2016年4月25日月曜日
ごきげんさん 2016.4.25.
尼崎列車脱線事故からもう11年になります。
あの事故でご主人を亡くされた方に「光の前世療法」をしました。
亡くなられた夫との再会がテーマでした。
夫と光の中で再会され、言いたかったこと、聞きたかったこと・・・しっかりとお話されました。
光の中での再会は、自分の願望、自分で作っているようにも思いますが、
抱きしめられた時の柔らかい感覚、ほのかな温もり、懐かしい香りで
やっぱり会いたかったあの人だと確信されます。
このご主人が亡くなったのには、深い意味がありました。
ご主人は、事故列車に乗らない運命もあったのです。
ご夫婦にはひとり娘さんがいました。
ご主人ととても仲良しの娘さんです。
この娘さんには、事故の数年後に白血病になる運命が待っていました。
ご主人が事故にあわない運命と、娘さんが病気で亡くなる運命はリンクしていました。
ご主人が事故死すると、娘さんは白血病にはなるけれど、骨髄ドナーが見つかって元気になる運命でした。
ワークで光さんに、そこを何とかならないのか?と何度もお願いしましたが、
その選択は、ご主人自らが選んだ運命でした。
何度その人生を繰り返しても、ご主人は同じ選択をされました。
運命のその朝、駅へと急ぐご主人を招き入れるように、目の前のすべての信号は青になり、間に合わないはずの電車に笑顔で乗られました。
ご主人と娘さんとの間には因果応報はありませんでした。
光さんはそれを「無償の愛」だと言いました。
娘さんは大好きな父親からいただいた「無償の愛」を、これからたくさんの人たちと分かち合って生きていくのが天命でした。
11年経った今でもきっと、この娘さんはお父さんから授かった「無償の愛」を多くの人たちと分かち合いながら笑顔で暮らしてくれていると思います。