2015年11月17日火曜日

おはようさん 2015.11.17.

今朝、医療器械屋さんから機材の見積がFAXされてきて、お値段をみて・・びっくりドンキーでひっくり返りそうになりましたが、そこはナカタニアン。新医院の診療イメージの方が借金金額より勝ったので即決してOK返事を返しました。 ホッと安心している患者さんの顔とニコニコしているスタッフと自分の顔が決め手です。 新医院の医療器械のほとんどは血液検査の器械です。 外注に廻さなくても、採血して5~10分で結果が出ます。 古い医院でも赤血球と白血球の数、貧血の有無を測定する器械を使っていましたが、今回は肝臓・腎臓・脂質・糖尿・炎症も測定できるようにフォーメーションしました。 今でも大病院は即日に血液検査結果が出るようになりましたが、それなりに待たされます。 クリニックではまだ外注のところが多く、結果は明後日・・・なんてことになります。 これまでは数日前の(~下手をすると1ヶ月前の)検査データーで治療してきました。 お薬も生活指導も「過去」を基準に決めていたわけです。 その場での検査結果は「旬」です。「今」の状態が数値に表れています。だからこそ、「今」必要なお薬や生活指導ができます。 「過去」を基準にした診察と「今」を基準とした「明日へ」の診察とどっちがいいですか? 疲れが取れない・・・脈診と漢方診でどこが悪いのか? 何が原因なのか?は分かりますが、それだけでは普通の?患者さんたち(特にエビデンス信者の男性諸氏)は安心できないでしょう。 血液データーで「肝臓も腎臓も糖尿も大丈夫ですよ。ちょっと糖尿の気が出てるからカロリー控えめにネ。これはムリしすぎの疲労です」と付け加えると安心してくれます。 漢方やアーユルヴェーダ脈診の生活指導を患者さんの納得袋の中に貼りつける糊みたいなものですね。 心斎橋界隈でも美容形成クリニックなどで自由診療の点滴(主にビタミン点滴)をしているところが多く、すでに値崩れ競争に陥っています。 本質やポリシーがないと(愛もね)値崩れ競争になることは、あらゆる業種で見てきました。 新医院の点滴治療には「今を診る」というポリシーがあります。 「明日の未病」を治します。 時間の価値がわかってる人たちは、健康の価値もわかっています。 時間と健康がお金も余裕も生み出していきます。 そんな人たちが大阪に居るのか?・・・これは正直、時々心配になります。 でも、今回の血液検査器機を揃えるアイデアも最近、降ってきたものです。 そして、とてもスムーズに決まっていきました。 これは天命でしょう。 きっと時間と健康を求めている人たちがいると思います。 今日は雨。 前から気になっていたベランダ菜園の冬支度を日没までやりました。 野良仕事の最後に春のチューリップと水仙たちを植え込みました。 今年は球根を植え込みながら、春の新医院で笑っている患者さんの顔が浮かんできました。 スタッフたちも喜んでくれています。 春花を愛でる余裕と気品のある患者さんたち・・・いいですね。 球根たちもがんばって、善き花を咲かせてくれそうです。 とっても楽しみですね。