2017年9月29日金曜日

ごきげんさん 2017.9.29.

認知症を治せますか?  徘徊を治せますか?   認知症のお問合せが急増しています。 認知症患者は、2025年に700万人を突破し、65歳以上の5人に1人が患者になる、と言われています。 現在の認知症治療は、症状を周辺症状と中核症状に分類して、それぞれに適応した薬剤を投与します。 1)周辺症状 陽性症状:徘徊・暴力・妄想・幻覚・過食・不眠・介護抵抗 これらには抑制系の薬剤を投与します。 第一選択:グラマリール・抑肝散・ウィンタミン 第二選択:セレネース・セロクエル・セルシン・リスパダール 陰性症状:無気力・無言・うつ状態 これらには興奮系の薬剤を投与します。 サアミオン・シンメトレル・アリセプト 2)中核症状 記憶障害・失見当識・実行機能障害・失認・失行・失語 弱興奮系薬剤 レミニール・パッチ製剤 覚醒系薬剤 メマリー 脳科学の粋を集めた認知症薬剤治療です。すごいですね。 自然医学・波動量子医学・漢方鍼灸医学の 「薬は症状を抑える(隠す)だけで、病気は治せない」 「万病は体毒から生じる」 の立場から言えば、認知症を引き起こしている体毒(主に食毒)はそのままにして、さらに薬毒をどんどん追加していく狂気の沙汰です。 認知症の薬が認知症をさらに悪化させているのが現状です。 「製薬会社が次々撤退「認知症の薬」は作れない」by 週刊現代2017年9月9日 莫大な資本を抱える、世界的な大手の製薬会社が、認知症の治療薬の実験に次々と失敗している。この病気には、薬でかんたんに治療できない特殊な性質があるーそんな事実が明らかになってきた。 つまり、今、500万人以上の認知症患者さんが服用している認知症薬も効かないわけです。 (認知症薬の副作用は自分で調べましょう) 自然医学では、認知症は脳機能の老化現象と捉えます。顔のシワ・白髪・老眼などと同じです。 老化は防げませんが、遅らせることができます。 自然医学の主は食養生です。昔から「腹六分で老いを忘れる」と言われてきました。 米コーネル大学のマッケイ教授(生理学)は、マウスのカロリーを6割に制限すると、すべて2倍長生きすることを証明しました(1935年) マサチューセッツ工科大学のガレンテ教授は、空腹・飢餓で発動する長寿遺伝子を発見し、この遺伝子が空腹刺激で発動すると、体細胞のまわりにバリヤー(防御層)が現れ、活性酸素などの攻撃からDNAを守ることを証明しました(1999年) 食養生:特に少食・断食が認知症治療に効果が期待できるのです。 実際に10日間の断食デトックスで・・・ ・焦点が合わなかった目つきが、目をしっかりと見て笑ってくれるようになった。 ・話に加わり、相づちをうてるようになった。 ・一歩歩くのも大変だったのが、階段を上り下りできるようになった。 ・孫の顔もわからなかったのが、孫と一緒に遊んでくれるようになった。 認知症のご相談の中で問題となるのは・・・ ・施設に預けているので、食養生:特に少食・断食は出来ない。 ・施設の医師・看護師が処方する薬は必ず飲まなければいけない。 ・夜間徘徊や暴力・妄想があれば、施設の言いなりに薬を増やすことを黙認せざるを得ない。 そう、「施設入居」の場合、自然医学・波動量子医学・漢方鍼灸医学は難しいのが現状です。 華佗刺絡氣功も自律神経と陰陽を整えて、全身の経穴経絡を疎通させますので、頭熱足寒や氣の滞りによる認知症にはとてもよく効きます。 ただし現実的に問題となるのは通院・施術回数です。 重症な認知症では週2〜3回の施術が必要になります。 通院の面と費用の面で難しいことがほとんどです。 施設に預けなければならなくなる前に・・・できれば軽いもの忘れ:軽度認知症の段階で、月数回の施術に通院していただければ、認知症だけでなく全身の老化を遅らせることができます。 認知症の介護は長期戦です。 いつまで? がまったく分からないのが認知症の恐ろしいところです。 認知症になると病識も失うことが多いので、食養生や生活養生もなかなか難しくなります。 西洋医学もダメ。自然医学・波動量子医学・漢方鍼灸医学も現実的問題が・・・ まず50代から、少なくとも60代になったら、認知症予防のために食養生を始めましょう。 脳の東洋医学的メンテナンスもお薦めです。 お金と時間をケチって脳・心身のメンテナンスを怠っていると、誰もが認知症になってしまう(かもしれない)超高齢社会なのです。 認知症は未病のうちに治しましょう!