2008年5月18日日曜日

星風通信 200518

新しい秩序へと変わってゆく前に、
混乱はきちんと認識され、
体験されることが必要である。

ヘルマン・ヘッセ

*****************
山川亜希子さんとのお話会で、
スーザン・ヘイワードさんの一連の「知恵の言葉」の本のお話も出ました。
亜希子さんもこの本を元にエッセイを書いていたことがあるとか・・・。
私も数年前に、この本の1ページを直感で引いて、メッセージからの思いを書いていたことがあります。
今回、もう一度、今の思いを書いておきたい、と思いました。
変わらないところ、気づきがあったところ、???なところ、いろいろと自分自身で再発見するのが楽しみでもあります。
辻邦生さんは「たえず書く人」だったそうで、私も「たえず書く人、語る人」になりたい、と思います。
私が持っているものの中で、みなさんに心から分け合えるものは、さまざまな気づきだけです。
勝手な思いですが、いつか、だれかの心に届いて、喜んでいただければ幸いです。
*****************
引き寄せの法則を本気で使っています。
この宇宙全体にも、自分の中の宇宙にも(どちらも同じ宇宙なのですね)、今、叶えたい夢を語り、自分のまわりの世界が変わる覚悟を宣言しました。
おかげで、これまでの世界が急速に終焉へ向けて動き出しています。
これまで順調だと思っていた仕事に、胃が痛むような反省がいっぱい押し寄せてきました。
これまでの人生の成果をすべて失う不安や恐怖も、失望と落胆も、焦りや怒りも、ネガティブなものが何度も容赦なく押し寄せてきています。
スピリチュアルな道を歩んでいなかったら、落ち込んだ普通の中年男性のように人生に失望して、死んでいたでしょう。
スピリチュアルとは、どんな状況でも、それは自分で呼び寄せたもので、順調であって、それをちゃんと乗り越える力をすでに備えているんだ、と思える人です。どんなネガティブな状況でも、哲学者のように、そこから気づきを得ようとする人です。そして確かに、ネガティブだと思える状況の中から、とても貴重な気づきを得ることができます。
人生をリセットしたくなる(自殺したくなる)ようなネガティブな状況だからこそ、「失うことのない幸せ」(=生かされている:必要とされている嬉しさ、生きている喜び、思い・動くためのエネルギー:愛)を感じたり、「今を精一杯に生きる」だけではインナーチャイルドが支配するエゴ・ワールドから脱皮できないこと、夢を語ることが好き勝手に走り回っていたエゴをきちんと整列させることができることに気づくことができました。

新しい秩序へと変わってゆく前に、
混乱はきちんと認識され、
体験されることが必要である。

今日、引いた言葉は、まさしく今の自分の状況そのものでした。
今は混乱が押し寄せてきています。それを逃げないで、しっかりと体験すると、これまで思いもよらなかった気づきに出会えます。
混乱が来て、体験から気づきがあって、だからこそ、近未来に新しい秩序が訪れることがわかります。
自分を信じて、夢のヴィジョンを持ち続けていれば、地震や台風のようにすべてを失うことになっても、必ず夢が叶うでしょう。
夢や希望は、人間に与えられた至高の光なのですね。