2008年5月28日水曜日

星風通信 200528

勉強だ。忍耐だ。
『断じてなす』と決めれば必ずできる。
 できないのは、自分には無理だと決めつけているからだ。
 そして命がけでないからだ。
 ひとたび志をたてれば10回や20回の失敗が何だ。
 失敗は、実は失敗ではない。
 『そっちへは行くな』と教えてくれる道しるべなのだ。ヒントなのだ。
 だから失敗するたび成功に一歩近づいているのだ。

      サミュエル・スマイルズ

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うわぁ、なんだか体育会系なメッセージですねぇ。
言っていることはスピリチュアルの王道だけど。
前向きにぶつかっていっての失敗は、失敗じゃなくって、成功へのヒントだと思います。
前向きに考え抜いたつもりで失敗しても、そうかぁ、そんな手があったんだぁ、と神さまの見事さに敬服して、自分の見識や世界観が成長していくのがわかります。
失敗したらどうしよう、と逃げ道ばかりを考え抜いても失敗してしまいます。すると、もう退路を断たれてしまった、どうしようもない、助からない、と人生をあきらめて・・・これはスピリチュアルとは正反対だから置いといて・・・。

引き寄せの法則や願望成就の呪文を唱えてみても、すぐに叶ってしまうことはありません。
今日もうまくいかなかった、どうしてなの? なぜ神さまは助けてくれないの?
そんな愚痴を言いながらも、今日一日に起こった小さなシンクロを思い出して、その意味を感じ取ることがお勉強です。
今日一日にだって、小さな幸せや奇跡がけっこう起こっているのに気づけて、それを活かして、感謝できるようになれば、ある日突然に大願成就するでしょう。そこまでが忍耐ですね。
気づきと感謝のお勉強が進んでくると、忍耐だった日々が「断じてなす」の確信に変わります。
毎日、こんなにもたくさんのシンクロや奇跡が身の回りに起こってくるのだから、間違いなく願いは叶います、という自分への信仰に変わるのです。
そして、大願成就する頃には、もう失敗も成功もない、すべての起こりが一点に収束してきた、ただ「在る」という事象がぽっかりと浮かんでいるのが見えてきます。あとはそれをそっとつかみ取るだけですね(手を伸ばさなくても、意識の目が向いただけでこちらへ近寄って来てくれる感覚です)。
私があなたで、あなたはあの人で、みんな同じだよ、は人のワンネスですが、すべての起こりが収束してきた「在る」という事象は、できごと・事象のワンネスと言えますね。