2015年11月30日月曜日
おはようさん 2015.11.30.
今日から新医院への医療器械の搬入が始まりました。
心電計が入っただけで「クリニックやわぁ」な印象になるのがおかしいですね。
30年前の救命救急センターにあった器機以上の(レントゲンは除く)性能を発揮してくれます。
まさに西洋医学と東洋医学の融合聖地です。
わざわざ医院に来るということは、ご自分でどこかおかしいと感じているからです。
その不安を安心に変えてしまうことから治療は始まります。
「大丈夫」という言葉だけで安心してくだされば良いのですが、「だって、人間だもの」・・・やっぱり何か自分が納得できる証拠を求めてしまいます。
目に見える証拠。
左脳で理解できる証拠。
それは西洋医学の独断場です。
心電図や血液検査は、そんな西洋医学の王道。風神&雷神です。
左脳型の不安を一気に払拭してくれます。
そして「今、知りたいことを今すぐにお知らせする」ことができる時代になっています。
不安を何日も持ち続けなくてもよくなったのです。
不安はストレスです。
それだけでホルモンや免疫力にダメージを与えます。
精神的にも元気を奪います。
だから「不安をできるだけ早く取り除いてあげて、元気に帰っていただきたい」との想いで器械を選びました。
もちろん保険診療の枠内では、さまざまな縛りがあります。
月一回しかダメとか、確定病名がないとダメとか・・・
新医院では、保険診療での血液検査も保険が決めた範囲内で行いますが、主に自由診療の患者さんのための検査という立場に立っています。
この前、新大阪駅内のスタバで「ここのコーヒーは高い。コンビニでは100円だぞ!」と怒鳴っているお爺さんがいました。
スタバでなぜ400円のコーヒーに並ぶのか?
ホテルだと1000円以上はしますよね。なぜ?
我が医院のライバルのリッツカールトンだと・・・いくらだろう?
この1年で、私自身の立ち位置、住んでる世界が大きく変わりました。
まるで別の星に来たかのようです。
100円コーヒーの世界でしのぎを削っている病医院がほとんどだった世界から、ホテルのコーヒーへとシフトしたわけです。
(美容形成やレーシック眼科もやはり100円コーヒーの世界です)
自分も本当にコーヒー好きで、どうやったらこの超美味しいコーヒーをお客さんに楽しんでいただけるだろうか?
そんなピュアーな想いが満ちあふれているのがホテルコーヒーの世界です。
今、リッツカールトン大阪やスタバ1号店がワクワク&ドキドキしながら立っていた同じステージ袖に我が新医院も立っています。
もうすぐ幕が上がります。
初ステージ。
お客さんは・・・6人だけかもしれません。
それでも頑張れる勇気は秋元康さんとAKBたちにいただきました。
ステージに立ってしまえば、後は思いっきり歌って踊って楽しむだけです。
それが「ごきげんさん」
みなさんも「ごきげんさん」になっていただきたいと願っています。
おはようさん 2015.11.29.
昨日の大阪中谷塾は、遠足塾「難波編」ではカリカチュアを描いていただきました。
皆さんからHoteiさんや!と誉められて有頂天でございます。
プライベート名刺に使おうかな。
この名刺をゲットした方は大吉になりますよ。
大阪中谷塾のレジメです。
金運塾から・・・
「稼げる人は、細かいところにこだわる」
ひとつ細かいところにこだわれたら、他のところも細かくこだわれる。
「ごくろうさま」は上から目線の言葉です。
「稼げる人は、他業種の話を参考にできる」
同業種からは客単価は上がらないので、価格競争になる。
「稼げる人は、税理士に嫌われない」
税理士をバカにしていると嫌われる。
「稼ぐとは、実を取ること」
名前にこだわっていたら稼げない。
不良顧客は受けない。
税理士の仕事
1)節税
2)経営アドバイス・・・初期投資の増大にストップをかける・ランニングコストの計算
3)お金の考え方を教わる
4)相続・・・兄弟げんかの仲裁
5)弁護士・司法書士・会計士のネットワーク
知識は徐々に消えていくが、考え方は残る。
お金の考え方を持っている人が稼げる。
借金が平気なら、事業を立ち上げられる。
(借金でビクビクする人はサラリーマンの方が良い)
知識→体験→考え方
勉強で知識をつけて、それを体験して、考え方になる。
実力より収入が少ない時、その人のブランド・信用が増えていく=最も稼げる人
認定書ビジネス(名取りビジネス)は、認定した人に責任が回ってくる。
健康塾
太るー運動:運動量の自己申告は全くあてにならない。
運動力は個人差が大きい。
ジムは運動の習慣をつけるところ。
ジムが免罪符になると運動力が減ってしまう。
普通の運動が大切=毎日の運動
「運動」を「歩く」「階段」に言葉を置き換える。
階段は無料のジム。
階段を一段上る度に若返っていく。
階段の下り=筋力アップ
階段の上り=心拍数アップ
大股で歩くよりも、頭を高くして歩く。
昼休みのごはんで歩く範囲を広げる=日々の行動半径を広げていく。
良いドクターと出会うには、健康に関心のある人とお話する。
食べた後の行動で、脂肪になるかどうかが決まる。
歩くこととジョギングは脳にとっては同じもの。
食べた後に動くと燃焼モードになる。
フランス人はジョギングしないが、食後にとてもよく歩く。
運動すると気分が良くなる=「歩いた人は、ごきげんさん」
(立ち止まっている人はイライラが継続する)
朝から歩くと、自分の気分も相手の気分も良くなる。
10分歩くと脂肪燃焼モードに入る。
太ってる友だちの友だちはやっぱり太っている
その人の友だちを見ると、健康も運動力もわかる。
1)ジャンクフードに誘わない。
2)ダイエットの邪魔をしない。
3)勝負は一品目・・・一品目をヘルシーにすると、後のオーダーもヘルシーになる。
締めの一品も大事=次の店が決まる。
選択肢がある時、不健康な人は不健康な方を取る。
人間は食べているものを好きになる=不健康なものを食べている人は不健康になる。
デスクで食事を摂ると不健康になる。
PCの前で食べると太る。
嫌な人と食事すると太る。
淋しい女は太る。
健康になる=前向きなアイデアが浮かんでくる。
恋愛塾
男性が言われて嬉しい言葉20
・こんなの初めて
・何でもしってるのね・・・「教えて」と続ける
・かっこいい・・・男は具体性は要らない。「かっこいいって大変ね」と続ける。
・頼りになる
・好きすぎてもうダメ
・一緒にいるのが一番楽しい
・ステキなお仕事ね
・何かドキドキする
・顔を見たらホッとした
・やさしい
・内緒だよ
・鍛えてるんですか? 何で鍛えてるの?
・気が利くよね
・**の前だと素になれる
・自分からは初めてよ
・オーラ ありますね
・**さんにだけしか言えない
・好きにしていいよ
・タイプです
女性が言われて嬉しい言葉は無限にある
・やさしいね
・スタイルいいね
・仕事ができるね
・かわいいね
・頭がいいね
・美人だね
・好かれてるね
・信頼されてるね
・センスあるね
・品があるね
女性には必ず返しがある「どこが?」
「幸薄い女性」からは男は離れていく
自分が幸薄いと見られていることに気づかなければダメ
品があると幸薄くは見えない。
幸薄いは不幸とは違う(貧乏と貧乏くさいの関係)
男から初めてのことを教わった時(うんちく・説教・アドバイス)
「そうなんですか」は反論でNG
「そうなんですね」がOK
男は声を小さくするだけで優しくなれる。
男の普通の声は、女からすれば怒られているように聞こえる。
=相手に衝撃を与えないように話す。
女子の普通の声で男に喋ると、キーキー言ってるように感じる。
あう・あわない
あう=一緒にいて、ストレスがない=雑談が楽しい
雑談は目的や意味が存在しない ー質問は交渉
相手を引き出すために雑談をする。
質問しないで、相手の好き嫌いを探るのが雑談。
雑談で大切なこと
1)もっと一緒に話したいと思えること
2)その人の好きなこと・嫌いなことがわかること
=相手の価値観がわかることが大事。
2015年11月26日木曜日
おはようさん 2015.11.26.
今日は朝から雨の中を書類と印鑑を届けに中之島まで行ってきました。
がんばってると、まわりの人たちもがんばってくれますね。
保健所の立ち入り検査を明日、迎えることができました。
許認可の大きな山を越えることができます。
明日は発注したり、宅配に出したりしたたくさんの荷物たちが新医院に到着するので、朝からテンヤワンヤです。
夜のNHKカルチャーセンター梅田の中谷彰宏先生レクチャーまで体力&気力が持つかしら。
クロネコ引っ越しさんは、やはり向こうの入力ミスだったみたい・・・今日は3時ギリギリに来ていただけたので、蓮風先生の鍼治療を受けに行くことが出来ました。
こんな時こそ、達人の鍼が要りますよね。
天枢(ST25)への鍼で気持ちよくウトウトしながら「そうか!こうやって週一回でも受けたくなる治療、明日からとても大切なお仕事があるから、そのために今日はどうしても治療して欲しかったと思える治療を新医院でもやらなくちゃ。がんばろう!」と思いました。
今日も空き時間に、高野登さんの「リッツカールトン 至高のホスピタリティ」を読破しました。
中谷塾レジメ風にアンダーラインしたところをご紹介しましょう。
「人のために」「お客様のために」という言葉を全部なくしたのです。そして、「人の立場に立って」「お客様の立場に立って」という言葉に総入れ替えしたのです。「誰々のために」という発想そのものが、実はものすごく上から目線だということに気づかされたのです。・・・本当に相手のためを思ったのなら、相手の立場に立つしかないのです。
「自分のものさしを捨てる」・・・相手のものさしで見るという覚悟を決めることです。
何か物事を見たときに、「誰の目線で見ているのだろう?」「誰のものさしでそのことに感動しているのだろう?」と考えてみることはとても大切です。
自分の中で「このようにしてあげたらいいに違いない」と思ってやっていることが、意外にも当たっていないことが多々あるということです。
共通言語があれば、仕事にブレが生じない。
感覚を整え直すということを「共通言語化させていく」という表現をします。英語ではコモンランゲージと言いますが、この部分が働いている仲間うちでそろっていると、仕事にブレが生じません。そこから重力が生じてくるからです。
夢・ビジョンを実現する。世界一を目指しているのです。みんなでまず日本一のホテルになると決めました。クオリティ、つまりホスピタリティで日本一になるという目標を立てました。
成長というのは、トルネードの中で、グルグル回らされている立場から、自ら一緒になってトルネードを巻き起こす立場になっていくことです。この立場にならないと、夢の中に巻き込まれていることにはなりません。夢に振り回されるのではなく、夢の中に巻き込まれていくためには、価値や楽しさといったものを、自分も一緒になって感じること。ここがスタート地点、つまり、原点です。
「遊び心」とは、「奥ゆかしいゆとり、余裕」のことです。
「一番大事なことは?」「社員の成長と幸せを実現することです」
「私どものホテルにいらっしゃるお客様は紳士・淑女です。そのお客様をおもてなしする私たちも紳士・淑女でなければなりません。ここが召使との違いです」
レディース&ジェントルメンとは、もっとも卓越したものを大事にする人たちのことです。社員である自分たちも、自分の仕事に誇りを持ち最高のものを追求し続けることを通じてレディース&ジェントルでありたいという宣誓文なのです。
トップやリーダーと呼ばれる人には、常に最も大事なものを大事にし続ける信念があるのだと思います。
出来ない理由を探さない。この覚悟を決めてから「目の前にあるものは何でもやってみよう、できるかどうかはわからないけれど、何でもやってみよう」という気持ちになり・・・
ここまでで半分・・・明日朝は早いので、今日はここまで。
おはようさん 2015.11.25.
今日は午後から(時間未定で)クロネコヤマトの単身赴任お引っ越しパックで旧医院の荷物を新医院へ運ぶ予定で、朝からせっせと荷造りしてました。
新医院は旧医院の1/3の広さなので、古い書類はダメ、要らない本もダメ・・・とダメ出ししながらの仕分けです。
昼には無事に荷造りを終えて・・・待てど暮らせどクロネコさんは来ません。
6時頃にピンポーンで、来たか!と思ったら、宅配のクロネコさんでした。
玄関先に出した段ボールの山を見ながら、「クロネコ引っ越しさんを待っているです」と振ってみても「混んでますからねぇ」と冷たく逃げられて。。。
結局、夜9時になっても連絡もなし。あれまぁ。
FBでは「単身パックではよくあることです」と言われて、なるほどなぁ。よくあることかぁ。
昔から引っ越し運は最悪でした。
アートさんにはズタズタにされ、
ペリカンさんにはボロボロにされ、
クロネコさんにまで無視されて。。。(唯一、ゾウさんの堺引越センターは良かったです)
そんなわけで、今日の午後はずっと自宅待機でした。
トイレもドアを開けて、ピンポーンが聞こえるようにして。
おかげさまでずっと本を読んでました。
今日はリッツカールトンの高野登さんの「たったひと言からはじまる信頼の物語」「一瞬で心が通う言葉がけの週間」を読破できました。
どちらも付箋しまくり・・・新医院のホスピタリティについてのアイデアが満載されていました。
実体験に裏打ちされたアドバイスは響きますね。
すべての業種がリッツカールトンをライバルにする気持ちがよくわかりました。
もちろん我が新医院も・・・リッツカールトンのセンター奪い取ったんでぇぇ!です(*^^)v
この本を読みながら、新医院の明日の何気ない日常が浮かんできました。
患者さんもスタッフたちも笑顔で生き生きとしています。
賑やかではないけど、患者さんとスタッフのお話がはずんでいます。
患者さんもスタッフもとても礼儀正しく、姿勢がシュッとしている姿が印象的です。
患者さんたちはもちろん治療も受けているけれど、実はスタッフたちとお話をするのが一番の「ごきげんさん」の源だと感じています。
スタッフみんなのベクトルがひとつになっているのがよくわかります。
患者さんを楽しませ、悦ばせ、ごきげんさんにしてしまう魔法をいつも考えています。
新医院のモットーは「ごきげんさん」
スタッフのごきげんさん波動が患者さんをごきげんさんにします。
患者さんのごきげんさんは、社員も家族もごきげんさんにします。
すると、ごきげんさんなお金が善循環して入ってきます。
院長がまず「ごきげんさん」の種火となって、毎朝、スタッフのごきげんさんモードに点火しないとね。
どんどん夢と希望が湧き出してきます。
これぞ「ごきげんさん」ですね。
「ごきげんさん」に感染したい方は、どうぞ新医院へお越しくださいませ。
こころからお持ちしております(*⌒▽⌒*)
2015年11月24日火曜日
おはようさん 2015.11.24.
今日は新医院の消耗品・・・トイレットペーパーにボールペンに領収書や入出金伝票や洗剤や・・・アスクルさんのHPの頭からシッポまでチェックしながら27日の内装工事引き渡しの日に持ってきていただけるように発注仕事だけで、暮れました。
前もってやっても、きっとオープンしたら、あれがない&これがない!になることはわかっていますが、それでもちょっと余裕でやった方がパニックにはならないでしょう。
なんだか小学校の遠足前日を思い出しました。
おやつとお弁当の具材・・・何にしようかな?と一番ウキウキしている楽しい時間ですよね。
起業された方々は、こんな猛烈に大変な心労と忙しさの中で、実はニヤニヤしている自分がいたことを覚えてるかな?
マラソンのランナーズハイに似てるかもしれません。
傍から見ると、とても大変で辛そうに見えるけど、やってみると・・・確かにその通りなんだけど、でもやってよかった!またやりたい!な快楽麻薬があるのが起業の醍醐味です。
これまでの人生から新しく生まれ変わってチャレンジ&ジャンプしようとすると、必ず足を引っ張ってくる人たちや出来事が現れてきます。
(前回の時もそうでした・・・経験値は強みですね)
これまで散々世話になっておいて・・・
ずっと迷惑をかけておいて・・・ そんなことを言ってきます。因縁ですね。
まだ死んでいないこの時点で、この人生を振り返ってみて、いただいたものより与えたものの方が大きい人って、いるのでしょうか?
野球で言えば、今の私は7回表・・・かな。
点数は9:3で負けてます。
9点はお世話になったり、迷惑をかけたりした失点です。
まぁ3点くらいは、世の中に返せているかな。
だから9:3
神さまはいつでもコールドゲームを宣言できます。
私自身、年齢的にもそろそろ終わりかな?と思っていました。
点差も点差だしね。この人生はまた負け越しでした、トホホ で終わると思ってました。
病気や事故で死んじゃうのは、神さまのコールドゲーム宣言か、生き急いで9回を終えてしまったか、です。
9点取られたピッチャーなのに、神さまは続投を指示してくださいました。
そんな時、これまでの9点をグジグジと反省して落ち込んでいたらどうでしょう。
もう怖くて投げられませんよね。
慎重にボールを置きに行って、7回も満塁ホームラン!打たれちゃいます。
神さまは思いきって投げてこい!と背中を押してくれています。
だったらこれまでのことは忘れて、一からのつもりで思い切って投げるだけです。
9回裏が終わってのスコアーはわかりませんが、ロッカールームに戻ってから、神さまと反省会をすればいいのです。
せっかくいただいたチャンスなのだから、思い切って投げる。思いっきりバットを振る。
今、やるべきことはただそれだけでしょう。
外野席のヤジは気にしないで(どうせネガティブ酒に悪酔いしてる輩だから)
今、やるべきこと=それは神さまと一緒にやるべきこと を精一杯やっていくだけだと思います。
最近、私と会ったり話したりすると元気が出るわ、と言っていただけることが増えました。
それはきっと、私と同行二人の神さまパワーを浴びているからだと思います。
神さまパワーは、みなさんの中のポジティブ波動を高めてくれます。
皆さんの魂の波動が輝きます。
野球でもありますよね、勝利の流れを引き寄せるって。
ビクトリーの流れも波動です。神さまの善き波動です。
新医院の一番の目玉は、実はこの「神さま波動」なのかもしれませんね。
乞うご期待!
2015年11月23日月曜日
おはようさん 2015.11.23.
先日、FBでヒョイと見つけた鎌田實先生の「超ホスピタリティ」を読みました。
副題は「おもてなしのこころが、あなたの人生を変える」
昨日の東京中谷塾遠征の新幹線で読んだ「言葉で治療する」・・・帯は「医療者の言葉しだいで、治療の日々が天国にも地獄にもなる。衝撃の現場を紹介しながら、鎌田医師が心と体が立ち直っていく言葉を具体的に提案する」と一緒に鎌田ワールドの感想を述べます。
まず本当に衝撃的だったのは、心ないトンデモ医者がこの世にとっても多い現状です。
旧医院時代の18年間に、近隣の病院のドクターたちの対応が悪くなっていることには気づいていました。
しかしそれは地域柄で、まさか日本中に起こっている悲劇だとは思ってもいませんでした。
鎌田医師はそのトンデモ医師たちが増えた根本原因を医療費削減政策のツケだと明言されていますが、私もその通りだと思います。
そして大いに反省させられたのは、私自身もその医療費削減政策の影響をモロに受けていく中で、トンデモ医師のひとりになっていたかもしれない・・・もっと酷いのがいたから自分は大丈夫だと錯覚していただけだ、と気づきました。
新医院を始めるこの時期に、神さまがこれを読んで反省して、しっかりとホスピタリティを学ばないと同じことを繰り返すよ、と言われているように思います。
旧医院では2年毎の医療費改定の度に10%の売上減をくらっていました。
モチベーションも下がります。
スタッフのお給料も上げられず、器械も古いままで故障していきます。
悪循環の中で「相手の立場に立って考える」ホスピタリティは難しかったと思います。
去年、神さまにそんな悪循環から救われて、もう一度、再スタートするチャンスをいただきました。
そしてこの直前の大変な時に、「言葉で治療する」「超ホスピタリティ」というメッセージをいただけた意味はとても大きいと思います。
「言葉で治療する」の中に、ムンテラ(ムンドテラピー)文字通り「言葉で治療」が出てきます。
ムンテラは、患者さんに病状や手術方法や予後などを説明すること、と新人の時に教わりました。
説明だけで意識が止まっていて、それが治療になる・・・それこそが治療だ、という意識が抜けていました。
これまでも、言葉は選んで&臨機応変に使ってきたつもりです。
それでもこの本を読みながら、これまでの失敗体験がいくつも思い出されてきて凹んでしまいました。
新医院では大丈夫だろうか・・・と心配になりながら「超ホスピタリティ」を読みました。
そこには「大丈夫だよ。がんばれ!」という神さまのメッセージがいくつも散りばめられていました。
今日、「超ホスピタリティ」を読み終えた時、降ってきたアイデアは「雑談カルテ」
スタッフ全員で患者さんとの雑談を共有していきます。
雑談を介してスタッフみんなが患者さんに一歩近づけます。
超ホスピタリティは、患者さんのことをよく知ることから始まりますからね。
西洋医学がX軸、東洋医学がY軸とすれば、患者さんの「人となり」や「生きざま」はZ軸になります。
X軸はデーター。Y軸は感性。Z軸は「思いやり」であり「寄り添い」でしょう。
すべての業種で目標であり最強ライバルであるのはリッツ・カールトンだ、と言われていますが、その意味がわかったように思いました。
おはようさん 2015.11.22.
昨日は東京中谷塾へ遠征してきました。
塾の前に軍師中谷彰宏先生との個人レッスンで、新医院の自由診療の価格帯についてアドバイスをいただいてきました。
昨日の東京中谷塾のレジメです。
MCのオーディションに落ちた時「やっぱり若い方が有利?」という本人分析が多い。
同じ能力なら、答えはYES
能力が50:50ならば、若い方が勝つ。
能力が50:55ならば、55の方が勝つ=遊びではなく、仕事だから。
この「仕事だから」が大切です。
「どんな能力をつければいいか?」と考える人が次に勝つ。
「やっぱり若い方が・・・」は合コンと仕事の区別がついていない。
遊びと仕事の区別がつくのがプロ意識。
年齢や見た目は遊び・・・能力を受け入れることから始めよう。
文句を言う人は能力を上げようとしていない。
MCの能力・・・1)声 2)臨機応変
声はハード・機能=勉強してアップする
臨機応変はソフト・メンタル=経験を積んでアップする
経験から学んでいる人が成長できる。
(経験から学んでいない人はいつまでたってもダメ)
一度手に入れたスキルは、どんどん消費されていく。
=レベルダウンしていくのを慣れでごまかす。
=経営は下手になって、借金の仕方が上手くなる。
=言い訳が上手くなるのは危険=稼げなくなる。
経験を学びにするには、「もっとよくする方法はなかったか?」を考える=改善
1)外だんどり=準備
2)内だんどり=本番
稼げる人は外だんどりと内だんどりがある。
準備を怠ると本番は危なくなる。
外だんどりの準備とは、再発防止と未然防止。
ミスは必ずその手前に原因がある。
本番で治すのではなく、その準備の段階で治す。
ミスを自分で気づける人は、大成功をもっと良くしようとする。
悪いところを治すのは改善ではない。
準備は無限にある。本番にできることは有限=限界がある=お金の収入の限界
内だんどりは保険診療
外だんどりは自由診療
外だんどりで準備していると、客数は少なくても収入は多くなる。
オーディションを毎回受ける状態から、「あなたでお願いします」と言われるステップへ。
オーディションの99%はアマ意識。プロ意識は1%しかいない。
誰もが最初の仕事がオーディション。
能力=プロ意識
診療予約より早めに来る人は、稼げる人=健康意識が高い。自己コントロールが出来る人。
予約に遅れる人・ちょうどに来る人=健康意識が弱い。自己コントロール出来ない人。
=クレーマーの可能性あり=慎重診療になって検査漬けされる=稼げない人。
=遅れている人を甘やかせてはダメ・・・質問が遅れる人には答えない。
ONの状態の人は、質問を初めから持っている。
伸びない人は時間内に質問できない人=質問しようとしていない。
=必ず終わってから質問する人のリストに入っている。
=遅れることが自分の習慣になってしまっている。
=チャンスを与えられない=アマ意識
自分のやりたいことがよくわからない人=アマ意識=自分が満足すること=趣味=自分でお金を払ってする
プロ意識の人は、「やりたいことでは」なく、「できること」=人の役に立つこと=仕事=お金をもらってする
プロ意識の人は、自分ができることの中に、やりたいことが出てくる
=出来ることを無限に広げていくべし。
AとBの選択肢がある時・・・何%と聞く人は必ずメンタルが負けていく。
成功率を考えると、いろいろと考えてしまう=結局、ハズレを引いてしまう。
来るな!と思っているところに来る=メンタル力
根本的な解決を求める人は、結局、何もしない。
根本的=100%の解決 にすり替わってしまう。
100%の解決=結果
完全にクリアーできる方法でしかやりたくない=動きが遅くなる:タイムラグが生じる
100%の即日解決を求めるのはダメ=1%ずつ解決できることをやらなくなる
その都度、答えを出す
保留するとメンタル力は弱くなる。
結論は通過点
結論=ゴールと思っている人はメンタル力が弱くなる。ゴール=ゲームオーバー
結論は通過点と考えられる人はメンタル力が強い。
人生は度胸試しの繰り返し。
動く人は当たりでもハズレでもクヨクヨしない。凹まない。
動かない人は当たりでもハズレでもクヨクヨする。
動くと嫌なことが起こる可能性がある=賭け
勝負は動くか・動かないか
動くには、前に進むこと。
時間:
物理的時間=ニュートン時間=時計で計れる=全ての人に共通
心理的時間=ベルグソン時間=長く感じる人も短く感じる人もいる
心理時間=好きなこと=ゆっくり進んでほしいけど、あっと言う間に過ぎる
物理時間=イヤイヤすること=早送りしてしまいたい時間
自分のこころの使い方で、物理時間を心理時間に変えることができる。
客観的に与えられた目的で使っている時間は物理時間
語学の勉強をしている人は心理時間に変わる
心理時間は自分で生み出す時間
心理時間を持っている人はクヨクヨしない=時間を楽しめる人
物理時間は過去に存在する=過去の記録=しんどい
心理時間は今に存在する=ごきげん=何回でも繰り返したい
心理時間はかっこいい方を取っている
メンタルに弱い人は今に生きていない=過去・未来に縛られている
お金より楽しいことがあると、お金のことは忘れる=お金より時間が大事
物理金額と心理金額
人間は楽しいときは時計を見ない
どっちがかっこいいかを考え始めた時点で心理時間に入る=すべてが好循環に入る
心理時間を生きるためには「今、これを誰かが見ている」と思うこと=目線が広くなる。
映画塾
「レフト・ビハインド」
「新宿スワン」
「もしも昨日が選べたら」
「スライディング・ドア」
「ワンダーランド駅で」
2015年11月20日金曜日
おはようさん 2015.11.20.
昨日からLGBTのお勉強をしてます。
テキストは日経ビジネス8月号・・・気になっていたので捨てずに置いてました。
「究極のダイバーシティー LGBT あなたの会社も無視できない」
GEのイメルト会長兼CEOは「ビジネスの観点で言えば、ダイバーシティーは競争力であり文化そのもの」と断言しています。
すごいですねぇ。日本で言えば、幸之助さんが公言してるようなものですから。
日本人の約1000万人が当事者であり、人口比率では7.6% 13人に1人です。
左利きが8~15%、AB型が10%、障害者手帳を持っている人が6%ですから、とても身近なのです。
身体・こころ・恋愛対象による主な性は12種類あります。
職場で差別的な言動があると答えた人は70%、転職をしたことがある人は60%に及びます。
自分の意思でカミングアウトしたことがある人は43.2%ですが、職場の同僚や上司へのカミングアウトは少ないです。
LGBTに関連する消費傾向(レインボー消費)は、LGBT当事者の消費が5.9兆円あり、LGBTを応援する消費(LGBTを支援する企業の商品・サービスを積極的に利用する一般層は53%)もLGBTが社会に受容されることによる新しい人間関係消費(同姓パートナーの賃貸マンション契約や結婚、旅行需要、保険など)は拡大しています。
世界を牽引するLGBTとして・・・
ティム・クック(アップルCEO)
クリストファー・ベイリー(バーバリーCEO)
ジョン・ブラウン(英BPの元CEO)
ショーン・チュウ(日本MS役員)
ヨハンナ・シグルザルドッティル(アイスランドの元首相)
グザヴィエ・ベッテル(ルクセンブルグ首相)
アントニオ・シモエス(HSBC欧州統括)
クリス・ヒューズ(フェイスブック創設者)
レディ・ガガ
エルトン・ジョン
ジョディ・フォスター
ケイトリン・ジェンナー(陸上選手)
イアン・ソープ
アラン・チューリング(数学者)
トム・フォード(ファッションデザイナー)
尾辻かな子(前参議院議員)
上川あや(世田谷区議会議員)
はるな愛
LGBTの人たちは「理解のない会社で働きたくない」と言います。
これはそのまま「理解のない病医院には行きたくない」になります。
実際、LGBTの人たちの悩みの中には、同性愛をネタにしたジョークや「彼氏は?」「結婚は?」などの無神経な発言で精神的ストレスを感じることがあがっています。
問診で尋ねる際も、見た目で決めてかからずに、医療者として中立にしっかりと立って聞き取らなければならないと思いました。
特に大阪人は懇意になると、ずけずけと相手のプライバシーに入り込んでいって、それをネタに盛り上がろうとする気質がありますが、そこのところはグッと引き締めていかなければいけません。
悩みの中に「性別適合手術やホルモン注射治療などに十分な配慮がない」もあげられています。
さすがに手術はできませんが、術後のケアー(身体もメンタルも含めて)やホルモン注射療法の副作用ケアーは医院でもできるのではないか、と思います。
一歩踏み込んで、一緒になって考え、ケアーしてあげよう、と思っています。
ゲイ団連の大手企業役員は「メンバーには役員クラスも少なくない。内部ではあらゆる情報が共有される」と言っています。
「どの会社がLGBTフレンドリーで、そうでない企業はどこか。差別的な企業の存在はあっという間に周知され、激しい不買運動が長期間続く」そうです。
これを恐ろしと取るのか、絶好のチャンス!だととらえるのか・・・私はチャンスだと思います。
私自身、左利きのマイノリティです。
子供の頃から散々不便を体験してきました。
大人になっても、お茶のお稽古で「なんでそこで左手が出るの!普通にやったらいいだけじゃないの!」と何度も言われました。
腹部外科の手術の助手に入ると「手が邪魔」と怒られました。
ハサミもコッヘルも全部右利き用・・・「変にこじるな!」と怒鳴られたこともあったっけ。(個人開業した際、揃えた小外科器具は全部、左利き用にしてやったわ!)
世の中の「普通の人」よりは、ちょっとはLGBTの人たちの気持ちがわかると思います。
そして、このLGBTのお勉強をしていて、自分は身体は男・好きになる性は女だけど、こころの性は男と女が半々いるように思いました。
こころが男はストレートだけど、こころが女はレズビアンになります。
(身体が男でもレズビアンってありなんですよ)
先日の中谷塾で「ゲイの役柄をしろ」と言われた時、DNAレベルで身震いして絶対に嫌がった感覚は、自分の中の女性性が悲鳴をあげていたんだな、と納得しました。
反面、女性の役柄をやるときには、なんだか内からの嬉しさを楽しんでいます。
そういえば、3,4才の頃、隣の女の子の服を着せてもらっては喜んでいた、と母から茶化されたことがありました。
どうやら私にはADHDの気も、レズビアンの気もあるのですね。
(これってカミングアウトじゃん(;^^)ヘ..)
日本のLGBTは7.6% 1000万人と言われていますが、私のように「気がある」のまで含めると、5人に1人、4人に1人の世界かもしれません。
な~んだ、左利きやメガネ人と同じような普通の人じゃん。
左利きやメガネをからかわれたのは小学生低学年の間でした。
社会が成熟していくと、自然とそれも「普通」になります。
結婚がどうの、子供がどうの、リア充がどうの・・・ではなく、生き生きと生きていれば&楽しくお仕事をしていれば&誰かを愛し愛されていれば、それでいいじゃないの!な世界が今間近に迫ってきているのですね。
おはようさん 2015.11.19.
11月19日。
1年前の今日、門真の医院が火事でなくなりました。
50代後半に訪れた災難だけど、ガンや脳卒中や交通事故ではなく、火事で一から始める、という第二の人生のスタートだと思いました。
神さまが次のステップを用意してくれている、という確信がありました。
門真で医院をやって18年目。
もう十分にがんばった、自分にごくろうさまと言える気持ちがありました。
夏頃からかな・・・もうここともさようならかな・・・とフッと思うこともありました。
だからこうしよう!という未来ビジョンは持っていなかったけど、漠然とした予感ですね。
火事で燃える医院を見ながら、「これは次へ進むチャンスだね」と、たまたま居合わせた顧問税理士さんと話したのを鮮明に覚えています。
そして今日までの365日。
自分がこれほど大きく変わった一年は、これまでありませんでした。
出雲にホスピスを作りたいという想いが、火事の心労を忘れさせてくれました。
とりあえずの夢があったから、鬱や引きこもりにならずに済んだのです。
春になって30数年ぶりのご開帳で地元の人たちと触れあってみて、ホスピスの夢は自分の手で棚上げ出来ました。
これも神さまが火事からケアーするために用意していてくれたのだと思います。
3月に入って、ずっとファンだった中谷彰宏先生の中谷塾へ通い始めました。
開業医に甘んじていて、すっかりダサい田舎モンになってしまっていたことに愕然としました。
これではいかん!と一念発起させてくれたのも、やはり神さまだと思います。
服装も姿勢もマナーもダンディに磨かれていきました。
行動半径も大阪中心だったのが、東京、出雲、福岡、そして帯広・・・日本中どこでも駆け回れる機動力をいただけました。
これらも神さまが仕組んだことです。
マラソンに例えるなら、第二集団から先頭を走る中谷彰宏先生の背中をずっと追っていたのが、気がつけば中谷先生と併走していた感じです。
そして、これも神さまが用意していてくれたとしか思えない不思議なご縁で、心斎橋に新医院を開業することになったのです。
この一年、たくさんの別れと出会いがありました。
そのどれもが神さまの縁結びです。
これからもたくさんの人たちに支えられ、助けられていくでしょう。ありがたいことです。
第二の人生には、夢も希望もありません。
ただ、天命に従って頑張っていくだけです。
天に生かされている。ただそれだけで生きる悦び、生かされる感謝で満ちています。
天には、もっとダンディになりなさい。あなたの助けを待っている人たちがいますよ、と言われているような気がします。
大丈夫、私についてきなさい、と背中を押されています。
来年の今日、私はどんなことをここに書いてるのかしら?
この一年がまったく想像もつかない波瀾万丈な年月だったけど、
明日からの一年はきっと・・・もっとすごい一年になると思います。
もっとすごい一年になれ!と叫んでいる自分が、頼もしくもあり、愛しくもあり。
(ええかげんにせんかい!とツッコんでいる自分も(;^^)ヘ..)
これからの一年も、乞うご期待!なのです。
2015年11月18日水曜日
おはようさん 2015.11.18.
今日はNTTの光回線工事の立ち会いで新医院へ行ってきました。
「午前中」という大ざっぱな時間設定で9時半に着くと、もう工事業者さんが来てしまっていて(;^^)ヘ..
急いで呼び戻していただいて室内へ。
部屋の壁はすべて出来上がっていて、左官屋さんがお仕事をがんばってくれていました。
天井と室内の壁ができあがると、いよいよだなっの重圧で緊張してしてしまいました。
この緊張感。きっと昔の武将が自分の城を築いた時に感じたのと同じ緊張感でしょう。
幸之助さんや孫さんだって、きっと同じ重圧感&緊張感を味わったと思います。
未来でもきっと・・・ジャン・リュック・ピカード艦長も就航前のエンタープライズDのブリッジで感じることでしょう。
これはロボットやデジタルには味わえない人間らしさです。
ロジックやエビデンスは、この人間らしさを消し去ろうとします。
でもやっぱり医者、特にホームドクターは「だって、人間だもの」の方がいいですよね。
そんなことを思いながら、工事を眺めていると・・・
2階のブライトリングさんの集配器を開けないといけないことがわかり・・・今日はブライトリングさんが定休日。
高級時計屋さんですから、ビル管理会社さんも勝手に入るわけにはいかず、工事は日延べになりました。
NTT工事屋さんは下請けなので、その親会社さんがビル管理会社さんにちゃんと日時と工事内容の確認をしていればスムーズにいったわけですが、社会にはこういううっかりミスが多いんだなぁ、とお勉強させていただきました。
今日はもう一件の「うっかりミス」のおかげで、朝から書類をバタバタ仕上げて、雨の中を持って行かなければならない事案もあり、「自分もうっかりミスをしないように気をつけなくては・・・これが信用を生んだり無くしたりする元手なんだからな」と納得したのでした。
医療の世界では、ミスは許されないことです。
そうは言ってもヒヤリ!は結構あります。
ミスを恐れると、診断結果はものすごく厳しくなります。
ちょっと悪くても、すぐに精密検査の連続になります。
患者さんの時間もお金も心労も「とるにたらないこと」になってしまっているドクターや病院だらけです。
「人のミスには寛容に、自分のミスには厳格に」だと検査漬けになってしまいます。
まるで甲殻類のようです。ともかくミスをしないように第一線を強固に死守する。
それでも第一線を破られて・・・ホスピス送りになった患者さんを多く見てきました。
タコでもいいんだよ、と私は思います。
第一線はすぐに破られそうになるけれど、おっと、そのまま柔軟に包みこんでいって受け止めてしまう・・・タコな感じです。
柔軟になるには、臨機応変です。プランBの連発です。創造力です。
ロジック医療の最も苦手(忌み嫌う)な療法です。
ロジック医療はレーザー光線のように強力ですが、単色です。
ホームドクターの医療はお日さまの光です。プリズムすれば7色になります。
西洋医学も東洋医学も鍼灸も・・・集めて「良いところ取り」した光色の医療です。
ほんわかしていて頼りない気がするかもしれませんが、生命を育むのはお日さまの光です。
生命が喜ぶお日さまの光のような医療を必要としている人たちをこれから支えていきますね。
2015年11月17日火曜日
おはようさん 2015.11.17.
今朝、医療器械屋さんから機材の見積がFAXされてきて、お値段をみて・・びっくりドンキーでひっくり返りそうになりましたが、そこはナカタニアン。新医院の診療イメージの方が借金金額より勝ったので即決してOK返事を返しました。
ホッと安心している患者さんの顔とニコニコしているスタッフと自分の顔が決め手です。
新医院の医療器械のほとんどは血液検査の器械です。
外注に廻さなくても、採血して5~10分で結果が出ます。
古い医院でも赤血球と白血球の数、貧血の有無を測定する器械を使っていましたが、今回は肝臓・腎臓・脂質・糖尿・炎症も測定できるようにフォーメーションしました。
今でも大病院は即日に血液検査結果が出るようになりましたが、それなりに待たされます。
クリニックではまだ外注のところが多く、結果は明後日・・・なんてことになります。
これまでは数日前の(~下手をすると1ヶ月前の)検査データーで治療してきました。
お薬も生活指導も「過去」を基準に決めていたわけです。
その場での検査結果は「旬」です。「今」の状態が数値に表れています。だからこそ、「今」必要なお薬や生活指導ができます。
「過去」を基準にした診察と「今」を基準とした「明日へ」の診察とどっちがいいですか?
疲れが取れない・・・脈診と漢方診でどこが悪いのか? 何が原因なのか?は分かりますが、それだけでは普通の?患者さんたち(特にエビデンス信者の男性諸氏)は安心できないでしょう。
血液データーで「肝臓も腎臓も糖尿も大丈夫ですよ。ちょっと糖尿の気が出てるからカロリー控えめにネ。これはムリしすぎの疲労です」と付け加えると安心してくれます。
漢方やアーユルヴェーダ脈診の生活指導を患者さんの納得袋の中に貼りつける糊みたいなものですね。
心斎橋界隈でも美容形成クリニックなどで自由診療の点滴(主にビタミン点滴)をしているところが多く、すでに値崩れ競争に陥っています。
本質やポリシーがないと(愛もね)値崩れ競争になることは、あらゆる業種で見てきました。
新医院の点滴治療には「今を診る」というポリシーがあります。
「明日の未病」を治します。
時間の価値がわかってる人たちは、健康の価値もわかっています。
時間と健康がお金も余裕も生み出していきます。
そんな人たちが大阪に居るのか?・・・これは正直、時々心配になります。
でも、今回の血液検査器機を揃えるアイデアも最近、降ってきたものです。
そして、とてもスムーズに決まっていきました。
これは天命でしょう。
きっと時間と健康を求めている人たちがいると思います。
今日は雨。
前から気になっていたベランダ菜園の冬支度を日没までやりました。
野良仕事の最後に春のチューリップと水仙たちを植え込みました。
今年は球根を植え込みながら、春の新医院で笑っている患者さんの顔が浮かんできました。
スタッフたちも喜んでくれています。
春花を愛でる余裕と気品のある患者さんたち・・・いいですね。
球根たちもがんばって、善き花を咲かせてくれそうです。
とっても楽しみですね。
2015年11月16日月曜日
おはようさん 2015.11.15.
今日は、蓮村誠先生のマハリシ・アーユルヴェーダ脈診のお手伝いをしてきました。
冒頭の、西洋医学には「完全な健康」という定義はない、というお話から引き込まれました。
アーユルヴェーダでは、健康のステージが7つあります。
ステージ0が完全な健康状態で、ドーシャが脈のすべての層においてバランスがとれている状態です・・・まぁ、こんな人間はいないからご安心を。
ステージ1が高い健康状態で、脈の表層の一部でドーシャが乱れている状態です・・・このレベルの人もなかなかいませんからご安心を。
ステージ2は標準的な健康状態で、脈の乱れが表層で広がっている状態です・・・標準ですから、これが普通の人です。西洋医学的に「とってもお元気ですね。どこも悪くありませんよ。健康そのものです」と言われるのがこのステージです。
ステージ3は低い健康状態で、ドーシャの乱れが脈の中層に及んでいる状態です・・・実は現代人のほとんどがこのステージで「まぁ元気ですわ。たいして悪くないし、大丈夫です」と答えてしまうのがこのステージです。
ステージ4がいよいよ「病気の発症」段階で、ドーシャの乱れが中層に慢性的に広く及んでいる状態です・・・そろそろ病院で診てもらおうかな、の段階です。
ステージ5は病気の進行と慢性化状態で、ドーシャの乱れは脈の深層に慢性的に及んでいる状態です・・・入院しなさい、と言われる段階です。
ステージ6は合併症の併発や組織の破壊衰弱状態で、ドーシャの乱れは表層から深層まで破壊してしまいます・・・再起不能。ICU治療に廻されます。
アーユルヴェーダのすごさがここにあります。
「漢方の未病を診る」のも、このステージ1&2を診なさい、という意味です。
西洋医学にも予防医学はありますが、かなりニュアンスが違ってきます。
どんなに先端医療でも、ステージ4にならないと診療が始まりません。
アーユルヴェーダ的には「今まで何してたん?」なのです。
西洋医学は後向き、アーユルヴェーダや漢方は前向きな診療なのです。
資料の公表はNGなので、詳しく書けないのが残念ですが、
普段の健康管理を委ねられている内科医(ホームドクター)には、アーユルヴェーダ脈診と漢方診察は必須だと言えます。
ステージ4以上の病気になったら、西洋医学の出番です。
西洋医学が主、漢方&アーユルヴェーダが従でもOKです。
ただ「私は元気だ、健康だ」と思えている間は、漢方かアーユルヴェーダの診療を定期的に受けられることをお薦めいたします。
ステージ1~3は、西洋医学は無力です。丸裸です。
アーユルヴェーダも漢方もステージ1~3で、その人の今、必要としているものを見抜き、アドバイスしたり薬草・漢方薬を飲んでいただいたり、鍼灸でバランスを回復させたりできます。
アーユルヴェーダの素晴らしさにとても感動した一日でした。
2015年11月15日日曜日
おはようさん 2014.11.14.
今日は大阪中谷塾に参戦してきました。
まずは「姿勢塾」
これはノートが図示ばかりなので、ご供覧できません。
ポイントは・・・
・かかと体重はダメ。
・バランスをとるためにお腹が出ている。
・肩甲骨の位置が決まれば、手の位置は自然に決まる。
・胸の位置とおしりの位置は連動する。顔とお腹の位置も連動する。
・脇の下の筋肉&腹斜筋・骨盤底筋にテンションをかけると肩~腕の力は抜ける。
・脇の下から肩甲骨を下げていくと首が伸びる。
・手の親指の力が入るのはダメ。小指側に力を移動する。小指側に力が入ると、手の甲が前になる。
・足の親指だけにテンションがかかるのはダメ。小指にもテンションをかける(足の指全部で)
・姿勢のいい人は身体が繋がっている人(姿勢が悪い人は身体がバラバラ)
・足の親指=胸に。足の小指=おしりに。足の234指=お腹に繋がっている。足の小指にテンションをかけるとヒップアップになる。
・手の親指はブレーキ。小指はアクセル。腕立て伏せで小指に力を入れると楽に出来る。
・日本人は体幹の右折れが多い=右足が前に出る。
・インナーマッスルを鍛えると体温が上がる。
・まず股関節から直していきましょう。
・土踏まずがつる感じがOK
・足の母指球が浮いて指が着くのがOK。母指球が着いて指が浮くのはダメ。
・頭でバランスを取って歩くと、鞄が足に当たる。
「開運塾」
天才と偉人
天才:先天的・異才・奇才・・・天才の下に天才は生まれない。天才には学びにくい。天才のマネをして失敗する。
偉人:偉人からは学べる。凡人でもがんばればなれるかもしれない。勉強でなれるのが偉人。
人間が生まれ変わるのは、あこがれる力から。
子供の考え方には伝記が一番大切。
どんな人でも偉人になれるチャンスがある。
偉人とは
・新しいことをした人
・新しい考え方を作った人
・粘り強くひとつのことをやり続けた人
・みんなに夢と勇気を与えてくれた人
・人々の暮らしをよくした人
・素晴らしい芸術を残した人
・多くの命を救った人
つまり・・・挑戦した人
=みんながやりたがらないことをした人
学問というものは一種の投機事業だ・・・野口英世
邪魔をしているものは何かね? それは自分の考え・・・マーフィー
何をもって覚えられたいかね?・・・ドラッガー
自分のお通夜で何と言われたいのか?=普段、自分は何を目指しているのか。
最も約束を破りたくない人は? 自分・・・吉田松陰
現実が正解だ・・・談志師匠
泣かぬなら それもまたよし ホトトギス・・・松下幸之助
泣かぬなら「 」ホトトギス この7字でその人の性格がわかる。
エジソンの蓄音機工場が火事になった時、エジソンは・・・
「めったにない機会だから、よく見ておけ!」
北斎が火事にあった時、「私には筆がある!」
偉人は火災が多い。
「心理塾」
イラッの原因=感謝の期待
期待値が高いとイライラする・・・メンタルの振幅が大きい=メンタルが弱い
受験失敗やコンテストに負けた時に 泣いている=興奮・・・絶対に勝てない
八方美人=どちらでもなく、どちらでもある=最もストレスが溜まる=常に選んでいないものの方にストレスが溜まる
どっちでもいい・どっちでもない はNG
嫌われたくない気持ち と 行動が嫌われないように動く が一致している人はストレスがない。
嫌われてもいい気持ち と 行動は嫌われないように動いている人が最もしんどい。
=自分の思っていることと行動が真逆だとストレスが大きい。
5万円のお寿司ーホテルしかないー今は帰るーどういうことWhy?=終わったよ=怒り・号泣になる
「これしかない」自分の思い込みがWhy?の原因
人は「これしかない」と思った時、最もリスキーに陥る。
終わったよ=結論・ゴール しかし、世の中に終わりはない。
ではこうしよう、という中継点を持つべし。
メンタルアップするには「いろいろある」と思えること。
自分のシナリオにこだわりすぎないこと。
想定外のシナリオになった時に「それもいいね」と思えること。
言葉の勝手な深読みはNG
勝手な深読みをしないためには、あいまいなまま抱く
これが出来るとメンタル力がアップする。
脳は変更が苦手=頭がいい人ほど変更に弱い=あいまいをどれだけ許せるか
大人はあいまいを認め・誇張した表現を許せる。
「映画塾」
・それでも恋するバルセロナ
・恋するモンテカルロ
・運命の元カレ
女性はいざという時、ハイヒールダッシュできること。
2015年11月13日金曜日
おはようさん 2015.11.12.
今日は「みんぱく」(国立民族博物館)のカムイノミを見てきました。
数日前にこのミンパク オッタ カムイノミの開催を知ってから、ものすごく惹かれていたアイヌの儀礼です。
カムイノミとは、アイヌ語でカムイ(神・霊的存在)に対して祈りを捧げる儀式です。
今日のミンパク オッタ カムイノミは、国立民族博物館が所蔵しているアイヌ資料の安全な保管と後生への確実な伝承を祈る目的で執り行われました。
今年の儀礼は、阿寒アイヌ協会の皆さんが行ってくださいました。
このカムイノミの日は、いつも晴れるそうです。
みんぱくの前庭の木に囲まれた一角にアイヌの祭壇が設けられていました。
祭壇に向かって酒器とたくさんのお供え物、囲炉裏が設けられ、その左右に客人とアイヌの人たちが座ります。
アイヌの人たちはみなさん、あの伝統衣装です。
まず祭壇の前に男全員が並んで拝礼しますが、もちろん柏手ではありません。
掌を上にして、まるで赤ちゃんをあやすように左右に振ります。
そして、両掌にたまったありがたいものを頭からやわらかく被るようにします。
アイヌの神さまに対する所作は、どれも「やわらかく」がキモのようです。
席に戻って・・・
シントコサンケ(神酒の吟味)が始まります。
みんぱくのアイヌコーナーで見た酒匙の使い方がよくわかりました。
お酒をついでもらっている間、この酒匙を「やわらかく」上下に揺らします。
やわらかく揺れる酒匙の正弦波を介して、神さまとお話しているように見えました。
アペウチカムイノミ(火之神に捧げる祈り)・・・すべてアイヌ語です(後で現代語訳もお話してくださいました)
火之神さまに、塩や鮭の燻製や刻み煙草を捧げます。(囲炉裏の火の中へ)
アイヌ語の祝詞も「やわらかく」
始まる前から感じていましたが、この儀式を取り巻く木々の枝々に無数の神さまたちが集まって、こちらを優しく見守ってくれていました。
儀式の最中、時々、上を見上げたくなるくらい強い神さまのエネルギーです。
儀式が始まると、木々の神さまは超満員に。
火之神さまの儀式の頃がピークでした。
男全員が祭壇前に集まり、ヌサオンカミ(祭壇礼拝)
今日は9つの神代を阿寒からお持ちになっておられました。
それをひとりひとつずつ、槍のように木の先に結びつけて祭壇に飾ります。
9つの神代・・・フクロウ3種類、雷、水、太陽・・・(以下失念(;^^)ヘ..)
これもアイヌコーナーでいつも興味深く見ていたものだったので、感動しました。
カムイウタリノミ(神々たちに捧げる祈り)の後、
女性たちによるイチャルパノミ(先祖へ捧げる祈り)が囲炉裏の隅を使って行われました。
そして広場へと出て、神々に捧げるアイヌ古式舞踊が始まりました。
ウタレオプンパレワ
タフサリムセ
エムシリムセ
フッタレチユイ
鶴の親が子に飛び方を教えて、共に飛び去っていく踊りを見ながら、どれほどの勇者たちがかわいく踊る娘たちに恋をしたことでしょう。
嵐に耐える松の木の姿を現した女性たちの踊りでは、頭を前後に激しく振って黒髪をなびかせて嵐の松を表現していて、とても感動しました。
男の剣舞は邪魔を払い、安全と健康を祈るための儀式で、アイヌの人たちの環境と動植物たちと・・・宇宙全体と和で繋がっている思想がよく感じ取れました。
再び祭壇前に戻って・・・
アペフチ(火之神)イナウ(木弊)に火をつけて送る儀式ですべて終了しました。
木々の集まっていた神さまたちも、踊りを見ながら三々五々、大空へ、大地へと帰っていかれました。
アイヌには縄文の血がとても色濃く残っていました。
「縄文開竅」を祈念している私としては、今日、アイヌの儀礼に導かれた意味がよくわかりました。
これほどまでに神さまたちを集める力の強い儀礼は、今の神道にはありません。
このような儀礼を出雲の神々の社で執り行えば・・・天地開闢するかもしれません。
とても大切な未来キーとして、しっかりと覚えておきたいと思います。
2015年11月12日木曜日
おはようさん 2015.11.11.
今日は11月11日
0655で数字の1が「今日は年に一度の俺の日だぁ!」と叫んでいました。
そして今日は、犬の日スペシャル。
朝からこういうノリが好きです。
11月に入ってから、なぜか心療内科の患者さんたちからの「新医院はいつからですか?」というお問合せが増えました。
なぜやろう?・・・そうか!11月やからかぁ!
そうです、例年、年末が近づくにつれて、心療内科の患者さんの症状が悪化するケースが多く見受けられていました。
世の中が年末の喧噪や慌ただしさを華美にイメージさせる方向へと動いていきますからね。
心療内科の患者さんたちの焦り・イライラ・失望・不安・悲しみ・・・もどんどんヒートアップしていきます。
家に閉じこもっているほど(ネトゲやパチンコも同じ)症状は悪化します。
仕事を一生懸命している人たち&今を生きている人たちは、年末に向けてのこのウェーブに乗っていけます。
ポジティブな人たちは、よりポジティブになれるわけです。
この一年、ネガティブだった人たちは負のスパイラルです。
以前はこの時期だけ、お薬を増やすことで乗り切っていたけれど、多剤投与禁止になって、きっと精神科のドクターたちも手を焼いていることでしょう。
中谷彰宏先生の中谷塾の塾生さんたちを見ていて、
ネガティブ・スパイラルの人たちもいます。
毎回、わかった&気づいた!なんだけど、
ちょっとずつは前進はしているのだけれど、
やっぱりネガティブを悩んでいます。
ネガティブから抜け出すのって、そんなにも大変なんだ、と塾生さんたちから教わりました。
中谷塾に参加するような「ポジティブ」な人たちですら、うちなるネガティブから抜け出せずに悩んでいるのに、心療内科の患者さんがネガティブから抜け出す、生まれ変わったようにポジティブになる、なんてことは極めて稀でしょう。
中谷塾の塾生さんを含めて、前を向いている人たちには、アドバイスしたり年の功の智恵をしゃべったりして、ポジティブに生まれ変わるお手伝いをすることはできます。
哀しいかな、心療内科の患者さんたちは、後を向いています。
ポジティブシンキングで前を向いているふりをしている人たちもいますが、その反動のうちなるネガティブが強すぎます。
新医院の標榜科目は「内科」だけです。
心療内科は診ません。
どうしても、と言われれば、自由診療30分・60分の枠をお取りいただきます。
もちろんビックリされるくらいの診療費をいただきます。
新医院の向かいには、あのLOUIS VUITTON専門店があります。
本物のヴィトンのバッグを買ったら、とても大切に扱いますよね。
雨に濡れたら、ずぶ濡れの自分よりも先にバッグを乾拭きするでしょう。
傷がつかないように、いつもちょっと気にかけて持ち歩くでしょう。
1回の診察で得られた気づきやアドバイスをヴィトンくらい大切にして欲しいのです。
保険診療は、1000円のビトンバッグです。
濡れようが汚れようが平気です。
だって、また買えばいいじゃん。
本当に治りたいのか?と100人に聞けば、100人とも、治りたい、と答えます。
だったら、このように生活を改めなさい、まずこれから始めなさい、とアドバイスすると・・・
「でも・・・」と100人が言います。
保険診療は「でも・・・」ばかりで、ちっとも良くなりません。
自由診療では「でも・・・」と言いかけた言葉を飲み込んでしまいます。
だって、ここで「でも・・・」と言ったら、もったいないもの。(高額治療費がムダになるという人間心理)
高級ホテルの1万円ランチで真っ白な大皿にたこ焼きがひとつ、うやうやしく乗って出てきたら・・・これは絶対に味わって食べますよね。
そして、絶対の絶対に美味しいと言います。だって、ひとつ1万円のたこ焼きだもの。
帰って自慢します。あのたこ焼きは最高やったとネ。この時の顔は間違いなく、笑顔です。
こころの病気がヴィトンなのかビトンなのか・・・ヴィトンなら治る可能性があります。
ビトンなら・・・精神科&心療内科のお薬を飲み続ければいいのです。
その判断は患者さん自身がしてくれます。これが「生き金」パワーなのです。
2015年11月11日水曜日
おはようさん 2015.11.10.
今日は医療器械屋さんとの打合せで、新医院に入れる器械類を決めてきました。
診察室の電動昇降ベッドは必須ですね。
漢方診察の際の院長の腰痛予防のためが主目的です(;^^)ヘ..
点滴の時はリクライニングにできるベッドをチョイスしました。
白血球と赤血球、血小板の測定器は風邪の時に役立ちます。
脈診だけで、この風邪が今日、明日とどのようになるか?はわかりますが、男性はデーターを見て安心しますからね。
エビデンスも上手く使わなくちゃ(*^^)v
肝機能や腎機能、コレステロールなどの生化学検査器械もすごく進化してます。
10年ひと昔どころではなく五昔くらいの進化です。
これらの血液検査は保険診療では元が取れませんが、自由診療なら気持ちよくサービスできます。
疲れが溜まってヘトヘトだから疲労回復点滴をしてもらおう・・・点滴が終わった頃に「大丈夫ですよ」とか「飲み過ぎですよ」とかをデーターと共に指導してあげると「お大事に」が生きてきます。その後に待っていた重病をクリアーするきっかけになるかもしれません。
自由診療は未病を治します。
脳卒中になった、心筋梗塞になった、ガンになった、交通事故を起こした、仕事で大失敗をした・・・そんなダークな未来をクリアーしてしまえるのが自由診療です。
(保険診療は、ダークな未来が具現化してからしか使えません)
診療への立ち位置が大きく変わったので、診療器械を見てもポジティブに良きところが見えてきました。
すると、医療器械屋さんからもポジティブな情報が飛び出してきました。
ポジティブ・スパイラル!
とてもええ感じでステップバイステップです。
11月7日の東京中谷塾のメモです。
反省を別の言葉に言い換えると「収穫」
能力の要る仕事の能力とは「英語&パソコン」
これができないということは、今まで勉強してこなかったという自分の借金。
能力がある=働く時間が短くなる=その分、勉強ができる=更に能力が上がる。
能力がない=働く時間が長くなる=勉強できない=能力はないまま=負のスパイラル。
働く仕事が同時に自分の勉強になる仕事を選ぶ=1%でもチャンスに繋がる仕事を選ぶ。
本の原稿がボツになった時
・別の出版社へ持って行く
・書き直す
受験に失敗した時
・もっと受ける
・もっと勉強する
年収を増やしたい時
・給料を増やす
・宝くじを買う
彼が欲しい時
・ダイエットする、服の勉強をする
・合コンを増やす
まずいラーメン屋
・味の研究をする
・宣伝する
書き手=書きたいもの=夢でやっている
出版社=売れる本=仕事でやっている
ここにギャップがある。
夢と仕事をごっちゃにしてはダメ。
子供が先生に叱られて立ち直れない、との相談
=最も凹んでいるのは母親
子供がショックを受けるのは、凹んだ母親を見て大変なことをしてしまった思った時
=母親が動揺してはダメ
=母親は子供を支えるのが仕事
=動揺している人は自分が動揺していることに気づかない
母と子供が依存関係にあると、免震性がない=共振してしまう
=子離れが大事
家族の外にもいろんな人がいる=制約がある・・・みんな制約の中で動いている
「あなたのしたいようにしてはいけない」を教えないとダメ
好きなようにしていると孤立してしまうことを教える。
赤ちゃんがしたいようにしていいが、社会ではダメだということを教える。
社会の制約に正誤はない。
その人がダメと言ったらダメ。
その場のルールはその場のオーナーが決める。
母親は中立の立場に立つべし。
先生をもう信用できない・・・過度の期待があった=相手に100%を求める・・・90%で裏切られたと思う
=世の中に0%と100%は存在しない。
母親がショックを受けたのは、母は叱られたことがなかったから=優等生だったから。
=「よくあること」の言葉を覚えるべし。
先生には人間の面とお役目の面がある。
お役目は融通が利かない。
社会性=お役目と人間の使い分けができること。
過度の期待はしない=みんながんばってる、と思うとストレスがない。
自分だけがんばってる、と思うとストレスが溜まる=ピンチに陥る人
その中での制約がルール
「おっしゃるとおりです」と言えるのが「大人」
人間的に嫌な人にはお役目で接していく。
人間として接する=名前を覚える
夫婦になってパパ・ママになると役割になってしまう=人間の部分も残していくべし。
2つ質問が出た時には、根源的なものがひとつある。
集中とは後を断ち切って、前を見ること=男性脳
気持ちと行動がずれて別々のことをやっている=後ろ向きな人
=ずれがあるから疲れる=うつになる
=原因は「優等生」
=まわりに期待され100%を求められる
=期待されて出来なかった時に言い訳してしまう=後ろ向き
なぜ優等生になったか?
親の期待に応えようとする=親孝行
親孝行とは
親がしてほしい仕事をする<生き生きしていること=幸せ
親孝行しようとしている時はまだ自立できていない。
親もがんばっていると思えた時に親離れできる。
2015年11月10日火曜日
おはようさん 2015.11.9.
蜷川パパのシェークスピア「ヴェローニの二紳士」を金曜日に引き続き、観てきました。
蜷パパのシェークスピアはなかなかチケットが取れないので、ついブッキングしてしまったのです。
今日は演出内容もストーリーもわかっている分の余裕で、客席ウオッチングしました。
平日の昼間公演ですから、8割以上はおばさん、おっと失礼!レディでした。
チケット代もそこそこしますので、それなりの富裕層のおばさんたちです。
そして見事に、品格のある層とダメな層に分かれていました。
8割以上はダメ層・・・世の中と正規分布してます。
軍師中谷彰宏先生風にXY軸で分ければ・・・(X:お金 Y:品格)
マイナス&マイナスの層は、そもそもシェークスピアには来ませんよね。
一万円あったらパチンコへGOな層です。
お金がプラスで品格がマイナスの層が8割を占めた「おいおい」な層です。
この層の人たちもシェークスピアとか蜷川ワールドにはあまり興味なく、イケメン俳優たちが目的な人たちとお見受けしました。
まぁこれで演劇界が成り立っているのだから必要悪として目をつむりましょう。
(劇中に隣とブツブツおしゃべりするのはNGだよ)
この層は、おばちゃんだけではなく、その娘(すでにおばちゃん化してたけど)たちも一緒に生息しています。
母親がPAHだと娘もPAHという・・・恐ろしい家族遺伝病です。
成金病の人たちはどうしてもこの層からスタートしてしまいますから、文化度が金ピカになってしまうことも多いです。
お金持ちで品格のあるプラス&プラスの層は、仕草も姿勢もカッコいいです。
ひと目見ただけでわかりますね(姿勢塾で目が肥えてきたので)
金色に輝いているみたいな人たちです。
こういう人たちと劇後にお茶したら、話がもりあがって楽しいやろうなぁ。
ただ気をつけなければいけないのは(マイ経験値)ものすごいダークサイドを持っている人も多いということです。
こころ開いて接していたら、裏でケチョンケチョンに言われていた・・・なんてことがよくあります。
品格と人となり・裏表のダークサイドは別モノということです。
やっぱりお金がそうさせるのかなぁ。
お金はなくても品格のある層もあります。
こういう人たちもシェークスピアや蜷川ワールドには来ます。
この層の人たちの品格は、ものすごくハイレベルのプラスです。
お金という軸を超越して、良いもの・楽しいもの・心地よいもの・うれしいものだけをしっかりと自分軸でセレクトできています。
文化度もものすごく高い。
侘び寂びの世界ですね。
この層にまで上り詰めないと、本当の日本文化はわからないのかもしれません。
X軸が消えて、日本文化というZ軸が現れるようなものでしょう。
平日の昼間の観劇など、もう一生観ることもないでしょう。
いろいろとお勉強をさせていただきました。
夜は久しぶりに当選!したNMBシアター チームM「RESET」公演に参戦してきました。
もちろんナカタニアン・スーツでですよ。
チームMは初めてかも・・・何より「姿勢塾」で鍛えた結果、先日のミスインターナショナル日本大会で25名の美人に容赦なく姿勢ダメ出しをしてしまったこの目がNMBっ娘たちをどう見るか?が興味津々でした。
オープニングの曲で・・・脱帽です。
16名のNMBっ娘たち、全員、100点満点の姿勢で歌い踊っていました。
ダンスのキレの良い娘ほど、姿勢が完璧でまったく軸がぶれません。
今日イチオシは沖田彩華ちゃん(あーぽん)
研究生からNにもMにも上がれず、ずっとサヤ姉のシャドウを勤めていた苦労っ娘です。
そのがんばりが踊りのキレと笑顔に出ていました。
チームMっ娘たちのほとんどが目線配りも出来ていました。
これはミスインターナショナルたちには皆無だったステージ技です。
客席にいる自分に目線を合わせて笑ったりウインクしたりしてくれた(と思わせる)媚薬技です。
これも姿勢ができていないと、軸も頭もグラグラしてしまうので、目線もぐらついてしまうから、ミスたちにはムリだったんだな、と気づきました。
NMBっ娘たちは徹底的に姿勢を鍛え上げられているので、余裕で視線を客席にピンポイントで飛ばすことができるのです。
そして姿勢塾でも今、話題の「背中に羽が生えたように」軽やかな手の動きをするお手本をNMBっ娘たちに見ました。
踊りの振り付けの腕ー手の動作がとても軽やか・・・まるで羽を羽ばたいているような柔らかさを表現できていました。
この時、身体の軸はしっかりとセンターを保っています。
16名がみんな、スカイフックされたように両手で羽ばたいていました。
う~ん、姿勢塾の極致やわ。
歌と踊りに姿勢が重要だということが再認識されたNMBシアター公演でした。
2015年11月8日日曜日
おはようさん 2015.11.8.
昨日は東京中谷塾の遠足塾「ホテルの楽しみ方&ビュッフェ塾」でした。
Hニューオータニのロビーに集合。
男性陣はもちろんスーツ&帽子です。
女性陣もオシャレになってきましたね。
塾生はみんな仲良しお友だちですから、集まるとワイワイとおしゃべりが始まって・・・
中谷先生がいらっしゃっての最初のダメ出しは「まわりの静かさに考えて、しゃべりなさい!」でした。
グループになるとダメですね。みんな、話したいことがたくさんあるから、つい声高になってしまいました。反省&反省(;^^)ヘ..
まずはお庭の散策から。
庭園管理のお偉いさんから直々にお話をうかがいました。
22トンの赤玉石は佐渡金山から運ばれた庭石でした。
ぬれさぎ灯籠に寛永寺灯籠、春日灯籠のうんちく話も。
清泉池は湧き水で潤っていて、庭園外の弁慶堀の水の浄化にも役だっていることも(いつかあの釣ボートに・・・と思っていたけど、やめました)
大きなイヌマキとカヤの木もありました(ちゃんとご挨拶してきましたよ)
この広大なお庭の中に、あの「なだ万本店 山茶花荘」がありました。
おひとり様5万円から・・・だそうです。
他にも鉄板焼のお店が3カ所。女子に大人気だそうです(もちろんお支払いは・・・(^^ゞ)
HニューオータニのTHE MAINのスィートルームも見学させていただきました。
女性陣の歓声があがること、しきり・・・プリティウーマンな世界です。
今回はセキュリティの関係もあり最上級ではなかったものの、それでも素晴らしい!
お値段は一泊25万円と30万円。
うん、こういうお部屋に普通に泊まれるように、おもいっきりお仕事をがんばろう!とファイトがわいてきましたよ。
ビュッフェのあるメイン最上階はゆっくりと回転します。一周90分・・・かなり早いです。
Hニューオータニの創立者 大谷米太郎さんが「東京の風景全部を見ていただきたい」と、こだわられたそうです。回転装置は戦艦大和の主砲回転装置の設計者さんが作られました。
今回のビュッフェ塾・・・ミスインターナショナル日本大会の夜に塾生たちと予習してあったので余裕でした。
その余裕のおかげで、中谷先生にマナーのことをいろいろと尋ねることができました。
ビュッフェだからわかる、カッコいいお皿の持ち方。
女性へのイスの引き方と入れ方。
ナプキンの置き方。
にぎり寿司のお醤油のつけ方を特訓された方もおられましたね。
前日の阪急インターナショナルHのビュッフェの倍のお値段だけあって、お客さんの層もグレードアップしてました。スェットにGパンとか、リュックを背負ったまま。。。族はいませんでした。
やっぱり「お値段」って大事ですね。これを強く実感しました。
ビュッフェ塾は楽しいですね。
どのお料理も美味しかったけど、一番のご馳走はやっぱりお話だと思いました。
両隣や前に座った塾生たちとの雑談が楽しければ、それが一番のご馳走です。
女性と楽しくお話を進めていくには、女性をいい気持ちにしなくてはいけません。
見え見えのお世辞ではシラケるだけ。
女性をリスペクトして&安心してもらうためにマナーがあるのです。
「さぁ 蝶々のように、お料理をいっぱい楽しんでおいで。僕がちゃんと君のことを見守っていてあげるから」
これがマナーだ、とビュッフェ塾&エスコート塾で学びました。
大阪でもビュッフェ塾、やって欲しいなぁ。
2015年11月5日木曜日
おはようさん 2015.11.4.
昨日はミス・インターナショナル日本大会に中谷遠足塾番外編として参加してきました。
中谷彰宏先生はずっとこの大会の審査員をされておられましたが、岡田眞澄さんから引き継ぐ形で今回からMCをされました。
中谷塾生のドレスコードはイブニング&タキシード。
私はもちろんタキシードにボーラーハット!
半年前に作ったタキシードのズボンがスカスカになっていて、我ながらビックリしました。
姿勢を良くするために腹筋を使っているのがダイエットになっているのですね。
ミス・インターナショナル大会はまず着物審査から始まりました。
25名のミスたちが色艶やかな振り袖でステージに並ぶと壮観です(成人式を思い浮かべてネ)
ひとりひとりがランウェイをなにか思い思いの振り付け踊りをしながら歩きます。
普段から能の仕舞いを見ているからでしょうか・・・ミスたちの振り袖踊りがお遊戯に見えて失笑しました。酷すぎて言葉を失ってしまった私・・・ごめんなさいね。
続いては水着審査!(やっぱ お待ちかね!ですよね)
おそろいのブルーの水着(どちらかといえば、ビキニではなくスポーツセパレート)で登場です。
クラッシックバレーを習っていたミスとそうでないミスの姿勢と歩き方の違いがこれほどまでにわかるとは・・・絶句でした。
姿勢塾で習った悪い姿勢の見本がいっぱいです。
多分、付け焼き刃でウォーキング姿勢を習ったんでしょうね・・・誇張しすぎて、見ていてハラハラさせてくれたミスもいました。
現役モデルっていうミスたちでさえ、中谷塾の女子軍団の方がよほど綺麗な姿勢だよ、と思っちゃいました。
最後はドレス審査。
それぞれご自分がチョイスしたホワイトのイブニング(風)ドレスを着ての登場です。
このドレスでウォーキングすると、そのミスの花というのか、オーラーみたいなものがとてもよくわかりました。
あぁ このミスは選ばれるだろうなぁ・・・がここで決まりました。
25名の中からファイナリスト10名が選ばれます。
ダメ出しの多かったミスは、やっぱり選ばれませんでしたね。
最後の課題は、ファイナリスト10名が審査員から質問をされて即興でスピーチします。
これははっきりと明暗が分かれました。
推測ですが、普段からブログを書いたり、インタビューを受けたり、本を読んだり、人と雑談できるミスは、ちゃんと答えることができていました。
会話をライン程度で済ましているミスは、質問の意味がわからない・話しながら頭の中を整理できない・何を言いたいのか自分もこっちも分からない・・・悲惨な状況に落ちていきました。
ミス・インターナショナルとしては、これが一番大切な素養でしょう。
スピーチに失敗したミスたちは落選し、1~5位が決まりました。
まぁ 順当なところかな。
お勉強&感動したのはこの後です!
1~5位のミスたちが表彰されて、先輩からティアラを髪につけてもらうと・・・
それまであんなにダサかったミスたちが一瞬にして美しいオーラを放って・・・
姿勢もウォーキングも見違えるように良くなっていたのです。
女性ってこんなにも一瞬にして花咲くのですね。
女性特有の美のフェロモンの成せる技でしょう。
すばらしかったです。
去年のミスインターナショナルたちを見ていて、やっぱり1年かけて、ここまで成長してきたんだよなぁ、と思っていましたが、それは1年かかったのではなく、ティアラを乗せた瞬間に起こった魔法だったのです。
シンデレラの魔法を目の前でリアルに見た!感動だけで来た甲斐がありました。
この大会での姿勢ナンバーワンは・・・ミスたちをエスコートしていた(舞台に向かって左側の)男性です。
とても美しい姿勢で惚れ惚れしながら見ていました。(注:私は男は嫌いです)
端の席だったので、舞台下でイスに座っているその男性の所作もよく見えましたが、そこでも姿勢を崩すことなくシュッと座っていました。
とてもお勉強になりました。
大会が終わった後、ロビーでこの男性とお話&握手することができました。
スイスと日本のMIXの方で、モデルをされています。日本語もOKでした。
中谷先生はフロックコートにシルクハット。見事に決めておられました。
塾生たちと一緒に記念撮影して・・大役を終えられてホッとしたお顔が印象的でした。
さて、今回のミス・インターナショナル大会に参戦したのは、東京中谷塾のまゆこちゃんからのエスコートのご指名があったからです。
私にとっては「エスコート塾」
これは明日に・・・to be continue(*^^)v
2015年11月2日月曜日
おはようさん 2015.11.2.
今日は自分のミスで「ごめんなさい」な案件が続いてしましました。
どれもうっかりな思い込みミス・・・ムダなお手間をかけてしまい、申し訳ないことをしました。
昔、塾の先生に「反応は早いが、時々の思い込みミスが・・・」とダメ出しをくらっていたのを思い出しました。半世紀経っても、変わってないなぁ。
今日のゴメンナサイな案件は、どれも反面教師なネタにできるものばかりです。
あぁ 普通の反応やなぁ・・・残念やわぁ
自分だったらこう対応するのになぁ
これからは新医院での対応マニュアルを創っていくのですが、そういう意味ではとても参考になります。
人の振り見て我が振り直せ
確かにその通りだと実感した一日でした。
新医院での漢方生薬処方はどうするのか? を考えていて、旧医院の時、お世話になっていた漢方薬局さんに行ってきました。
その前に、新医院で漢方生薬を置き薬のようにして販売できないか?と考えてブレインストーミングしてみました。
ゾーンに入ったみたいで、どんどんアイデアが浮かんできました。
こりゃぁ「銀座まるかん」さんを凌駕しちゃうぞ・・・なんてネ。
漢方薬局さんにそのアイデアノートを見せながら、いろいろと情報を交換しました。
とてもお勉強になりましたよ。
この漢方薬局さんとのコラボはなかなか難しそうな感じでしたが、必要なモノは不思議なくらいご縁が繋がって手に入る状態が続いていますから、きっとこの「まるかん」を超える漢方薬も何らかの形で現実化すると思います。
一生懸命に考えて動いてポシャっても、それは今日の話です。
明日になれば、何かが変わっているかもしれません。
いつか芽を出し、花が咲く。
素直にそう思っていると、今日がポジティブになるし、明日に向けてポジティブなテンションをキープできます。
失敗は成功の元
日々起こることにムダやダメなことはないのです。
それに気づくと、お仕事も生きるのも楽しくなっちゃいますよ。
2015年11月1日日曜日
おはようさん 2015.11.1.
今日は一昨年秋に亡くなった父と昨年秋に亡くなった母の納骨式でした。
弟君が奔走してくれて、それは立派なお墓が出来上がりました。
式の前に実家を少し片づけていて、アルバムをたくさん見つけました。
父母の若い頃、私と弟君の幼い頃、家族旅行や入学式の写真もありました。
孫たちとの写真の父母は、どれも満面の笑みでした。
自分の3ヶ月や1才、2才、3才の頃の写真を見ると、何だか不思議な感じがしますね。
どの写真を見ても、父母の深い愛情が感じられます。
それは自分が親になった時もそうだったから、今、ひしひしとわかるのかな。
人生をここまで58年分、生きてきて振り返るから気づくこともあります。
団地の隣部屋の幼なじみの女の子とよく遊んでいたことは覚えていましたが、名前も顔も忘れていました。
アルバムには、なんと1才で一緒にスッポンポンで行水して、仲良く抱き合ってお昼寝してる「初体験」な証拠写真もありました(;^^)ヘ..
そうかぁ 俺の初体験はあの時かぁ。。。
幼稚園-小学校-中学校と、なぜか女友達の方が多かった私のなぞ?が解けた気分です。
3才の頃の仲良くお手々つないでお散歩してる写真や得意げに三輪車に一緒に乗っている写真を見ると、その女の子のお顔はかわいい丸顔・・・なるほど・・・だから今でもなぜか丸顔が好きなんやなぁ(例:NMBの「は~こちゃん」)
これって幼少期の刷り込みだよね(;^^)ヘ..
アルバムには母の書き込みもありました。
若い母を微笑ましく見守る息子って、次元超越していて面白い感覚です。
そこに・・・ありました! お名前が!・・・「由美ちゃん」
うわぁぁ なるほどなぁぁ (以下、企業秘密(^^ゞ)
その団地は7才の時に引っ越したので、それ以後、由美ちゃんとは会っていません。もちろん消息も知りません。今、どうしてるのかなぁ。きっと・・・ ・・・やろうなぁ。
アルバムには昭和30年代のスーツを着た父の姿もありました。
それがとってもカッコいいのです。
ハンサムやしね。
今年、中谷塾で服装と姿勢を直して、やっとイケメンな父を追い越せたような気がしています。長い道のりやったなぁ。
昭和30年代に35ミリフィルム版の写真がたくさんある。それも明らかに母が撮った写真が・・・ということは、母はかなりの写真好きだったということもわかりました。
父は国産ローライを自慢げに首から提げている写真が何枚かありましたが、真四角写真は少なかったので、やはり父は自慢屋さんだけやったんやなぁ。
この血筋も私の中に流れています。今は表に出ないように封印できていますが、若い頃はこの血で結構恥ずかしいことをやってしまっていました。
父は反面教師役ですね。
母の隠れた写真好きの血も私の中で息づいています。これはOK うれしい血です。
自分の幼い頃の写真を見返すと、ただ懐かしいなぁ、だけでなく、そこに今の自分を創り出しているきっかけのようなモノや親から引き継いだ血を見つけ出すことができますよ。
インナーチャイルドのトラウマ云々の精神論に逃げ込むのは簡単だけど、底なしの闇しかありません。闇から出てこられなくなります。
自分の幼い頃のアルバムを見返してみると、
父母に愛されていたんだなぁ、
父母も親となった自分も同じやなぁ、
これは血筋やったんやぁ、
これは刷り込みやったんやぁ、
で、しゃぁないなぁ と笑えてしまいます。許せちゃいます、自分も父母も。
みなさんも実家の古いアルバムをコソッと見返してみては、いかがですか?
素晴らしい気づきがきっと得られますからネ。
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