2016年2月15日月曜日

ごきげんさん 2016.2.15.

新医院では「光の前世療法」を行っています。 心斎橋の午後だから騒音が心配でしたが、やってみると旧医院よりも静かでした。 元々、どなたがお越しになっても「ここはとても氣が善い」とおっしゃってくださいます。 聖地のような善い気の下での「光との対話」は、誘導させていただいていてもとてもパワーアップしていると感じます。 スタッフから「光の前世療法をひと言で言うと?」と尋ねられて、答えを考えました。 始めた頃は「生きがいの創造」でした。 今は「人生の大節目からの・・・第二の人生の創造」がメインテーマとなっています。 いくつもの人生の節目ごとに「新しい人生の創造」が起こります。 その中で最も大きな節目から生まれるのが「第二の人生の創造」です。 光さんが見せてくれる大節目から伸びる別の人生は「第二の人生」と呼ぶのが最もふさわしいと思います。 今日も10年前の症例をご紹介します。 テーマは「自殺」です。 D 地面を見て、地面を感じて。どんな地面が見えますか、感じますか? C 乾いた薄茶色の土です。 D 足には何か履いていますか? C (泣き出す)ぞうりです。 D 何を着ていますか? C 膝までのブルーに水玉の着物を着た男の子です。 D どんな髪ですか? C 坊主頭が伸びたみたいな黒い髪です。 D では、その男の子の中にしっかりと入ります。まわりはどんな風景ですか? C 殺風景なところです。松の木があって、山の中にいるみたいです。 D 何か荷物を持っていますか? C 何も持っていません。 D 天気はどうですか? C 雨は降っていません。夕方かな。 D 気候はどうですか? C 秋かな。 D あなたの年齢はいくつですか? C 十二才です。 D 名前は何と言いますか? C 竜(リュウ)・・・。 D それから、どうしていますか? C 誰かを探しています。ひとりぼっちです。置き去りにされました・・・ウロウロしても誰もいません・・・村から出てきました。誰かと一緒だったかもしれません。 D 誰と一緒だったの? C 七才の弟です。両親を探しに来て、はぐれました・・・私がふろしき包みを持っています。   おむすびが入っています。 D 弟の名前は? C チビって呼んでいます。 D チビくんは、今のあなたが知っている人ですか? C (息子の)太郎(仮名)です。 D それから、どうなりましたか? C ずっと手をつないできたのにチョロチョロするから、気がついたら、いなくなっていて・・・探したんだけど見つからなくて、さっきの松の木のところで途方にくれています。早く見つけなきゃ・・・見つかった。おしっこをしてたんだ。それで自分も迷ったみたいです。手をつないで・・・でも、どこに行っていいのかわかりません。ふたりでおむすびを半分ずつ食べてから、お堂で身を寄せあって寝ました。 D 両親はどうしたのですか? C 私たちを捨てて逃げました。貧乏だったから。 D リュウ君の人生で、両親との一番の思い出の場面に移って下さい。 C 家の中でご飯を食べています。十二才です。弟と、もっと小さい妹もいます。 D その妹は、今のあなたが知っている人ですか? C 教子(仮名)さんです。 D お父さんはどんな人ですか? C お百姓さんです。お父さんのことが好きです。 D お父さんは、今のあなたが知っている人ですか? C 今のお父さんです。 D お母さんはどんな人ですか? C 優しそうです。 D 他に誰かいますか? C いるような感じもするけれど、よくわかりません。 D では、さっきの松の木の場面に戻ってください。妹はどうなったのですか? C 妹は小さかったから、連れて行かれました。 D その人生で、太郎君との関係が最もよくわかる場面に移って下さい。 C ・・・家を建ています。仕事をしています。十八才です。大工さんをしています・・・周囲は江戸時代の町で、賑やかで、いろんな人が行き来しています。私はちょんまげの町人風の格好をしています。まだ下働きです・・・私は博打が好きで、もらったお金は博打とお酒に注ぎ込んで、飲むと喧嘩をしています。あまり良い暮らしじゃないですね。まだ結婚してません。長家住まいで・・・またお酒を飲んでいます。それしか楽しみがないみたいです。弟はどこに行ったんだろう・・・毎日同じことの繰り返しです。タツと呼ばれています。 D タツさんの人生で、チビくんと別れた場面に移って下さい。 C ・・・しばらくふたりで一緒にいたんだけど、あの子はあの子で別の仕事をしたくて、別々になりました。それまで長家で一緒に暮らしていたのかな・・・私がお酒を飲むのが嫌いだったのです。あの子は喧嘩して出ていったのかな・・・それから帰って来ません。 D タツさんの人生で、次に大切な場面に移って下さい。 D 長家で老いぼれています。くたびれてます。肝臓が悪いみたい・・・ときどき弟が来てくれます。弟は真面目です。弟が来てくれると嬉しい・・・でも口には出せません。ひねくれものだから・・・弟にはお嫁さんがいます。身なりもこざっぱりとしています。私はぼろぼろです。 D タツさんが死ぬ場面に移って下さい。 C 五十二才です。長家でせんべい布団に寝ています。全身がとてもだるい・・・。 D そこで何を考えていますか? C 自分は駄目な人間だな。全然弟に兄らしいことをしてやれなかった。弟は自分ひとりでがんばりました・・・弟がそばに来てくれています。死なないでくれ、って言っいます・・・。おれはもう駄目だ。ごめんな。何もしてあげられなくって・・・いいんだよ、って。ふたりでがんばってきた、って・・・心が落ち着きました。 D そのまま死ぬ場面を通り越して、魂が宙に浮いたら教えて下さい。 C ・・・浮いたみたいです。 D 下で何が起こっていますか? C 弟が手を握って泣いています。でも私は安らいでいます。 D 死んだ時に、何か決心したことはありますか? C 何もありません。 D そこから上へ高く高くあがります。あがったところからタツさんの人生を見て、何か気がつくことはありますか? C 貧乏は嫌だ! D もっともっと高く上にどんどんあがります。そこから、タツさんの人生と今のあなたの人生を見比べてみて、何か気がつくことはありますか? C ・・・酒と博打に溺れちゃいけなかった。弟より先に死んじゃいけなかった。もっと真面目にきちんと生きなきゃいけなかった。 D そこから上はどうなっていますか? C 真っ青な空です。 D その空に向かって高く高くあがります。その上に何が見えますか? C 何となく光のような・・・。何だか丸い、大きい白っぽい光がひとつあります。 D その光の中に入ります。どんな感じがしますか? C ・・つらいことも何もありません。 D そこに誰かいませんか? C 誰もいません。ただ光に包まれている感じです。 D その包んでくれている光に聞いて下さい。今回の人生で、太郎君との関係は何ですか? C 愛することです。(泣き出す) D 太郎君に会わせて下さい。 C 現れません。 D なぜ会わせてくれないのですか? C まだ早い。 D どうしたら会えるのですか? C もっと人を憎むことをやめないといけません。 D やめますから、会わせて下さい。 C 大丈夫、太郎は元気だから・・・。 D ビジョンだけでも見せて下さい。 C バイクに乗っています。雲の上で・・・。 D お願いだから、太郎のところに行かせてください。 C 近づきました。私に気がつきました。恥ずかしそうにしています。(笑い出す)元気?って言ったら、ああ、だって。 D 太郎君をしっかり抱きしめて、あなたが言いたかったことを全部言ってあげて下さい。 C ヘルメットを取って、と頼んだら取ってくれました。まっすぐの髪の毛でカッコつけていて、革ジャンを着ています。ごめんね、ごめんね、と言ってちょっと抱きしめて、あとは手を握っていました。かまわないよ・・・全然私を恨んでないよ、と言ってます。お母さんが先に死ぬのが嫌だった。今はイラストを描いてバイトしてるよ。上手くなったぜ、と言ってます。また会いにきてもいい? って聞いたら、いいよ、って言ってます。 D 太郎君は、今回の人生では早く死ぬ、と決めていたのですか? C 死ぬつもりはなかったけど、強くなりたかったんだ。 D 死んだら強くなれた? C いや。バカなことをした。 D 自殺して苦しんだの? すぐに雲の上にあがって来れたの? C (笑いながら)結構大変だった。 D なぜお母さんを選んだの? C お母さんが子供を欲しがっていたから。おれしかない、と思ったから。 D 太郎君が死んでから、お母さんのことを見守ってくれているの? C わかってるだろ、と言ってます。 D お母さんはどうしたら太郎に喜んでもらえますか? C たばこはやめた方がいいよ。ビールも飲み過ぎないように。仕事をしているお母さんが好きだから、できるだけ長く仕事をして、長生きしてくれ。 D そうできるように、手伝ってくれますか? C それは自分の意志で決めることだ。おれを頼りにするな。 D あなたを包んでいる光に尋ねます。今回の私の人生の目的は何ですか? C ・・人を憎んだり恨んだりしてばかりだったから、本当の悲しみが足りなかった。その悲しみで憎しみを洗い流して、愛することを学びなさい。 D 私の人生はここまで順調ですか? C はい。悲しいこともあっただろうけど、計画通りです。 D その計画は誰が立てたのですか? C 私自身と、天にいる上の存在と・・・。 D 私にそれをクリアーすることができますか? C ・・太郎をそれだけ愛せたのだから、できるだろう。 D 父との関係は何ですか? C ・・・勇気です。嫌なことをちゃんと拒否する勇気です。それがなかった。なかったことに気がつきました。だから、これからは本当に嫌なことにはノーという勇気が必要です。 D 夫との関係は何ですか? C もっと彼のことを愛して理解してあげれば良かった。愛も理解も足りませんでした。自分のことばかりを考えてました。もっとおおらかな心で人を愛することが大事だったのです。大きな愛・・・愛されることばかりを求めてました。人の心の悲しみや本当の孤独感が心の底から分かっていませんでした。頭でだけ考えて・・・。 D 太郎君に、麻衣ちゃん(仮名)と会えたの? C 美人になってるよ。 D 麻衣ちゃんにも会わせて。 C 勉強で忙しい、と言っています。 D そう言わずに、会わせてください。 C 出てきました。 D しっかり抱きしめてあげて下さい。 C お母さん、悲しまないでね。私は元気よ。ちっとも恨んでないよ、と言ってます。 D 光に尋ねましょう、麻衣ちゃんから私は何を学ぶのですか? C 許すことです。 D 麻衣ちゃんと太郎と一緒の人生をもう一度送れますか? C 三人で決めなさい。 D 麻衣ちゃんと太郎君に、最後にひとこと言ってもらって下さい。 C 麻衣ちゃんからは、女なんだから、もうちょっときれいにしておいた方がいいよ、って。太郎は・・・おれの画廊を作ってくれ、って。 D お母さんを見守っていてね、と言って、ふたりをしっかり抱きしめて下さい。何と言ってい   ますか? C 元気でね。 D あなたは何を約束しますか? C 最後の日まで生きるぞ! D ふたりに会わせてくれたお礼を光に言って、そして、これからも応援してくれますか? C ・・・あなたはもう大丈夫ですよ・・・そうかなぁ、私、大丈夫かなぁ・・・。 D 光は何と言っていますか? C 見守ってあげます。(以下、省略) 自殺すると光のところへ戻れない と言っている人たちがいます。 「何を信じてもよい」と光さんは言うので、構わないことにしていますが、何百例もの「自殺した人との再会」のワークを通じて、ただの一例も「光さんのところへ戻れなかった」症例はありませんでした。 自殺を含めて、どんな死に方をしても、死んでしまえば(魂・意識体が身体を離れて宙に浮けば)後はスムーズに光さんのところへと戻っていけます。 自殺すると大変なのは、この「死んでしまう」までの間の数秒が数年、何十年、何百年に感じられることだけです。 自殺して死んでしまった後ではもう、その最も苦しく大変な「時間」を亡くなった魂・意識体は通り過ぎてしまっています。 もうその後には苦しみはありません。 ただこの症例のように、反省したり後悔したり・・・はしていますが、人間界のようにひどく感情的になることはありませんので、冷静に振り返っている言動に、光のもとへ還ったのだな、と感じさせられます。 光の前世療法を受けられた方からワークの録音の文字起こしを依頼された時、活躍していただいていますお友だちからメッセージをいただきました。 音大再受験生やってるころから、 催眠療法の前世療法(や、今生で亡くなった方に会いに行くとか)の、 録音テープを文字データに起こしてた。 セッションをそのままきく訳だから、 誰かの前世を生きて、死ぬ瞬間まで体験して、 身体から魂抜けて、 後悔したり満足したりして 上から人生みなおして もう一回いろいろ考えて、 神さまに会って‥お話しして、、 今生で亡くなった方に会ってお話しもして、 文字に起こしてるんだけど、 頭には映画のように動画が流れて 死ぬ瞬間を疑似体験する。 1本3時間くらい。 10年位やったから、 総数、100本はやってないかな? やったかな? かなりの数の疑似体験した。 それが嘘とか本当とか自分でつくったとか 誘導の結果とかはどーでもよくて。。 何があっても最後は 必ず光と愛と感謝にたどりつく。 亡くなった方に会っても どんな方に会っても その方はいつも笑ってる。 そんな全てを包み込む神さまは 神さまに会いに行ってるようで、 ホントはちゃんと自分の中にいる って思える誘導をする素敵先生なのだ。 ありがとうございます(*⌒▽⌒*)