2017年1月4日水曜日

ごきげんさん 2017.1.4.

診療初めの今日は、4つの治療室すべてを使って、ずっと治療させていただきました。 ありがたいことです。感謝&感謝です。 年賀状で、帯広の吉川正子先生が昨年夏に脳出血で手術をされたことを知りました。 とても驚きました。幸いなことに、現在は後遺症もなくお元気だそうです。 陰陽太極鍼を学びに吉川先生を訪れたのは一昨年の9月でした。 帯広から医院の設計工務店さんと連絡を取りあったのが懐かしいです。 1週間の研修でしたが、吉川先生のとても親身なご指導で、陰陽太極鍼を習得することができました。 吉川先生のご指導がなければ、今の刺絡療法も経絡治療も私の中にはなかったことでしょう。 「刺絡療法」が形になったのは、ひとえに吉川先生のおかげです。 あの時、帯広まで研修に行ったのもセレンディピティでした。 吉川先生の陰陽太極鍼が熟成されたベストなタイミングだったと思います。 振り返ってみると、中医学の漢方から鍼灸へ飛び込んだのも、仙頭正四郎先生のひと言がきっかけでした。これもセレンディピティでした。 そして、鍼灸=蓮風先生という閃き!があって・・・蓮風先生に直接指導していただけるチャンスを得ました。 蓮風先生の絶頂期に巡り会えたこともセレンディピティでした。 その後、大八木敏弘先生には、打鍼のキモと無限の可能性を教えていただきました。 安保先生の著書からは、自律神経と経絡の深い関係性を教えていただきました。 どの出会いもセレンディピティです。 そして今、オリジナルな形で「刺絡療法」を確立して、万病と向き合えています。 ずっと大きな神さまの意図に流されるままに、今日まで来ました。ありがたいことです。 2017年は、この神さまからお預かりした「刺絡療法」で、神さまに導かれてご縁の繋がった皆さんの万病を治していきます。 刺絡は鍼灸師と医師に許されている手技だと思っていましたが、鍼灸師は鍼で刺すことはできても、血を絞り出すことはNGだ、とある方から伺いました。 昨今の何でもかんでも非難する風潮からして、鍼灸師が刺絡を避ける気持ちもよく分かります。 医師法違反だ!と検挙でもされたら一大事ですからね。 つまり・・・刺絡療法が出来るのは医師だけ、ということです。 医師なら誰でも出来ますが、経絡経穴を理解している医師はとても稀です。 同時に自律神経と免疫力&自然治癒力と経絡経穴との関係がわかっている医師は極めて稀でしょう。 これも大いなるセレンディピティだと感謝しながら、これからも「刺絡療法」を研鑽し続けていきます。