2017年12月16日土曜日

ごきげんさん 2017.12.16.

25年ほど前に「尿療法」を大ブレークさせた中尾良一先生の著書を再読しています。 その中から、尿療法についてのQ&Aを書き出しました。 (一部、私の見解・意見も入れました) 尿療法を始めようとする人たちが抱く疑問は、今も昔も同じですね。 尿療法Q&A(参考:中尾良一先生 奇跡が起こる尿療法) Q:リウマチ・痛風以外のガン、高血圧、肝臓病、糖尿病、膠原病などには効きませんか? A:尿には、ご自分の生体情報のすべてが波動として記憶されています。 病気の情報も、その病気の原因から症状の発現、進展、悪化、そして現状までの情報を尿は記憶しています。その情報をすべて免疫系や自律神経系にフィードバックすることで、免疫力&自然治癒力が回復し、病気を治します。 尿療法が万病に効くのは、そんな波動量子医学に見事に則った療法だからです。 Q:アレルギー性の病気の花粉症、ぜんそく、皮膚病などにも尿療法は効くでしょうか? A:当然、効果があります。 尿うがい・尿点鼻・尿マッサージ・尿湿布・・・いろいろな方法があり、どれもよく効きます。 Q:三日でリウマチが改善した人の体験が載っていましたが、尿療法を実行すれば誰でも同様に効果があるのですか? A:病気の状態には個人差がありますから、誰でもというわけにはいきません。今までの例では、三日で効果が現れた人もいれば、三ヶ月の人、半年の人もいます。若い人や、病気の進行が早期の段階の人には、効果が現れるのが早く、高齢者や末期的な症状の人は、なかなかそのようなわけにはいきません。 まずは三ヶ月間、一日2回の飲尿をやってみましょう! 何か変化・効果を感じ取れるはずです。 何も感じ取れなかったら、それは尿療法の波動とあなたの波動がマッチしていないということです。 尿療法は素直な人ほど、早く&よく効きます。 Q:尿療法が効果を現した例のできるだけ詳しい数と内容を教えてください。 A:これまでの有効例は、ヘルペス、リウマチ、肩や腰の痛み、歯槽膿漏、座骨神経痛、糖尿病、低血圧、便秘、精力増強、疲労回復、白髪などです。 英国の自然療法論者アームストロング氏は、肝臓病、胆嚢炎、皮膚病、生理不順、不妊、原因不明の発熱、ふるえ、けいれん、マヒ、脳卒中、リウマチ、てんかん、貧血、うつ病、ヒステリー、更年期障害、神経痛、関節痛、跛行症、子宮内膜炎などによるこしけ、インポテンツ、栄養失調などの有効例を報告しています。 Q:尿を飲んでも本当に無害でしょうか? 尿の成分はどのようなものですか? A:世界的には200万人以上の方々が尿療法されていますが、有害報告はありません。尿の成分は、尿素、尿酸、クレアチニン、アミノ酸、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、塩化物、水素イオン、その他を加えると200種以上になります。 尿療法は、4000年前のインド経典にも詳しく載っています。 25年前に尿療法が流行った際には、日本だけでも20万人以上の人が実践しました。 もし害があれば、大きな問題になっていたと思います。 Q:尿にはさまざまな雑菌がいると思いますが、煮沸消毒しなくても大丈夫ですか? A:普通の尿は無菌です。もし尿中に雑菌が混入したとしても、その菌量はわずかなものです。消化管に入ると、胃酸の働きで殺菌されてしまいます。 Q:飲んでもよい尿、飲んではいけない尿があれば、その見分け方を教えてください。 A:尿は自分の血液の分身ですから、自分の尿であるかぎり拒絶反応はありません。とにかく飲んでみることです。 Q:尿成分などが体内に蓄積されて起こる尿毒症の人でも、尿療法を行ってかまいませんか? A:尿毒症の人は、尿の出が悪いので、人並みの量を飲むことは難しいでしょう。しかし、排泄された尿を飲むことは差し支えありません。 飲尿すると、利尿作用が亢進して自尿がよく出るようになり、血中カリウムやクレアチニンも安定してきます。 尿毒症の方は、飲尿当初はできるだけ頻回に血中カリウムとクレアチニンを測定しながら、飲尿方法を調整していかれることをお薦めします。 Q:医師から大量の薬を飲むように指示されていますが、どんな薬剤の服用中でも尿を飲んで大丈夫ですか? A:化学的に合成されたような薬物はなるべく飲まない方がよいのですが、ただちに全部やめると反動的な症状が出ますから、症状が改善するにしたがってだんだん減らしてください。西洋薬に比べると、漢方薬は割合、影響は少ないようですが、それもしだいに減らして、最終的には尿だけでいいでしょう。 Q:糖尿病や腎臓病など、尿に糖やたんぱくが出る病気でも、尿療法は無害ですか? A:今までの報告や外国の文献を見ても、有害というものはありません。しかし、神経過敏の人などには、精神的な作用で悪い影響が出る可能性はあります。 Q:痛風は尿酸の排泄量を増やす必要があるのに、せっかく出た尿酸をまた飲んでも大丈夫ですか? A:尿の全量を飲むのではなく、コップ1杯程度なら、含まれる尿酸もごく少ないわけです。その少量の尿酸を飲むことで、かえって尿酸の排泄が促進されることも考えられます。 A:高血圧ですがナトリウムの入った尿を飲んでも血圧は上がりませんか? A:飲尿の量(その中に含まれるナトリウムの量)からして、問題にはなりません。塩分の多い飲食物を取れば、その後のどが渇きますが、尿を飲んでもそういうことはありません。尿にはナトリウムよりも、ナトリウムの排泄を促す塩化カリウムの方が多く、害はさらに少ないのです。 Q:塩分摂取量を控えろと言われていますが、塩分が排泄されている尿を飲んだら、その分も計算に入れて塩分摂取量を減らすべきでしょうか? A:尿には塩化ナトリウムよりも塩化カリウムの方が多く、尿の塩辛い味は主にそのためです。血圧を上げる作用をする塩化ナトリウムは尿の中にはとても少ないので、あまり気にする必要はありません。 Q:エイズなどの人が病原体の入った自分の尿を飲んで、さらに悪化はしませんか? A:逆によくなるはずです。体内で病原体と闘った抗体の混じっている尿は、いわば自分の体内で培養されたワクチンのようなものだからです。 例えば、淋病の患者さんは淋菌が無数に浮遊して濁った尿を飲みますが、それが効くのです。 Q:腎結石や膀胱結石など、体の中に結石がある人でも、尿を飲んでいいのですか? A:かまいません。尿を飲めば、尿量が増えて結石が溶けて排泄される効果があることも分かっています。 Q:脳梗塞で入院中ですが、尿を飲んで効果あるでしょうか? A:あります。早い時期に飲むほど効果は大きいようです。尿中の成分のひとつに、血液の凝固を溶かす性質があると言われています。 Q:前立腺肥大症ですが、このような病気も尿療法を実行して治すことができますか? A:時期により著明な効果があり、早期の方がよく効きます。とにかく論より実行です。骨折のような物理的な障害以外のそれこそ神経痛からガンなでに効いた、たくさんの症例があります。すなわち尿療法は、すべての病気を治す自然治癒力を増強すると考えられます。 Q:首の骨が変形して起こる頸椎症です。尿を飲んだら指のこわばり、肩の痛みがとれましたが、湿疹がどんどん広がってきました。 A:尿を飲んで病気が治る前の好転反応として、湿疹が出ることがあり、全身に広がることもあります。その場合、長くても一ヶ月くらいの間に自然に消えていきます。もちろん尿は飲み続けても差し支えありません。そこで驚いて尿療法をやめると、病気はよくなりません。好転反応によるものかどうかは経過をみなければわかりません。 Q:尿を飲むと尿量が増加するそうですが、頻尿の人が尿療法をやるとどうですか? A:頻尿や夜間尿は、反対に排泄の回数が減り、夜中に起きなくてもよくなります。おむつを当てていた老人が尿を飲み始めて四日目で、おむつがいらなくなったという報告もあります。尿量の少なかった人は増え、多すぎる人は減る、これはどちらも腎臓の機能が正常になるからだと考えられます。 Q:飲尿の量は、普通1日コップ1杯程度だそうですが、それよりももっと少量では無効ですか? A:そんなことはありません。効果はさかずき1杯程度からあるはずです。人によって、病状によって、コップ2杯くらいまで飲んでもよく、その方が効果が上がることもあります。一日の全量、約1500ミリリットルを飲んでも害はありません。 Q:夜中に4回起きて排尿するので、朝一番の尿は少なくなっています。増量しなくてもいいでしょうか? A:夜中の分や朝の分をその都度飲んでください。それを合わせた量がコップ1杯程度になればよいでしょう。 Q:尿療法とは、自分の尿を飲むことでしょうか? また他人の尿を飲んでも効果はありますか? A:中国では、小児や処女の尿は若返りの妙薬と言われています。しかし、病気治療のためには、自分の尿に限ります。 楊貴妃や西太后は、処女や童子の尿を飲んでいました。 Q:自分が寝たきり状態なので、できれば妻の尿を飲んだ方がいいのですが、それでもかまわないでしょうか? A:85歳の老人が54歳の妻の尿を毎日飲んで、元気でいる例があります。中国やインドでは当初は若い人の尿を飲んでいました。 Q:尿を飲むには抵抗感があります。なんとか尿を飲みやすくする方法はありませんか? A:氷を入れてオンザロックにすれば、ぐんと飲みやすくなるという人もいます。 Q:腎臓炎で血尿がありますが、飲んでも差し支えないでしょうか? A:血尿があっても、いっこうに差し支えありません。 Q:生理の時、どうしても血液が混じるのですが、飲んでもいいでしょうか? A:生理中でも、血液が混じっても支障ありません。 Q:胃腸が弱いので、尿を飲んでも有効な成分が吸収できないのではないかと不安です。 A:心配はいりません。かえって胃腸の働きがよくなり、食欲もわいてくるはずです。 Q:排尿してから、どのくらいの時間まで経過した尿ならば、飲んでも大丈夫ですか? A:病気治療なら直ちに飲むにかぎります。虫刺され、皮膚病、水虫などに対して外用する場合は、貯蔵したものでもよいと言われています。外用でも、皮膚の色艶をよくするやめや毛根を刺激する発毛剤として用いる場合は、なるべくすぐの方がいいようです。 Q:一日のうちで、いつ出た尿を飲むのが最も効果的ですか? 病気の状態で飲む時間が違いますか? A:朝一番のものが有効成分の含有量が最も多いようです。 Q:尿を飲んだら便秘が治るどころか、体がひどくだるくなったのはなぜですか? A:一時的にそのような現象もありますが、気にかけずに自分で飲む量を加減してください。 Q:尿を飲み続けているうちに、一時的に病状が悪化するそうですが、それはなぜですか? A:それは尿療法で最も重要な、病状の一時的悪化のような現象です。尿が体内に入ると、尿酸その他の成分があらゆる部位に吸収されて浸透していきます。すると、細胞が活発に活動を始めるため、体内のあらゆる部分に反応が起こります。東洋医学の好転反応という現象で、それを克服してこそ、効果が得られるのです。 この好転反応を漢方では瞑眩ともいい「もし薬瞑眩せずんばその病癒えず」と言われています。悪化した、と早合点しないことが大切です。そのまま続けていけば、その反応症状は自然に消失します。 反応症状の主なものは、湿疹、吹き出物、下痢、微熱、患部の痛みの増強、歯や歯茎の痛み、唾液の増加、耳鳴り、頭痛、疲労感、目がショボショボする、筋肉がけいれんする、眠気が増す、頭の回転が鈍る、言葉がうまく出ない・・・などです。