2015年11月20日金曜日
おはようさん 2015.11.19.
11月19日。
1年前の今日、門真の医院が火事でなくなりました。
50代後半に訪れた災難だけど、ガンや脳卒中や交通事故ではなく、火事で一から始める、という第二の人生のスタートだと思いました。
神さまが次のステップを用意してくれている、という確信がありました。
門真で医院をやって18年目。
もう十分にがんばった、自分にごくろうさまと言える気持ちがありました。
夏頃からかな・・・もうここともさようならかな・・・とフッと思うこともありました。
だからこうしよう!という未来ビジョンは持っていなかったけど、漠然とした予感ですね。
火事で燃える医院を見ながら、「これは次へ進むチャンスだね」と、たまたま居合わせた顧問税理士さんと話したのを鮮明に覚えています。
そして今日までの365日。
自分がこれほど大きく変わった一年は、これまでありませんでした。
出雲にホスピスを作りたいという想いが、火事の心労を忘れさせてくれました。
とりあえずの夢があったから、鬱や引きこもりにならずに済んだのです。
春になって30数年ぶりのご開帳で地元の人たちと触れあってみて、ホスピスの夢は自分の手で棚上げ出来ました。
これも神さまが火事からケアーするために用意していてくれたのだと思います。
3月に入って、ずっとファンだった中谷彰宏先生の中谷塾へ通い始めました。
開業医に甘んじていて、すっかりダサい田舎モンになってしまっていたことに愕然としました。
これではいかん!と一念発起させてくれたのも、やはり神さまだと思います。
服装も姿勢もマナーもダンディに磨かれていきました。
行動半径も大阪中心だったのが、東京、出雲、福岡、そして帯広・・・日本中どこでも駆け回れる機動力をいただけました。
これらも神さまが仕組んだことです。
マラソンに例えるなら、第二集団から先頭を走る中谷彰宏先生の背中をずっと追っていたのが、気がつけば中谷先生と併走していた感じです。
そして、これも神さまが用意していてくれたとしか思えない不思議なご縁で、心斎橋に新医院を開業することになったのです。
この一年、たくさんの別れと出会いがありました。
そのどれもが神さまの縁結びです。
これからもたくさんの人たちに支えられ、助けられていくでしょう。ありがたいことです。
第二の人生には、夢も希望もありません。
ただ、天命に従って頑張っていくだけです。
天に生かされている。ただそれだけで生きる悦び、生かされる感謝で満ちています。
天には、もっとダンディになりなさい。あなたの助けを待っている人たちがいますよ、と言われているような気がします。
大丈夫、私についてきなさい、と背中を押されています。
来年の今日、私はどんなことをここに書いてるのかしら?
この一年がまったく想像もつかない波瀾万丈な年月だったけど、
明日からの一年はきっと・・・もっとすごい一年になると思います。
もっとすごい一年になれ!と叫んでいる自分が、頼もしくもあり、愛しくもあり。
(ええかげんにせんかい!とツッコんでいる自分も(;^^)ヘ..)
これからの一年も、乞うご期待!なのです。