2017年1月22日日曜日

ごきげんさん 2017.1.22.

「刺絡療法」で頭から足先までの全ての経絡(氣血の流れ)を通していくと、最後に氣血の滞りが残る場所があります。 それは仙骨。 頭熱足寒タイプの皆さんの仙骨は冷えて固まっていますが、他のタイプの方々の仙骨も同じように固まっています。 氣功で診ると、仙骨の下に、悪血・水毒・気滞・湿濁・様々な体毒が固くて、油っぽくて、ドロドロ粘着質で、黒い団子状の塊として見えます。 この黒く冷たい塊が、丹田と仙骨の氣血エネルギーの交流を妨げています。 仙骨は脊髄を介して脳・脳幹へと続いています。 生命維持の脳幹を動かし、人間活動の脳へ氣血エネルギーを送る原子炉のような働きをしているところが仙骨です。 仙骨は脳神経系の「腎」なのです。 この黒く冷たい塊があるところは、クンダリーニの陰陽和合エネルギー塊が収束増幅する場所と一致しています。 クンダリーニの陰陽和合エネルギーは、ここで太陽のように眩しく輝く光玉となって、脊髄を龍のように駆け上り、頭(百会・つむじ)から宇宙に向けて爆発的放出されます。 仙骨の独特の形、内面側の湾曲は、この光玉の発射台の役目をしています。 「刺絡療法」では、仙骨を根気よく打鍼することで、この黒く冷たい塊を砕き取り、仙骨が氣血を取り戻すお手伝いをしています。 昨夜の夢の中に表れた華陀さんから、この仙骨のすす払いをするだけではダメで、本来、この仙骨に宿っている陰陽和合の生命エネルギーを蘇らせなさい、と教わりました。 やり方は? ・・・ アダム徳永先生の氣功だよ。 なるほど、やっとアダム徳永先生に師事して学んだものがやっと役立つ時が来たわけです。 (氣功だから、直接触れないでも出来ますからね) 原子炉で例えれば、古くなって危険になった燃料棒を抜き去って、新しい燃料棒を挿入し、臨界点近くまで温めておく・・・感じです。 免疫力・自然治癒力の向上は、自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスだけでなく、この仙骨のエネルギーも一役買っていることを華陀さんに教えていただきました。