2016年4月16日土曜日
ごきげんさん 2016.4.16.
深夜の熊本大震災の本震は、直前に目が覚めました・・・あの阪神大震災の時と同じです。
グラッグラッ ユサユサと揺られながら、東南海地震が来た!と思いました。
TVをつけると、またしても熊本が大惨事です。
これはただ事じゃないと感じています。
東南海地震来襲をリアルに感じ取ったからでしょうか
今朝から気持ちが凜としています。
いつでも救命救急医として始動するスタンバイモードに入っています。
脳外科医時代に救命救急医としてMUSTなことは、しっかりと身につけてきました。
緊急気管切開3分、心停止下IVH挿入1分の腕前でした。
自宅のすぐ近くに区役所と大きな公園があります。
東南海地震の際は、ここが区民の避難場所になります。
いざという時には、ここへ駈けつけます。
医院スタッフの大下さんもこちらへ駆けつけてくれる手筈になっています。
手術道具もない、検査器械もない、が当たり前だった若手脳外科医時代に
それでも目の前の患者さんを今、助けなければ・・・で創意工夫と決断力を鍛え上げられました。
何もない状況下で何とかする・・・経験値も引き出しもたっぷりあります。
大震災発生後3日間に最大限の力を発揮できる野戦病院向け医師ですが、
きっとお役に立てると思います。
・・・そんな老兵がお役に立つことがないことを祈っております。