2015年11月12日木曜日

おはようさん 2015.11.11.

今日は11月11日 0655で数字の1が「今日は年に一度の俺の日だぁ!」と叫んでいました。 そして今日は、犬の日スペシャル。 朝からこういうノリが好きです。 11月に入ってから、なぜか心療内科の患者さんたちからの「新医院はいつからですか?」というお問合せが増えました。 なぜやろう?・・・そうか!11月やからかぁ! そうです、例年、年末が近づくにつれて、心療内科の患者さんの症状が悪化するケースが多く見受けられていました。 世の中が年末の喧噪や慌ただしさを華美にイメージさせる方向へと動いていきますからね。 心療内科の患者さんたちの焦り・イライラ・失望・不安・悲しみ・・・もどんどんヒートアップしていきます。 家に閉じこもっているほど(ネトゲやパチンコも同じ)症状は悪化します。 仕事を一生懸命している人たち&今を生きている人たちは、年末に向けてのこのウェーブに乗っていけます。 ポジティブな人たちは、よりポジティブになれるわけです。 この一年、ネガティブだった人たちは負のスパイラルです。 以前はこの時期だけ、お薬を増やすことで乗り切っていたけれど、多剤投与禁止になって、きっと精神科のドクターたちも手を焼いていることでしょう。 中谷彰宏先生の中谷塾の塾生さんたちを見ていて、 ネガティブ・スパイラルの人たちもいます。 毎回、わかった&気づいた!なんだけど、 ちょっとずつは前進はしているのだけれど、 やっぱりネガティブを悩んでいます。 ネガティブから抜け出すのって、そんなにも大変なんだ、と塾生さんたちから教わりました。 中谷塾に参加するような「ポジティブ」な人たちですら、うちなるネガティブから抜け出せずに悩んでいるのに、心療内科の患者さんがネガティブから抜け出す、生まれ変わったようにポジティブになる、なんてことは極めて稀でしょう。 中谷塾の塾生さんを含めて、前を向いている人たちには、アドバイスしたり年の功の智恵をしゃべったりして、ポジティブに生まれ変わるお手伝いをすることはできます。 哀しいかな、心療内科の患者さんたちは、後を向いています。 ポジティブシンキングで前を向いているふりをしている人たちもいますが、その反動のうちなるネガティブが強すぎます。 新医院の標榜科目は「内科」だけです。 心療内科は診ません。 どうしても、と言われれば、自由診療30分・60分の枠をお取りいただきます。 もちろんビックリされるくらいの診療費をいただきます。 新医院の向かいには、あのLOUIS VUITTON専門店があります。 本物のヴィトンのバッグを買ったら、とても大切に扱いますよね。 雨に濡れたら、ずぶ濡れの自分よりも先にバッグを乾拭きするでしょう。 傷がつかないように、いつもちょっと気にかけて持ち歩くでしょう。 1回の診察で得られた気づきやアドバイスをヴィトンくらい大切にして欲しいのです。 保険診療は、1000円のビトンバッグです。 濡れようが汚れようが平気です。 だって、また買えばいいじゃん。 本当に治りたいのか?と100人に聞けば、100人とも、治りたい、と答えます。 だったら、このように生活を改めなさい、まずこれから始めなさい、とアドバイスすると・・・ 「でも・・・」と100人が言います。 保険診療は「でも・・・」ばかりで、ちっとも良くなりません。 自由診療では「でも・・・」と言いかけた言葉を飲み込んでしまいます。 だって、ここで「でも・・・」と言ったら、もったいないもの。(高額治療費がムダになるという人間心理) 高級ホテルの1万円ランチで真っ白な大皿にたこ焼きがひとつ、うやうやしく乗って出てきたら・・・これは絶対に味わって食べますよね。 そして、絶対の絶対に美味しいと言います。だって、ひとつ1万円のたこ焼きだもの。 帰って自慢します。あのたこ焼きは最高やったとネ。この時の顔は間違いなく、笑顔です。 こころの病気がヴィトンなのかビトンなのか・・・ヴィトンなら治る可能性があります。 ビトンなら・・・精神科&心療内科のお薬を飲み続ければいいのです。 その判断は患者さん自身がしてくれます。これが「生き金」パワーなのです。