2018年10月21日日曜日

ごきげんさん 2018.10.21.

究極の霊障病の方の光との対話:今日のテーマは「闇の神さまに会う」です。 降り立ったのは・・・何もないところ・・・足も体もない、魂だけを感じます。 光の世界ほど明るくもなく、白くもなく、薄いグレーのようなところで、暑さ寒さも感じませんし、嫌な感じもしません。 でも、前へ進みにくい・・・あまり前へ進めていない感じでした。 闇の神さまを呼ぶと・・・大きなモクモクした薄いグレーぽい雲の塊が出てきて言いました。 「あんた、よくこんなところまで来たな。ここがどこだかわかってるのかい? 今まで誰も来たことなどないぞ! 普通、ここはみんな、足を踏み入れたがらないところだぞ! みんな、光の方が好きだからな。 で、何しに来た?」 「光の神さまには会ったので、闇の神さまにも会おうと思って、やって来ました」 「あぁそうか・・・あんた 結構変わりものだねぇ」 「闇の神さま、なんだかちょっと息がしにくいのですが、なぜですか?」 「ここは闇の世界だからな。あんたも自分の中に闇を持っているだろう。その闇が濃いと、ここに来た時にそれだけ苦しくなるんだよ。あんたの中にいる闇が、ここからパワーを充填するからな」 この世に残っている身体も、とても息苦しそうです。 「宇宙の神さま、息が苦しいのを助けてください!」 白い宇宙人と双子の金色の宇宙人がすぐに降りてきて、呼吸マスクを付けてくれました。そして、光のシールドスプレーを全身にかけてくれながら言いました。 「行くのなら行くって言ってよね。本当にあなたは勝手にあっちこっち行っちゃうんだから。はい! これで大丈夫だから行っといで!」 「闇の神さま、私の中にいる闇のボスさんは、今日はどんな感じですか?」 闇の神さまが答えてくれました。 「今日はまたちょっと元気になってるぞ。昨日は闇の濃さを6まで下げたんだっけ? 今日は8くらいになってるぞ」 「闇の神さま、あなたが私の中の闇のボスにエネルギーを送っているのですか?」 「意図して送っているわけじゃないけどな。この闇の世界からは、絶えず闇の光が出ているからな。それを闇のボスが吸収しているんだ。闇のボスにとっては、この闇の光が生命エネルギーだからな。濃ければ濃いほど、闇のエネルギーを吸収する力が強いんだよ。だから、闇の濃さが1の人は、それほど闇を吸収しないから、色は変わりにくいが、濃くなればなるほど、それだけ闇のエネルギーを取り込んで、更に強くなるんだ」 「闇の神さまはそれほど濃くないように見えますが、どうしてですか? 闇の神さまの濃さはどれくらいですか?」 「私は0.5から1くらいだな」 「なぜそんなに薄いのですか?」 「闇の神さまと言うと、みんな、余程の闇を想像するけど、闇も本来はこのくらいの濃さなんだよ。だけど闇は、怒り、悲しみ、憎しみ、後悔、懺悔・・・そういう人間の感情をエネルギーとしてを取り込んで黒くなる性質があるんだ。 私はずっとこの闇の光の世界にいるから、濃さとは変わらないけれど、ここから出て人々の世の中に入った闇は、その人たちの状況によって変わってくるんだ。何十年も入っていれば、それだけ濃さも増してくるんだ」 「私の中にいる闇のボスは、なぜあんな8まで黒くなったのですか?」 「あんたの闇のボスは、あんたの孤独感、我慢、自分を否定する気持ちを餌にしたエネルギーで黒さを増していったんだな。あんた、ひとりでよく泣いていたよな。その涙も黒さを増す原因となったんだろうな。 だけど、そのことに気づいたから、それは大きなことだよ。普通はみんな、気づかないからな。自分が持っている闇に気づいても、それをどうしたら良いのか? はわからんだろうからな。 闇を消すことばかりを意識するようになるけど、それではいけないんだ。 だから、あんたが今日、やろうとしている薄い色の闇に戻すのは、とても賢明なやり方だと思うよ。闇自身としても、その方がありがたい」 「闇の神さま、私の中には、まだ孤独感や我慢や自分を否定する気持ちが残っていますか?」 「だいぶ、ましになっている。取れてきているよ。でも、昔からの思考パターンが残っているから、まぁまぁ仕方ないけどな。もう形としては、だいぶん取れてきている。昔の考えグセやその傾向がまだ残っているくらいじゃないかな。徐々に気持ちを変えていけば、昔の古い考え方のクセも消えていくと思うけどな。まぁ まだ今は苦しくなると、どうしても前の感情が出てきやすくなるんだよ。まぁ そうとう痛いから仕方ないけどな」 「闇の神さま、私の左胸の痛みは、どうしたら良いのでしょうか? 何か神さまの知恵をお授けください」 「今、そこに闇のボスが陣取っているから仕方ないと言えば、仕方ないけどよな。闇のボスをどかすわけにもいかんだろう。まぁ がんばって、色を薄くしていくしかないだろうな。 あんたの体の違う部分に闇のボスを移しても、左胸はまだ後遺症として痛みが残るだろうし、新たな所にも痛みが出ると、よけい辛いだろう。カイロを当てても、あまり痛みには効かないかもしれないな。試しに痛んだ時に、直に手を当てて、中の闇のボスに光を送るイメージをしてごらん。少しは違うかもしれないよ」 「闇の神さま、闇の光とは何ですか?」 「闇の光は闇の世界にある光だよ。光の世界にも光があるように、闇の世界にも闇の光があるんだよ。 光があって闇が見えて、闇があるから光が際立ってくるんだ」 「闇の神さま、闇の光と光の世界の光とは、どう違うのですか?」 「光としては同じもので、ただその明るさが違うのだ。 光の世界の光は、光の強さが増すに連れて明るくなり、エネルギーも増してくる。 闇の光は、強さが増すと濃さがどんどん濃くなって、エネルギーが増すのは同じだが、一番強くなった時に、光は神々しく眩しくなり、闇は真っ黒になるのだ。 しかしな、そもそも光としては同じものだから、光の神さまとオレは仲良しなんだよ」 そう言いながら、闇の神さまが闇のボスのところへ連れて行ってくれました。 闇のボスはフガフガと息巻いていて、少し昨日よりも荒々しい感じになっています。 「闇のボスさん、こんにちは!」 「おお、なんだよ、何しに来たんだよ! ちょっとオレ、今、イライラしてるから早く帰ってくれ!」と良いながら、闇のボスは全く取りあってくれません。 困っていると、天から観音さまの声が聞こえてきました。 「後ろから回り込んでハグしてあげなさい」 言われた通りに闇のボスを後ろからハグすると、 「あぁ なんだよ、離せよ! 気持ち悪いじゃないか!」 「闇のボスさん、昨日の続きをやってもいい?」 「昨日? 何したんだっけ?」 「すぐに終わるからね」と言いながら、闇のボスを手で覆ってあげて、愛の光のエネルギーを送り続けると、闇のボスのエネルギーが少し弱まってきました。 「終わりましたよ」 「ありがとう。あぁ なんだかイライラが消えてきた。なんだか気持ちが落ち着いてきたよ。 それであんた、何しに来たの?」 「昨日の続きをしに来ました」 「あぁ そうだったな。昨日と比べて、どれくらい薄くなってる?」 「5くらいです」 そこに観音さまが降りてきて、闇の光のエネルギーを遮る大きな日傘を下さいました。その日傘を闇のボスの上にかざして、闇の光が当たらないようにすると、闇のボスのまわりの空気の色が薄くなって、その空間の闇の光が弱くなりました。闇のボスの濃さは変わりませんが、ちょっと光沢が出てきました。 「闇のボスさん、この日傘の中にいると、もうイライラしませんよ」 「おっ それは助かるわ。なんだかイライラするんだよな。おちおち寝てられないくらいなんだ。助かるよ、ありがとう」 日傘の上を見ると、黒いススがいっぱい積もっていました。このススが闇のボスの居る空間に漂って空気を汚して、空間を黒っぽく見せていたのでした。 闇のボスはよほど気分が良くなったようで、鼻歌を歌っています。 闇の神さまの声が聞こえてきました。 「あんた、たいしたヤツだなぁ。なかなか強いこころを持っているじゃないか! このままがんばっていけば、闇のボスの色も1まで下がるんじゃないかな」 「闇の神さま、この世の人たちへもメッセージをください」 「みんな自分の中に光と闇を持っています。 闇があるのは、決して恥ずかしいことではありません。 持っていて当然のものです。 この自分の闇に気づかなかった人たちもいますし、気づいても隠そうとする人たちもいます。 闇を隠そうとすることで弊害が出てきます。 自分の中に闇も怒りも受けとめて、そして向きあってもらうと、生き方が変わってきます」 観音さまが光の世界へと連れ帰って下さいました。 「おかえり!」と妖精たちが駆け寄ってきます。 「また真っ黒だけど、このスス、すごいね。こんなにたくさん、どこから持って来たの? でも不思議だよね。このスス、払うと光に変わるんだよね。そしてフッーと消えてしまうんだ。大丈夫、もうきれいになったからね」 そして光の世界の中心にある大きな光の中に導かれて浄化されました。 光のシャワーを浴びながら、大きな光の声が聞こえてきました。 「あなたが今、浴びている光も闇の光も本質は同じものだということを知ってもらいたくて、今日は闇の神さまに会いに行ってもらいました。 闇の光を選ぶのか、こちらの光を選ぶのか、それはあなたたち次第です。どちらでも自由に選べます」 「大きな光さん、闇の光を選んだら、どうなるのですか?」 「闇の光を選んでも闇を増やさない状態でいられれば、特に問題はありませんが、自分で闇を濃くしていけば、どんどん闇に飲み込まれていきます。 元々の存在としては、闇は悪いものではありません。その闇の光を持って、あなたがどうするか? です」 「大きな光さん、闇の光をどのように使えば良いのですか?」 「闇の光はあなたに落ち着きを与えてくれます。静寂と思慮深さやこころを鎮める働きを持っています。 闇を持つと、それはあなたの人生の中で大きな支えになります」 「今日もおつかれさまでした。あのように闇が苛立っている時には、後ろから抱きしめてあげると良いですよ」と、観音さまもねぎらってくださいました。 「光の神さま、今日の地球さんの光のエネルギーの充填は、どこまでいきましたか?」 「今日は8までいきましたよ」 地球の意識体さんからの声も届きました。 「地球もがんばっていますから、あなたもがんばってくださいね。ありがとう!」 光の神さまがこの世の人たちへメッセージをくださいました。 「この宇宙は、私と闇の神さまと二人で力を合わせてできたものです。 どちらかが欠けても、今のこの宇宙にはなりませんでした。 闇があるからこその万物の存在を感じて欲しいのです。 光があるところには必ず闇は存在します。 その両方に目を向けてください。 闇を見ないようにしてはいけません。 闇の中にこそ、ものごとの本質が見えることがあります」