2017年1月18日水曜日

ごきげんさん 2017.1.18.

ごきげん少食療法(一日1食ファスティング)も8ヶ月を過ぎました。 一昨年秋に作ったスーツのズボンもブカブカです。腹囲も20cm以上減りました。 そして、ものすごく元気です! 私の少食療法は、朝:ニンジン4本+リンゴ2個をジューサーで生ジュースにして飲みます。これでコップ3杯くらいです。 ミキサーではないので食物繊維は入りません=身体は「吸収モード」ではなく、眠っていた時のままの「排泄モード」です。 昼:抜き(コーヒー1〜2杯) 晩ご飯:玄米ご飯+具だくさん味噌汁が主で、時々焼き魚をいただきます。自家製豆乳ヨーグルトも。 晩ご飯はフリーですが、胃が小さくなってきた&身体の声がとてもよく聞こえるようになってきたので、自然と肉食&卵は食べなくなりました。 もちろんグルテンフリーですので、パン・うどん・パスタも食べません。 「そんなので、食べる楽しみがないんじゃないの?」という声もありますが、 晩ご飯の前の空腹感を楽しみ、 玄米菜食&具だくさん味噌汁の美味しさは、どんな三つ星レストランよりも幸せです。 最近は、コンビニの前を通っただけで、腸内フローラの悲鳴が聞こえてきます。 「大丈夫だよ、こんな毒食、食べたりしないからね」といつもなだめています。 ド・ヴリーズ博士(フランス)は「断食すると皮膚の若返りが著しく、シワがとれ、シミ、そばかす、発疹、吹き出物が消えていく」と書いていますし、ハーバード・シェルトン博士(アメリカ)も「断食により皮膚は若々しくなり、色艶がよくなり、眼は生き生きとして、表情がよくなり、10〜20歳も若く見られるようになる。この皮膚の若返りは表面には見えないが、身体全体の若返りの表れである」と書いています。 最近、お風呂に入ると、お湯の中で身体が痒くてゴシゴシ掻いたわけではないのに、お湯に小さな皮膚垢がたくさん浮いているのに気づきました。 アトピーでもないし、何だろう?  このお風呂の皮膚垢は、子供の頃と同じだ!と思い出して納得できました。 皮膚が若返って、新陳代謝が活発になったための皮膚垢だったのです。 最近、多くの患者さん(女性ばかり!)に「肌が透き通っている」と褒められます。 確かに手の甲にあった加齢性シミ、色素沈着がいつのまにか消えてしまいました。 甲の静脈の弾力も若々しい! 血管も若返っています。 少食(断食)の効果は・・・ ・聴力の回復 ・視力の回復 ・味覚、嗅覚の回復 ・活力の回復 ・精神力の回復 ・体重減少 ・消化力の促進 ・顔の小じわの消失 ・血圧の低下 ・心臓、循環器系機能の促進 ・前立腺肥大の解消 ・性的機能の若返り ・癌予防 ・免疫力の向上 ・炎症性疾患の消失 ・大小便排泄の促進(瞑眩反応の促進) ・疲労感の消失 ・頭脳明晰、集中力の向上 ・性欲の回復、不妊症の改善 ・耐ストレス力の向上 ・運気隆盛「食を少なくすることこそが健康長寿のみならず、富裕や立身出世をする道である by 水野南北」 元旦は、朝からお雑煮をいただきました。久しぶりの「朝食」です。 すると・・・ お昼にはもうお腹が減って、昼ご飯を食べました。 三時には小腹が空いて、ちょっとつまみ食いをして、晩ご飯もガッツリ食べてしまいました。 翌日・・・ その体調の悪いこと! すぐにいつも通りの朝ジュース&一日1食に戻しました。 朝 食べるから、昼食もおやつも晩ご飯も食べたくなってしまうのがよくわかりました。 少食療法をお薦めして、がんばってチャレンジ!してくださっている患者さんたちの中で、 どうしても昼から空腹に負けてしまうグループがあります。 よくお話をうかがうと、朝 ジュースと味噌汁(具入り)とか、朝 ジュースと○○  朝食:ブレックファーストになってしまっています。 朝「吸収モード」に入れてしまうと、食欲脳は3時間毎に「吸収モード」を求めてきます。 はい、これでは痩せられませんし、少食療法の効果はなかなか出てきません。 ごきげん少食療法は、とてもフリーな食事療法です。 縛りは緩く、とてもいいかげん(適当)です。 アイデンティティが確立されている患者さんは、このごきげん少食療法が出来ています。 依存が強い患者さんには、甲田療法などの縛りのきつい食事療法の方がよいのかもしれません。