2017年12月23日土曜日

ごきげんさん 2017.12.23.

農業と医療はとてもよく似ています。 慣行農業と西洋医学(対症療法) 化学肥料と遺伝子操作でどんどん大きく育てあげ、農薬と除草剤で害虫と雑草を徹底的に攻撃排除するのが慣行農業です。 その結果、土地はボロボロ、地中には肥料と農薬除草剤の固い層ができて、微生物はおろかモグラやネズミさえ生きることができない死の農地になってしまいます。 痛みを止める、食欲がもどる、咳や鼻水が止まる、熱が下がる、眠れるようになる、不安がなくなる・・・そのために薬を飲むのが対症療法です。 その結果、心身はボロボロになり、免疫力&自然治癒力が衰えてしまいます。 有機農業と統合医療・代替医療 昔々、田んぼや畑には肥溜めがありました。 肥溜めは3つ並んでいて、農家の人は3年モノの肥溜めを肥料として使っていました。 糞尿は3年すると成熟&発酵が完了して、無臭&サラサラの肥料になります。 ホンモノの有機肥料です。 今の日本の有機農業はウソばかりです。 農林省指定の数種類の農薬は使用可、有機肥料の原料を排泄する牛豚鶏などは薬漬けです。 農薬・動物薬・エサ添加物がてんこ盛りの肥料で育った農産物です。 農薬や肥料を従来の1/5にしました!声高に(値段も)うたっている有機農産物も信用できないですよね。 ちなみに慣行農業の土地は3〜5年間寝かすと自然農法に切り替えできますが、有機農法の土地は10年かかっても土地はボロボロのままだそうです。 さて、統合医療・代替医療も同じウソでいっぱいです。 低容量の抗癌剤なら大丈夫です あなたはこのミネラル・ビタミンが不足しているから、このサプリを飲みなさい いろいろな代替医療・民間医療で症状をやわらげましょう。ガンにも効きますよ もちろん良心的にホンモノの統合医療・代替医療を続けてる病医院さんもおられます。 (ほとんど絶滅危惧種ですが) これほどまでに統合医療・代替医療の病医院が患者さんを食い物にしているとは思ってもみませんでした。 有機農業と統合医療・・・我欲とエゴは本当に凄まじく、人間の暗黒面ってとても怖いものです。 自然農法と自然医学 無農薬・無肥料・無除草・(無耕作)な自然農法にも、闇があります。 種を発芽させる際には、小さな生育ポットに種を蒔いていきます。 この際、生育ポットの中に肥料や成長促進剤を入れる自然農法家さんがいます。 果たしてこれを自然農法と呼べるのか? で自然農法の中でも問題となっています。 自然医学ではどうでしょうか? 絶対に○○は食べない、○○は使わない 自然医学は○○あるべきだ、○○ねばならない 私は アンコの中に白砂糖が入っていることを知っていますが鯛焼きを食べます。 旅に出れば、宿の食事を朝夕いただきます。ソーセージもハムもハンバーグも出れば食べます。 慣行農業のニンジンとリンゴで毎朝、ジュースを作っています。 1日1食の少食にして1年目までは、肉やソーセージ、白砂糖のお菓子を食べると気持ち悪くなっていました。 2年目になると、時々なら身体も許してくれるようになりました。 (もちろん出来るだけ避けてはいますが) ガンなどの重病なら、かなりシビアーにやらなければいけませんが、 病気予防&健康増進の目的なら、時々は手抜きした方が「生きる楽しみ」を味わえます。 免疫力&自然治癒力の向上には、もちろん食養生をしっかりすることが求められますが、同時に「生きる楽しみ」も必要とされます。 ゲルソン療法や少食断食療法、糖質制限や玄米菜食を徹底しても、すべての人のガンが治るわけはありません。 やはり日々生きていく中で、笑い・悦び・楽しみ・感動 そして感謝がないと、免疫力&自然治癒力は十分に賦活されないのでしょう。 自然農法にも闇があると知った時には、それは困ったことだな、と思いましたが、 自然医学ではどうだろう? と自然農法と自然医学を並べて俯瞰してみると、 楽しみと感謝というキーワードが浮かんできました。 この世のモノには光と影があります。 光のあるところには必ず影があります。 影の中に踏み込んでいけば、そこは闇です。 闇は光を飲み込もうとし、光は闇を消し去ろうとします。永遠の戦いです。 光と影は共存共栄です。互いに争わず、認め合っています。 自然医学でも自然農法でも、影を認め共存していくことで、光もより輝きます。 自然医学で免疫力&自然治癒力を回復するには、そんな寛容さと素直さも大切なファクターなのです。