいます、自分も父母も。 みなさんも実家の古いアルバムをコソッと見返してみては、いかがですか? 素晴らしい気づきがきっと得られますからネ。