2018年10月4日木曜日

ごきげんさん 2018.10.4.

(続き) 白い宇宙人に尋ねました。 「大きなヒントとは何ですか?」 「あなたの身体は上から下まで筒抜けだけど、あなたもsのカプセルに入ったでしょう?」 「そんなこと、覚えていませんよ」 「あなたの記憶は全部消してしまったから、覚えているわけはないですよね。左胸も同じように手術したけど、それも覚えていないですよね」 「私はカプセルに入って、左胸を手術したのですか?」 「そうですよ」 「そうか、そうだったのか! あなたはあの時の地底の女の人なのですか?」 「そうです」 「どうりで見覚えがあると思いました」 「私を治してください」 「治してあげますよ。左胸はすでに治しましたが、身体の中心の空洞は、どうしたら治るかな? あのカプセルは確かにものすごいジェットで蒸気が出るのだけど、それでできた空洞を埋めるにはどうしたらいいかな?」 白い宇宙人は手術記録を見せてくれました。 白い宇宙人が指からピィーとレーザーのような光を出して胸を開いていきます。左胸の中をくり抜いて、新しくきれいにして治したパーツをはめ込んでくれました。ただ身体の真ん中に空洞のパイプが通っているので、その分、心臓を左に押しやってしまったのでした。心臓の納まりがその分、変な感じに片寄ってしまったけれど、「まぁ 仕方ないな」と傷を閉じてくれました。 「今、私に入っているのは、どの心臓ですか?」 「地球人の心臓ですよ。すでにあなたには宇宙人のDNAがいっぱい入っているので、これ以上、宇宙人のものを入れない方がいいですよ」 「私の身体の真ん中の空洞を何とかしてください」 「とりあえず光で埋めておきましょう」と白い宇宙人は言いながら、足の下から強力なドライヤーのようなもので、ブーンと充電するように光を入れてくれました。 「どうですか?」 「ちょっと楽な感じです」 「自分でもできる光で埋める方法はありますか?」 「初心者には難しいかもしれませんね。まずは念じることです。美しい愛の光が身体の空洞を充たすようなイメージをしてごらんなさい」 「昨日、今日と見せていただいたビジョンの中にあるヒントとは何ですか?」 「あなたに今回、与えられた役割、役目が昨日、今日と見たビジョンの中にあります。あなたは小さい頃から今までずっと生きたいという気持ちがなかったけれど、これを知れば、生きたいと思えるようになります。生きる気力が大切です。あなたに今生、与えられた役目を知れば、生きたいと思えるようになります」 「私の今生の役目とは何ですか?」 「それはもう少し自分で考えてみてください」 「私の役目は地球人をモニターすることですか?」 「大きく言えば、そういうことになりますね。でもそれでは大きすぎて、今ひとつイメージがピンと来ないかもしれませんよね。でもそこに行きたいのは事実ですから、もう少しやりやすいお役目が与えられています」 「私の役目は地球を救うことですか?」 「そう、でもそんなことはひとりの力ではできない、と思ってしまうでしょう。大本の目的はそこにあるのですが、あまりに大きすぎるお役目なので、やる前からちょっと気後れしてしまいますよね」 「もう少しやりやすいお役目とは何ですか?」 「キーワードは愛です」 「私の魂は何と言っていますか?」 みかんの皮をむくように、観音さまが患者さんの意識体の中から魂を取りだしてくれました。 魂は薄いピンク色で、ちょっと頼りない感じがしました。 魂は答えました。 「そうだ、と思ってましたよ。この世は究極、愛しかないのだから。それが根底にあるものだから、愛に染まっている人になったのです」 「私のお役目は何ですか?」 「愛をわけあたえる人になることです」 「どうしたら愛をわけあたえる人になれますか?」 「別に意識しなくても、自然にそうできるようになれます。ムリにやっても、それは本当の愛ではありません。自然に出てくる愛が大切なのです。 明日からまず、身体を整えましょう。まだ不調な部分が残っていますから、それを整えて健康体になりましょう。少しずつ動けるようになれば、徐々に体力も戻ってきますから、楽しいことや楽しみを見つけましょう。 生きていて楽しいと思える瞬間を増やすことが大切です。 生きたいという気持ちが枯れかけていますから、それを補っていかないといけません。まず身体の苦痛を取ることですが、それは徐々に取れてきますから、気持ちに余裕が出て、幸せと思える瞬間、楽しいと思える瞬間が増えてきます。自然に少しずつそうなると思います。 あなたはこの地球、この世界にいても、違う世界にいても、愛されていることを自分の奥深くでわかっているから、この世にいることは怖くないし、ここでの生活にあまり固執していないけれど、せっかくこの地球に来ているのだから、今のこの人生を楽しんで欲しい、と思います。 地球での愛もなかなか良いものですよ。 あなたはこの地球で生きることへの執着心が足りないようですね。もっと生きることにガツガツしても良いのですよ。良くも悪くも執着心がないのですね」 魂との対話を見守っていた観音さまが言いました。 「これまで大変でしたけど、よくがんばりましたね。降参しないでよかったと思える日が来るから、がんばって生きていってください」 地底人の長老も言いました。 「おかえり! でも、またすぐに行っちゃうんだね。地球の表側を良くしてきてね。またすぐに会えるから、がんばってきてね。あなたの使命は、愛と平和のモデルになることですよ。あなたの行いや立ち振る舞いを見て、まわりの人たちが良い影響を受けてくれますから、それでよいのです。あなたの愛にピッタリですね」 そして、観音さま、宇宙の神さま、地底の長老たちに見送られながら「今」に戻ってきました。