2018年10月20日土曜日

ごきげんさん 2018.10.20.

究極の霊障病への光の前世療法:今日のテーマは「私の闇のボスとの対話」です。 降り立ったのは・・・いつもの光の世界でした。自分も光のまま、フワフワと浮いています。 ただただ眩しい光の中にいて、まわりには妖精たちの存在も感じられます。 光の神さまが現れて、「準備はできましたか?」と尋ねられました。 「あなたの光を一段とパワーアップするために、これは必要なことなのですよ。 あなたが自分の闇の濃さを薄めることができれば、その分、あなたの光の輝きは増します。 ですから、これから闇のボスに会いに行ってきてください」 そう言って、光の神さまが私を闇のボスのところへと連れて行ってくださいました。 「じゃぁ 送り出しますよ」と背中を押されて、上から下へと落ちていきました。 だんだんとまわりが暗くなってきて、とても寒くなってきました。下のとても暗い中に何かいるような気配が感じられます。 でも、まださっきの眩しい光が私の中に残っているで、それほど嫌な感じはしませんでした。 ここはどこか? わかりません。何もいませんが、そんなに嫌なところではありません。 そこはとても静寂な場所でした。 「ここはここでちょっと落ち着くかも・・・ここはどこかな?」 するとその静寂な空間が答えました。 「ここは光と闇のちょうど中間に当たる場所です。 光と闇の両方が同じように良いバランスを取って存在している場所なので、どちらにも片寄らずニュートラルな境界なのですよ。 ここから左へ行くと、闇の世界に入れます」 上から観音さまの声が聞こえてきました。 「ありのままのあなたの今の状態で、ちょっと闇のボスに会ってきてごらんなさい」 「観音さま、どうしたら闇のボスに会えますか?」 「左側のトンネルを進んでいくと、闇のボスがいますよ」 私は左側のトンネルに入りました。中はけっこう明るくて、それほど嫌な感じはしませんでした。 「観音さま、あまり進んでいないような気がしますが、私は進んでいますか?」 「何かと自分でブレーキをかけながら進んでいますね。では、私が連れて行ってあげましょう」 観音さまはそう言うと、私を抱きかかえてトンネルの向こうへと運んでくださいました。 「観音さま、誰もいませんよ。ここは何もないところです」 「あなたの五感を使って感じてみてごらんなさい。闇のボスに出てきてくるように言ってごらん」 心で念じるように闇のボスを呼ぶと・・・・空気が重く薄くなってきて、呼吸が苦しくなってきました。 「宇宙人さん! 私の呼吸を楽にしてください!」 白い宇宙人と金色の双子のひとりの宇宙人が降りてきて、空気をきれいにしてくれました。 「ここに一緒にいるから心配しなくてもいいよ」 黒い煙がフワッーと充満してきました。 「これが闇のボスなんだな」 「オレの聖域に何しに来た!」 「闇のボスさん、あなたに会いたくて来たのよ」 「勝手にこんなところまで来やがって! ここは誰も入れない聖域なんだぞ! 早く出ていけ! そうじゃないと、息ができなくなるぞ!」 この世に残してきた肉体が息苦しそうに悶えています。 宇宙人たちが駆け寄ってきて、息のできるマスクをつけてくれました。 「大丈夫だから、がんばれ!」 「怖い・・・」 怖さがこころの中に浮かび上がってくると、観音さまの声がしました。 「怖がらなくても大丈夫ですよ。闇のボスを自分だと思って話をしてごらんなさい」 「今まで気づかなくって、ごめんなさいね」と、闇のボスに優しく言いました。 「なんでいきなりそんなことを言うんだ! オレは別にあんたに気づいてもらわなくたっていいんだよ」 「でもね、闇のボスさんは私の一部だから、今まで居てくれたことに気づかなくて申し訳なかったと思ってるの。ずっと居てくれて、ありがとう」 「なんだよ! ありがとうだなんて・・・何言ってるんだよ! オレは、ありがとうだなんて言われたことなんかないんだ。オレの仕事は、ありがとうと言われるようなものではないだぜ! お前はバカか!」 「闇のボスさんのことも好きになりたいの。そして一緒に仲よくしたいの。そしたら闇のボスさんもひとりじゃなくなるでしょう。今、ここではひとりっきりでさみしいでしょう」 「別にオレはさみしくなんなないぜ! 全然さみしくなんかない! オレはひとりで自由気ままにやっているんだからな! オレはお前からそんなふうに関わってもらう必要などないぜ!」 「だけど闇のボスさん、健康な闇はもっと薄い色なのですよ。あなたは何かすごく黒くなってしまってますよ。その色だけでも薄くしてあげたいの。そしたらね、闇のボスさんももっと軽くなる、と思うのですよ」 「お前のそのマスク、もう効かなくなってきたぞ! オレの黒い煙で、そのマスクは効かなくなったぜ!」 「宇宙人さん、助けてください!」 宇宙人たちがマスクの空気孔に詰まった黒いススに光を当てながら、きれいに掃除してくれました。 「宇宙の神さま、私の呼吸を守ってください!」 宇宙の神さまが降りてきて、光でシールドしてくださいました。 「もう大丈夫ですよ」 闇のボスが言いました。 「えっ? オレ 今、そんなに黒いか?」 「ええ、真っ黒ですよ。すごく黒いススみたいなものがこびりついていますよ」 「え~ そうなの? ちょっと自分の姿を見たいな」 宇宙の神さまが鏡を出してくれました。 闇のボスは、黒いモコモコした光の塊に見えました。 「うわぁ すごいな。オレは最初はこんなに黒くなかったのになぁ。えっ? いつの間に、こんなに黒くなっちゃったんだろう。闇はこんなに汚いもんじゃないんだぜ。すごく汚れてしまったじゃないか。元の姿に戻りたいな。戻してくれ!」 この間、観音さまに教えてもらったように・・・ 「闇のボスさん、そこでちょっとじっとしていてね」と言うと、闇のボスの全身を手でフワッーと包み込むように覆ってあげて、「愛してるよ。今までありがとう」と言ってあげました。 すると、上からだんだんと色が薄くなってきました。元の黒さが10だとすると、6くらいの薄さになりました。 「闇のボスさん、だいぶん軽くなったんじゃない?」 「すごいなぁ、あんた。さっきよりも何だか体が軽くなった気がするよ」 そう言いながら、闇のボスは自分の姿を鏡で確認しました。 「あんた、これをわざわざしに来たのかい?」 「そうなんですよ」 「なぜ?」 「私はずっと死にそうになっていたんだけど、これは闇のボスさんがやっていたのですか?」 「別に殺すつもりはないけどね。オレはオレで、生きていくために必要なことをやっていただけなんだよ。あんたがそんなに苦しんでいるとは知らなかったけどな。 あれ? オレ ちょっと性格が穏やかになった気がするぞ。少し前までは、なんだかすごくイライラして、自分でも自分を抑えきれない感じだったんだよな。この体を何とか苦しめようと必死だったんだけど、今はあまりそんな気持ちにはならないなぁ。なんでかな?」 「あなたはまだ黒さが6なのですよね。それを1にしたいのだけど、今日はいっぺんにはムリだから、又、来てもいいかしら?」 「オレ 今 6? 1になったらオレはどうなるの?」 「1になったら、もっと体が軽くなって、闇のボスさんのさみしい気持ちもかなり減ると思いますよ」 「あぁ そうなの? じゃぁ1にしてもらおうかな。今はだいぶん軽くなったよ。また、いつでも来な!」 闇のボスをハグしてあげると、とても冷たく寒い感じがしました。 「もっと楽にしてあげるからね」 観音さまが迎えに来てくださいました。 「おつかれさまでした。ひとまず最初のハードルは越えましたね。でも、まだまだ油断は禁物ですよ。 闇のボスは今、一時的に物わかりが良くなっていますが、これからまた、時間が経って、闇のエネルギーを充填していくと、再び黒さが増していくので、甘く見てはいけませんよ。でも、今日のところは、よくできましたね」 そして、光の世界へと連れ戻ってくださいました。 光の神さまや妖精たちが出迎えてくれています。 「おつかれさまでした。なんだかすごいススを被ってしまっているけど、どうしたの?」と言いながら、みんなでススを払ってくれました。 「また、あなたはどこかで大冒険をしてきたのでしょう?」 そう言いながら、光の世界の中央にある大きな光の中に入れてくれました。 「あなたにとっての大仕事でしたね。さぁ この光のシャワーをいっぱい浴びて元気になりなさい」 大きな光の中で浄化されながら、深く癒されています。 とても気持ちよく、意識が透き通ってくると、光の神さまの声が聞こえてきました。それはこの世の人たちへのメッセージでした。 「あなたたちのこころも魂も肉体も、すべて光でできています。 目に見えるこの世の物質の元をたどれば、すべて光から生まれたものです。 光と一体化する幸福感を皆さんに味わって欲しい、と思います。 永遠に約束された安らぎと幸福感があなたたちのすべてを覆うことでしょう。 光を受けて、光と一体化することにこころを開いてください。 頭で考えずに、今までの知識で判断せずに、ただ感じるだけで良いのです。 光は愛そのものです」 闇の世界からこの世へのメッセージも聞こえてきました。 「闇を恐れないで。闇に恐怖心や憎しみを抱かないでください。 あなたが持った感情が闇の感情になります。 闇の世界も元々は無です。 あなたの作り出した感情が闇の感情になるだけです。 闇はあなたそのものです。 あなたが抱えた感情と生きざまの負の部分を表しています。 闇に光を当てることがイコール、あなた自身に光を当てることなのです。 闇を見る目で、自分自身のこころの中を見つめてください。 闇はあなたと一心同体です。 自分から切り離して考えてはいけません」