2018年10月17日水曜日

ごきげんさん 2018.10.17.

究極の霊障病の光との対話:今日のテーマは「闇と対話する過去生へ」です。 降り立ったのは・・・海の中でした。いつもの白い浴衣を着た日本人の女性がいます。 死のうとしています・・・足がとても冷たいです。 突然、患者さんの左胸が強烈に痛み始めました。 「胸の上から下へ長い矢が突き抜けています」 自分では抜けません。海底へと沈んでいきます。 「いいよ、このまま死ぬから」 患者さんの息が窒息しているかのように苦しくなって・・・「死にました。もう痛くありません」 白い浴衣をきた女性の魂が体から抜け出して雲の上へと昇り、海深くに沈んでいく自分の身体を見つめています。 「また、ひとりだけでこっちへ来てしまった。体を置いてきてしまった。ごめんなさい」 泣きながら、呟くように言いました。 「誰か、私の体を助けてくれないかなぁ」 通りかかった船が見つけてくれて、体を船に引き上げて助けてくれました。 でも、長い矢が胸に刺さっているので助からない、と思いました。 船の男の人たち4、5人が一生懸命に助けようとしてくれています。 取りあえず矢の刺さったところを止血して、急いで岸に運んでくれました。 いつもと違う真ん丸で滴型の宇宙船が降りてきて、光に覆われた宇宙人が現れましたが、船の男の人たちには、全く見えていません。 その宇宙人が、刺さっていた矢を手をかざしながら抜いてくれました。 溺れかかっていた女性は、ふうっと息を吹き返して、息ができるようになりました。 「あれ? 何でもなくなった・・・」 船の男の人たちは、彼女が急に治ったのでびっくりしています。 「よかったね、よかったね。こんな波の荒い日に海に入ったらダメだよ」と言われました。 彼女は安心して、そのままスッーと眠ってしまいました。 「また、あの体に戻れるかな? 戻った方がいいのかな? ちょっと上から見ていようかな。もう戻りたくないんだよ」 宇宙人が宇宙船に乗って雲の上に来てくれました。 「もうあの体には戻りたくないんだね?」 「そうです」 「じゃぁ 一緒に行こうか」 「あの体はどうするのですか?」 「魂の一部が残っているから、何とかやっていけると思うよ。君の方のダメージが強いのだから、君は自分を癒さなければいけないんだよ」 「じゃぁ、お願いします」 そして、抜けてしまった魂を宇宙人の手のひらに乗せて、そのまま宇宙船の中へ連れて行ってくれました。 左胸に刺さっていた矢は、実物の矢ではなく、エネルギーの矢でした。長期間に渡って何本ものエネルギーの矢が刺さっていたものが、あの大きな矢となって、実物でも見えるような形になって刺さっていたのでした。 本当は物質ではなくエネルギーの矢でしたが、ずっと幼い頃からの積み重ねの固まりだったので、あまりにも大きく太い矢となって胸を貫いていたのでした。 もう生きていたくない、と思っていたので、その太い矢を自分で刺して、海に入って死のうとしたのでした。 「ちょっとここに入ってリラックスして休んでいた方がいいよ」 そう言いながら、宇宙人は手のひらの上に乗っている魂を減圧室のような器械の中へそっと入れてくれました。扉が閉まると、一時的に真っ暗になったので、「やだ、どうしましょう」と思いましたが、あたたかな光がフワッーと降り注いできて、すごくとろけそうな気持ちになりました。 とてもあたたかな光の中で、焦げついていた感じだった自分の魂が、ピカピカの光の固まりのような美しい魂にしてもらいました。 扉が開くと、宇宙人の手のひらの上に乗せてもらいました。 「鏡を見てごらん。これが本当の君の色だよ」 鏡には、きれいなお日さまのように温かく輝く光の固まりが写っていました。 「しばらくここに居て休むといいよ」と言われて、一緒にそこで生活させてもらいました。 私はただの弱い光の固まりで、フワフワ浮いているだけでしたが、宇宙船の中の人たちはみんな、優しくしてくれました。みんなにあまり違和感を感じなかったし、前から知っている人たちのような気がしました。 1週間くらいしたある日、「君もだいぶ元気になったから、宇宙の神さまに会いに行こう」と言われて、宇宙船で宇宙の神さまのところへと連れて行ってもらいました。 「地球の人間の生活はどうでしたか?」と宇宙の神さまに尋ねられました。 「はい、大変でした」 「そうだろうね、大変だっただろうね。やっぱり魂だけが抜けてしまったんだよね。そのクセを直した方が良いのだけどね。自分でも、そうだよなぁ、と思っているでしょう。でも、あまりに辛すぎると、魂が抜け出してしまうのだよね。 そろそろ対処しなくちゃいけないのだけど、あなたは我慢して我慢して我慢して、とうとう我慢できなくなると魂が抜け出してしまうから、そうなる前に、最初に辛くなってきた時に、自分から言うようにしないとダメなんだよ」 そう言われて、「あぁ そうなんだ」と思いました。 「今日もよくがんばりましたね」と宇宙の神さまに労われたので、 「宇宙の神さま、あの残してきた体をどうしたらいいですか?」と尋ねました。 「こっちの人はちゃんと神さまが守ってくださっているから、体も大丈夫ですよ」と聞いて、ちょっと安心しました。 いつもの観音さまが現れて、おっしゃいました。 「これまでのいろいろな我慢と忍耐の積み重ねが太い矢になって、あなたの左胸を攻撃しているのです。ある意味、自分で自分を苦しめているのです」 「観音さま、私はどうすればいいのですか?」 「まず自分を楽にしてあげなさい。自分を痛めつけるのは、もうやめなさい」 「観音さま、どうしたら自分を楽にしてあげられますか?」 「自分を痛めつけないように、自分で気をつけるしかありません。これは訓練です」 「観音さま、もっと具体的に教えてください」 「神さまが守ってくださっているのだから、不安とか心配しないで、大船に乗った気でリラックスしなさい。 あなたがいろいろ心配するから、それが不安となり、恐怖となって、どんどん自分を苦しめているのですよ。 ちゃんと神さまに守られているのだから、安心してそこに居れば良いのです。 あなたがいつも思う不安は、ほぼ実現していないでしょう? 100%実現していないはずですよ。 でも、あなたの不安は矢となって、自分で自分を刺していたのです。 あなたは先のことを考えすぎです」 「観音さま、闇のボスは何と言っていますか?」 「闇のボスは今、寝ています。ちょっとこれからの戦いに向けて、力を温存しておくために休むんだ、と言っていました」 「観音さま、闇のボスの弱点と戦い方を教えてください」 「闇のボスの弱点は愛です。あなたが闇のボスを愛の光で包んであげれば、闇のボスの力は一気に抜けて、後は普通に話ができるようになります。あなたの優しい愛で丸ごと包んであげたら勝てますよ」 「観音さま、もっと詳しく具体的に教えてください」 「闇のボスにも、愛しているよ、好きだよ、と言ってあげなさい。闇のボスもかなり愛情不足で、愛しているよ、という言葉にとても飢えていますから、いっぱい&いっぱい言ってあげると、闇のボスはとても柔和になります」 「観音さま、どうしたら闇のボスに心から、愛しているよ、と言えますか?」 「闇のボスもあなたの体の一部ですから、自分だと思って話しかければいいですよ。怖がらなくても大丈夫です」 そして、観音さまは闇のボスが寝ているところへと連れて行ってくれました。闇のボスは黒い煙の固まりとなって、いびきをかきながら眠っています。 だけど、闇のボスの心は泣いています。すごく寂しくて孤独なのが伝わってきました。 「観音さま、闇のボスへの愛のお手本を見せてください」とお願いすると、観音さまは闇のボスを口と手でファーと撫でるように息を吹きかけました。すると、闇のボスは観音さまの愛の光のオーラで包まれました。 「観音さま、私にもできるでしょうか? どうしたらいいのですか?」 「あなたはもう自分のイメージ通りにやれば良いのです。あたたかい愛の光で闇のボスを包み込むイメージをすれば良いのです」 そう言いながら観音さまが手を取って、やり方のお手本を教えてくださいました。 闇のボスのまわりを撫でながら、手から出た光でファーと覆ってみると、あたたかな光の円柱ができて、闇のボスは前よりももっと気持ちよさそうな寝息を立てました。 「観音さま、これで大丈夫ですか? 私にできますか?」 「あなたが出来ると思えば、出来ます。怖がらないでやることです」 「観音さま、地球さんには、どれくらいの光のエネルギーが溜まりましたか?」 「もう少しみたいですよ。あまり先週末とは変わっていないけれど、今で7.5か8くらいでしょう」 地球の意識が現れて、言いました。 「ちょっと時間がかかってしまって、ごめんなさいね。でも順調で、予定通りです。 おかげで地球もだいぶ状況が良くなってきました。 あなたも最近、少しだけど楽になってきたでしょう。あとひと息なので、もうちょっと待っていてくださいね」 「観音さま、なぜここ数日、私はとても苦しかったのですか?」 「あなたは闇のボスと出会ったでしょう。その後、闇のボスが奮起したので、それによるものだと思います。 闇のボスの力が急に増して強くなったので、あなたの中でも症状が一気に悪くなったのです。 今日は闇のボスは休んでいるので、ちょっと楽だったでしょう。 闇のボスもここ数日間、すごい勢いだったから、よほど疲れたのだとおもいますよ」 「観音さま、闇のボスはこのまま眠ったままでいてくれないでしょうか?」 「それはムリでしょう。いつかは目を覚ましますからね。 闇のボスの色が濃いいままだと良くありません。 闇のボスがあなたの中に居る分にはいいのですが、その色を弱めないと、あなたの人生はこれからも辛いままだと思います。 ですから闇のボスをどかせるのではなく、光に包んで色を薄くしてあげればよいのですよ」 「観音さま、闇のボスの色を弱くするのは、さっきの方法で良いですか?」 「先ほどの方法で大丈夫です。何回かやらなければいけないかもしれませんが、必ず出来ます」 「観音さま、闇のボスが起きている時でも出来ますか?」 「大丈夫です。起きている時でも出来ます。寝ている時の方がやりやすいですが、起きている時の方が闇のボスの反応を見ながら出来るので良いと思います。 あとちょっとだから、がんばりなさい」 「観音さま、私の大切な人たちへのメッセージをください」 「みんな守られていますから大丈夫です。何も心配しないでいてください」 「観音さま、この世の人たちへもメッセージをください」 「闇は決して怖いものではありません。恐れるべきものではありません。 愛を持つことで闇と共存していけます。 闇と共存している時、闇は一切あなたに悪い影響を与えません。 人間には毎日、ガン細胞が体の中に出来ていますが、闇との関係も同じです。 ガン細胞も闇も同じメカニズムで人々を苦しめます。 人間は愛です。 愛を持ったあなたなら何も問題にはなりません。 だから、自分の中に明るい光と薄い色の闇を持つようにして欲しいのです」