2017年9月14日木曜日

ごきげんさん 2017.9.14.

病医院通いをしている皆さんにお尋ねします。 「あなたの主治医さんは、あなたの脈を何分診ますか?」 アーユルヴェーダの蓮村誠先生に脈診を学んで20年になります。 以来、ずっと外来診察時にアーユルヴェーダの脈診を続けてきました。 内科、外科、整形外科、脳外科、婦人科、小児科、耳鼻科に眼科、精神科、心療内科・・・さまざまな病の脈を診てきました。 アーユルヴェーダの脈診で診ると、病の根本原因だけでなく、過去から今までのすべての生体情報と心の情報がわかります。 例えば風邪では、今夜〜明日の病状はどう変化するのか? もわかりますし、身体が何を欲しがっているのか:食べ物・水分・衣服・休養法などもわかります。 西洋医学では脈を診る=不整脈の有無と心拍数だけです。 中医学(漢方鍼灸)では、陰陽虚実五行で診るので西洋医学の数千倍の情報を得られます。 アーユルヴェーダやチベット医学の脈診になると、過去ー現在ー未来のあらゆる「情報」が脈診から得られます。それは西洋医学の数億倍でしょう。 アーユルヴェーダやチベット医学の脈診は波動量子医学そのものです。 感性と直感と共感力で診る医療ですので、デジタルなAIにはできない医療です。 大病院好き、教授&TV医師好き、エビデンス好き、先端医療検査好き、新薬好き・・・な方々には嫌悪感と猜疑心を与えてしまうエセ医学なトンデモ診断法です。 病医院通いをしている患者さんにお尋ねします。 「あなたの主治医さんは、あなたの脈を何分診ますか?」 アーユルヴェーダの脈診は最短でも数分かかります。しっかり診ると10分以上かかります。 インドのアーユルヴェーダ専門医は、胎児の頃から今までのすべての病やケガを脈診から読み取ります。チベット医師は、配偶者の病や過去生のカルマも脈診で読み取るそうです。 そこまで読み込む必要はありませんが、今の病の本当の病状とその根本原因くらいは脈から読み取りたいものですね。 アーユルヴェーダの脈診は、論理的&教科書的に体系化されているので誰でも学べます。 ただ、その知識を智恵にするには多くの実践が必要です。 そして、知識が智恵へと発酵していく時間がさらに必要です。 私も毎日、たくさんの患者さんの脈を診せていただきながら、10年を過ぎた頃から感性と直感で生体情報にアクセスできるようになりました。 今思えば、私の波動量子医学の目覚めですね。 一昨年には蓮村先生の脈診セミナーをお手伝いする機会をいただきました。 知識の整理にとても役立ち、脈診力がさらに多角的&高次元的に広がりました。 華佗老師に氣功力を授けていただいてからは、ただ診るだけでなく、脈診の癒し力(波動量子治療)にも気づきました。 脈に触れるだけで患者さんの脈を調和:ハーモナイズして、病を元から癒していく。 脈診も華佗氣功のひとつです。 脈を介して病に触れることで、病で乱れた波動を整え、自然治癒力を回復させ、元気を甦生します。 アーユルヴェーダの脈診の大切さをわかっていただけると嬉しいです。