2016年4月6日水曜日

ごきげんさん 2016.4.6.

飛行機の旅で慢性腰痛が悪化したので「痛みクリアー点滴」をして欲しいと、2週間前に受診されたお年寄りが再診されました。 「その後、どうでしたか?」 「いやぁ とてもよくなりましたよ。特に最初の3日間は痛みが完全に消えて、身体全体が軽くなりました。その後も、あまり痛みませんよ」 と、笑顔でお答えいただきました。 「痛みクリアー30点滴」では、同時にCRPと赤血球・白血球・血小板数から炎症反応を診ます。 前回は炎症反応が強くありましたが、今回はゼロに回復していました。 Hba1cの糖尿病検査も同時に行いますが、こちらは元々の糖尿が悪化していることが判明しました。 「田舎で美味しいものを食べてきたでしょう?」 「はははっ、バレましたか」 こういう食事指導の方が、実はこころに刺さるので効果的なのです。 慢性腰痛などの疼痛症は、局所の炎症による直接の痛みと、脳の痛み中枢のリエントリー(痛み電気信号の暴走状態)が大きな原因です。 痛みクリアー点滴は、局所にも脳にも働きます。 経口のお薬では、胃腸障害(特に胃潰瘍が怖い)を引き起こすだけでなく、腸内細菌群を悪玉優勢にしてしまい、免疫力を低下させてしまいます。 旧医院時代から大好評だった「痛みクリアー点滴」です。 整形外科やリハビリ、整体で治らない慢性疼痛に、ぜひお試しいただきたい療法です。