2008年5月23日金曜日

星風通信 200523

「君にそんなことができるはずはないよ」と
  あなたに言ったのは誰ですか?
  その人は、あなたの限界を定める資格を持つほど
  大きな成功を収めたというのでしょうか?

       ナポレオン・ヒル

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多いですねぇ。
「できるはずない」「むりだよ」「やめとけよ」
「失敗するぞ、どうするんだ」「バカなことはよせ」

スピリチュアルはチャレンジだ、と書きましたが、
チャレンジしようと宣言したら、まぁ、9割以上のネガティブな声が返ってきます。
不安や恐怖やネガティブな思いのすべてを勇気を出して、内なる声に素直に従って乗り越えてチャレンジしようとしている本人が本当は一番不安なのです。
いくら目に見えないシンクロやメッセージを感じ取っていても、一番うれしいのは、生身の人間、特によく知った人たちからの生の声援なのです。
背中をポンと押してくれる力強い手がうれしいのです。

神さまは絶対に「あなたの限界はこれです」なんて言いません。
私たちは誰もがなりたいものになれるし、あらゆる才能を持っていることは、宗教・教義・人種・時代を超えて、たくさんのマスターたちが語っている真実です。
神さまが「やればできる。大丈夫だよ」と言ってくれているのだから、人間が「それは無理だ」なんて言えるわけがありませんよね。

内なる声は、ある日突然に聞こえてくることがあります。
するとそれまで順調だった仕事や人間関係や健康が急にチグハグになって、悪いことばかりが起こるようになります。
内なる声が導く方向に踏み出すまで、例え破産しようが、独りぼっちになろうが、病気で死のうが、容赦なく悪いことが起こり続けます。
破産寸前になったときに、本当に大切なものに気づき、永遠に失うことのない幸せを知るでしょう。
独りぼっちに陥って、淋しくて悲しくて、もうどうにもならなくなったときに、最後まで自分を信じてくれている人がいたことに気づき、人の言葉に耳を傾けることを学ぶでしょう。
病気で苦しみ、死を目の前に感じたときに、生きる喜びや今を生きることの意味を知るでしょう。
どん底での気づきを得られたら、事態は急転直下で改善していきます。それは周囲の人たちからは魔法や奇跡が起こったように見えるかもしれませんが、当の本人だけは、その奇跡の意味がよくわかっているので、元気いっぱいで新しい道を歩んで行きます。
そして、不可能を可能にしてしまうのです。

人生を生きるとは、前へ歩むことです。
立ち止まっているのも自由。
うしろ向きのままで座り込んでいるのも自由。
神さまはあなたがあなたの人生をどのように使っても、絶対に怒りません。
人生を終えたあとで、優劣をつけて評価したりなどしません。
ただ、生きるということは前へ進むことです。
今を生きるとは、今日の一歩を前へ踏み出すことです。
それはある意味、チャレンジです。
だから、スピリチュアルとは今を生きることでもあるのですね。