2017年8月26日土曜日

ごきげんさん 2017.8.25.

ふる雨は あとなく晴れて のどかにも ひかげさしそふ 山桜かな 1週間前にサムハラ神社さんに呼ばれて神授していただいた「中吉」です。 願望は、思いがけぬ人の助けありて叶う事あり 待人は、来るつれあり 旅行は、行く先利益あり 商法は、吉売買何れも吉 方向は、東北の間進むに吉 争事は、勝ども後に恨あり 転居は、さしつかえなし 生産は、安し、子に注意せよ 病気は、軽からねど平癒 縁談は、思いがけぬよき事あり 騒がずに待つべし 易経でこの8月後半を卜占してみると「山澤損」ながら五爻で・・・ 或いは之を益す。十朋の亀も違う克わず。元吉。 思わぬ益することがある。亀卜で占っても間違いはなく、元いに吉と告げられる。 思いがけない利益を得たり、助けがある時。望み事は叶う。 まったく同じ卦をいただきました。 そして、今週は受診していただいた患者さんからも数多くの神託メッセージをいただきました。 どれも「大丈夫!」 しっかりと背中を推していただきました。 そして今日、「思いがけぬ人の助け」をいただきました。感謝&感謝です。 末期癌の患者さんにとって如何に直近の希望が大切か、を心に入墨するかのように思い知りました。 きっとこの経験は、これから多くの患者さんたちのお役に立てると思います。 治る希望は、免疫力と自然治癒力の回復を強力に促します。 嘘は患者さんにすぐに見抜かれてしまいますが、 どんなに末期であっても、今日生きている患者さんなら、しっかりと四診すれば、きっとどこかに「治る希望」が見つかります。 治る希望は、患者さん自らの努力を求めます。 努力すればするほど、本気で「治る希望」を信じられます。 誰かに治してもらう・・・丸投げ依存では、治る希望は萎みます。 安い・近い・早い のコンビニ診療がお好きな方には「治って当たり前」な強欲オーラが滲み出ています。そこに「治る希望」の祈りと感謝 Love & Peace はありません。 有名・権威・立派なドクターからは「治る希望」をいただけますが、丸投げオーラ全開で、祈りはお布施に、感謝は金額に・・・さてさて、波動が乱れたままではなかなか自然治癒力はあがりません。 光の前世療法で、何度もイエスさまの奇跡の癒しを見たり、光との対話でイエスさまと癒しを語り合ったりしてきて、やはりこの「治る希望」が大切だと分かりました。 お薬よりも「治る希望」を持ち帰っていただく医院になっていきますよ。 2年間の道標 4)華陀氣功 私の氣功のスイッチオンは、数年前に蓮風先生の手を私の手にコピペしていただいた時でした。 翌日から患者さんに触れるだけで陰陽氣血がとてもよくわかるようになりました。 ちょうど1年前、高塚光さんとのご縁が繋がり、光さんの波動にシンクロすることができました。 以来、患者さんの頭に手を触れるだけで、脳が見えるようになりました。 脳の氣血の流れ、体毒・薬毒・食毒の滞り、ストレス毒・・・脳の不具合が手に取るように分かります。 行者さんの頭巾のあたりに見えるエネルギー脳:統合脳が見え始めたのもこの頃からです。 この統合脳は、患者さんの波動が乱れると小さくなり(消えてしまう方も!)波動が整い美しくなってくると大きくなります。 2017年の初夏頃からは、皆さんの統合脳がどんどん大きく高くなってきました。 世界のエネルギーの激変に反応しているためだと感じています。 統合脳があるから良い、大きいから良いとは断言できませんが、統合脳のある方々は皆さん、人生の節目に立ち、波動を高めようとがんばっておられる方々です。 善き人 慈愛の人 美しい人 波動がシンクロしながら輪が拡がっていくのが嬉しいです。 NYのヒーラー小林健さんとのご縁が脳氣功を全身の氣功診へと導いてくださいました。 それは簡単なこと:波動量子で診る。脳が見えるなら全身も見える、でした。 乱れた波動の臓器、低下した波動の器官に気づく:意識を向けるだけで、その病んだ波動は整っていきます。 意識が病を解放する波動量子医療の面白さを教えていただきました。 今日も「前世物語」からひとつ症例をご紹介しましょう。 「あなたは一番幸せだった過去生へ戻っています。足もとを見て。どんな地面が見えますか、感じます か?」 「白っぽく乾燥した固い地面です。所々に草が生えています」 「足には何か履いていますか?」 「裸足に近い感じがします・・・いえ、サンダルみたいなものを履いています」 「下半身は何を着ていますか?」 「白くて軽いヒラヒラした布を肩から身体にまとって、青い紐で腰に留めています」 「手に何か持っていますか?」 「右手に白い壷を持っています」 「その手を見てください。肌の色は何色ですか?」 「とっても白くて美しい肌をしています」 「頭には何かかぶっていますか?」 「何も感じません」 「髪はどんな感じですか?」 「あまりロングでなくて、少しカールしてて、金髪に近いブルネットです」  先生はクエスチョンの顔をして私を見ました。きっとブルネットの意味がわからないのでしょう。 「顔の輪郭はどうでしょうか?」 「少し面長です。大きな目が印象的です」 「その目の色は何色でしょうか?」 「グリーンぽい感じです」 「性別はどちらですか?」 「女です」 「その壷は重いのかな?」 「水が入っていますから」  先生は彼女を上手に過去生の舞台に上げてしまいました。先生は同化の仕上げをしながら場面を進め ていきました。 「では、その女の人の中にしっかりと入ります。そのグリーンの目でまわりを見渡してください。あな たのまわりの風景は何が見えますか?」  彼女はアフリカの風のような渇いた声で答えました。 「背後に神殿があります。そこから階段が町へと続いています・・・この近くには人が大勢住んでいま す。近くに海も見えます」 「気候はどうですか?」 「強い風がよく吹き抜けます」 「あなたは今、誰かと一緒にいますか?」 「まわりに人がたくさんいます。下町のような賑わいです。女の人はみんな、私と同じように布を巻い たような格好をしています。男の人は足に何か巻きつけて、身体は紐で編んだような短い服を着ていま す」  聞いているだけで白い都市まちの雑踏の賑わいが見えてくるようです。先生はそのまま場面を進めていき ました。 「私は神殿の階段を登っています。目の前に高い台が見えてきました。その上に女神の像の彫刻があり ます。人々はみんなここに集まってきます。壷のなかには海の水が入っています。それを持って上がっ て女神さまに供えるのです。そしてお祈りするのです」 「あなたは神殿に仕えているのですか?」 「その女神に仕えております」 「その女神のお名前は何ですか?」 「アテナです。アッティカの守護神です」  先生のお得意の分野が出てきました。先生はニコニコしながら続けました。 「それからどうしていますか?」 「お祈りが終わりました。私は壷を持って階段を降りていきます。もう夕方です。誰かが私を迎えに来 てくれました」 「それはどんな人ですか?」 「短い栗色の髪の男の人が笑っています。もうひとり小さな子どもがいます。三人で一緒に海に向かっ て歩いて行きます」  先生は歩きながら尋ねました。 「年齢はいくつですか?」 「二十八才です」 「名前は何と言いますか?」 「フレアです」 「その子はあなたの子ですか?」 「はい、女の子です」 「その子は今のあなたが知っている人ですか?」 「会社で私のアシスタントをしてくれている男の人だと思います」 「迎えに来てくれた男の人はあなたの夫ですか?」 「はい。名前はドロー・・・」 「こうやっていつも迎えに来てくれるのですか?」 「はい」 「夫の仕事は何をしていますか?」 「壷を作っています」 「その夫は、今のあなたが知っている人ですか?」 「知りません」  どうやら海に着いたようです。先生が尋ねました。  「海に着いてから、どうしていますか?」 「私は夕方の海から明日のことや先のことの暗示を受け取ります」 「それはどうやったらわかるのですか?」 「太陽が沈むと海が光で一杯になります。その時、そこからメッセージをもらうのです。これは私の仕 事です。私は毎日この時間にここへ来ます」 「それはいくつの頃からやっているのですか?」 「小さい頃からです」 「それはフレアさんだけが出来ることなのですか?」 「他にも出来る女の人が数人います」 「その能力は持って生まれたものなのですか?」 「はい」 「それは血でつながっている能力なのですか?」 「私の家系では、私の前にもいたような気がします。おばあさんだったかな」 「あなたはそれをずっと仕事にしているのですか?」 「はい、どうしてもみんなに頼まれるものですから」 「個人的な予言もするのですか?」 「時々はすることがあります。身体の悪い人とかに頼まれた時です」  この能力は血で伝わるものでした。先生はきっと残念がっていることでしょう。先生はこういう能力 が出てくると、持ち帰りが出来ますか? と必ず尋ねます。能力の持ち帰りが出来る時は、過去生から 今の患者さんにその能力を引き継いで持ち帰ってもらいます。もちろんワークが終わった途端、過去生 の能力が発揮できるわけではありませんが、ワーク後の患者さんの顔に不思議な自信が輝いているのが わかります。 「その日はちなみに何という予言を賜りましたか?」 「多分、我が国ギリシャが何年か後に、他の国に滅ばされることを私は知っているのです」 「それを誰かに言いましたか?」 「誰にも言いません」 「それはどうしてですか?」 「言っても同じことでしょう。普通の人々を混乱させたくはないのです。今はみんなと一緒で毎日が楽 しいですし、それはそんなに近い将来でもありませんから」 「夫にも言ってないのですか?」 「夫には話しました。でも夫も、誰にも言わない方がいいよ、と言いました」  先生は頷きながら尋ねました。 「それからどうしましたか?」 「家に帰りました」 「どんな家ですか?」 「海の近くの石造りの白い家です」 「では、その日の夕食の場面に進んでください。あなたたち三人の他に誰かいますか?」 「私の母がいます。それと黒い犬です」 「そのお母さんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「今の母です」  彼女は嬉しそうに答えました。先生はこのワークの主題の場面へ移るように促しました。 「フレアさんの人生で一番幸せな場面に移ってください」  急に彼女から温かいエネルギーが溢れ出してくるような感じがしました。 「あれから少し先の出来事です。私のまわりにたくさんの人がいます。私はもうお祈りだけしているの ではありません。神殿の近くで、人の身体に良い食べ物で病気の治療みたいなことをしています。髪の 黒い友人がひとり手伝ってくれています。彼女も違う神に使える巫女をしています」 「その人は、今のあなたが知っている人ですか?」 「はい、わたしの友人で最近イギリスから帰ってきた人です」  彼女は大きく頷きました。 「それからどうしていますか?」 「私は薬膳のような食べ物を作っています。彼女はマネージメントをしてくれています。私のまわりの 環境を整えてくれているのです」  先生は幸せの確認をしました。 「その時、何が幸せだったのですか?」 「そうやってたくさんの人たちの気持ちを楽しく出来ると私たちも幸せになれます。ここは海も近いし、 きれいだし、魂がとても自由なのです。それがたまらなく楽しいのです。こんなに自由に意識を拡げる ことが出来るのはいいですね。私は金持ちではないし、大それたことは出来ないけれど、みんながそば にいてくれます。私はその人たちのために何かをしてあげることが出来るのが幸せなのです」  彼女の頬に喜びの涙がこぼれます。しばらくの間、彼女は幸せを噛みしめていました。 「フレアさんの人生で、次に大切な場面に移ってください」 「歳をとって寝ています。白い家の中の固い木のベッドの上です。もう身体に力が入りません。今、七 十五才です。私は自分が病気で死ぬ年齢としを知っていました。そしてその年齢になったのです。私はもう じき死にます」  彼女は平然と答えました。時が静かに流れていました。 「死ぬ直前に何を考えていますか?」 「また次の人生でも一緒に過ごした人たちと会いたい・・・」 「まわりに誰か看取ってくれる人はいますか?」 「自分の娘と夫がいます」 「娘は何と言っていますか?」 「何も言わず、ただ手を握ってくれています。もう片方の手は夫が握ってくれています」  彼女の喜びの嗚咽が聞こえてきました。 「その二人に対して何を思っていますか?」 「すごく感謝しています。またいつか二人にめぐり会いたい・・・。その時はまた、人の役に立てるか もしれません」  そしてフレアは心静かに死を迎えました。この人生での幸せをしっかりと胸に抱いて身体を離れまし た。祝福の調べが彼女の魂を抱き留めてくれました。 「魂が口から抜けて宙に浮かびました」 「下の死体を見て何を思いますか?」 「死ぬ時もとても心静かで苦しくありませんでした。すごく安らかな死に顔です。・・・これは私が日 頃考えている死のイメージとはすごく違うかもしれません」  彼女が持っていたすべての不安の根源が崩れ去る地鳴りが聞こえてきました。彼女は不安から開放さ れたのでした。 「看取ってくれた夫と娘はどうしていますか?」 「そばでずっと手を握ってくれています」 「それを見て、どう思いますか?」 「自分のことよりも大事な人たちなので、大丈夫かな、と心配しています」 「あなたが死んだ時に何か決心したことはありますか?」 「また次の人生でも、自分に出来ることは何でもたくさんあります。だからひとりでは出来なくても、 自分の想いを人に伝えて、世の中のためになることをします」  フレアさんは自信にあふれた声で言いました。 「あなたのまわりにあなたを迎えに来た存在を感じますか?」 「父かもしれません」 「それはどんな感じですか?」 「大きな手をしています。何も恐がることはない、と言っています」  先生はフレアさんの魂を高みへと導きました。 「そのお父さんと一緒に上に高く高くあがります。あがったところからフレアさんの人生を見て、何か 気がつくことはありますか?」 「自分に与えられた能力を十分生かし切った人生でした。それに対する迷いとか、不安とか、恐れとか、 そういうのがとても少ない人でした。それは私の道がとてもはっきりしていたことと、まわりの家族が 十分サポートしてくれていたからです。私も相手のことがよくわかっていたからです」  先生は彼女を更に高みへと導きました。 「もっともっと高く高くあがります。あがったところからフレアさんの人生と、今のあなたの人生を比 べて見て、何か気がつくことはありますか?」 「子どもの頃はすごく似ていたかもしれません。けれでも今の私は途中からすごく恐くなってしまった のです。そして私の魂は閉じ込められて、前世の幸せな時のように自由な魂にはなれないでいます」 「それは何が起こったからですか? 何がきっかけで恐くなったのですか?」  彼女は重く悲しげな声で答えました。 「多分、病気が続いて起こったことです」  彼女の声が小さくなりました。先生は光へと誘いざないました。 「そこから上はどうなっていますか?」 「金色というか、白っぽく光っています」 「その光っている中にスーッと入ります。そこはどんな感じですか?」 「すごく落ち着いています」 「その光の中心に誰かいますか?」  彼女は再び楽しそうに言いました。 「りんごの木があります。金色の実がなっています。ギリシャの時の夫がいます。ニコニコと笑って手 招きしてくれています」 「その夫に尋ねてください。この木は何の木ですか?」 「りんごに何かメッセージが入っているらしいです」 「あなたのメッセージが入っているりんごはありますか?」  夫は彼女のりんごを取ってくれました。するとりんごが八つに割れて、中にメッセージが入っていま した。 「何というメッセージでしたか?」  彼女は少し元気になった声で答えました。  「もう大丈夫だ、と書いてありました」 「その実をどうしたいですか?」 「そこに置いておいます」 「夫に尋ねてください。もう大丈夫、とはどういう意味なのですか?」 「もう何も恐がることはありません。私は私の役目を果たすことが出来ます。それがちゃんと見つかり ます。もうすぐだ、と言ってくれています」  彼女に自信が湧いてきたようです。先生も大きく頷きながら質問を続けました。 「私の今回の人生の目的は何ですか?」 「私は今までもずっとそうでしたが、今回もやはり人を気持ち良くさせる働きをするはずです」 「どんなことをすればいいのですか?」 「身体のことをもっと勉強しなさい。具体的には食べ物に関することです。とにかく何かを始めないと いけません」  夫が少し厳しく言いました。彼女は素直に頷いています。先生は話題を変えて、彼女から依頼された 質問をしました。 「今の両親のもとに、なぜ生まれたのですか?」 「人との人間関係を学ぶためです。人を大事にして自分も大事にすることを学ぶのです」 「私が両親を選んだのですか?」 「私が選びました」 「なぜこの両親を選んだのですか?」  彼女の表情が一瞬、ハッとしました。 「両親、特に父親との関係は失敗しましたが、そのことによって他の人たちとの関係をもう一度考え直 すことが出来ました。両親がこのチャンスをくれたのです」  彼女の目じりに許しと感謝の涙が見え隠れしています。 「私は今までに何回生まれ変わりましたか?」 「七十二回です」 「今の父とは何回、同じ人生を送りましたか?」 「六十二回です」 「今の母とは?」 「全部です」  彼女は小さく頷いて両親を受け入れてくれました。先生はギリシャの夫に尋ねました。 「これから充実した人生を送れますか?」 「送れます。送れないわけがないよ」 「私の人生はここまで順調ですか?」 「何が順調ではなかったのか? と聞き返されました」  彼女は当惑して言いました。先生がサポートに廻りました。 「何と答えますか?」 「病気は良くならないし、未だに望んだものが手に入りません」 「夫は何と答えましたか?」 「お前が望んだものは全部手に入れたはずだ」 「いいえ、まだ手に入っていませんよ」 「それはお前が望まなかったからだよ」 「本当に私は望んだものが全て手に入っているのですか?」 「そうだ、そしてこれからもそうだよ」 「私が望んだのにまだ手に入っていないと思ってるものは、本当は私は望んでいないということですか?」 「そうみたいです」  彼女は狐につままれたような顔で答えました。気づきとの出会いとは、いつも、誰でもこういうもの なのです。先生もフッと一呼吸置きました。そして独身の女性が必ず聞く質問を続けました。 「私はパートナーに出会えますか?」 「絶対に出会うと約束したから大丈夫です」 「もう出会っていますか?」 「まだのようです」 「その人はどこにいますか?」 「違う国にいるような気がします」 「それでも出会えるのですか?」  「もうすぐ会えるらしいです」 「私はその人を見たらすぐにわかりましか?」 「わかるようです」 「その人も私がわかりますか?」 「わかるよ。向こうの方が先に私のことをわかるようです」 「その人もまだ独身ですか?」 「笑っているだけで何も言ってくれません」 「その人から私は何を学ぶのですか?」 「人の気持ちを学びなさい」 「それはどういう意味ですか?」 「相手を思うことです。相手を、人を愛するということが本当はどういうことなのか、それがわかりま す」 「これから出会うパートナーとは何回一緒の人生を送りましたか?」 「五十八回です」  彼女は喜びと驚きが入り交じった声で答えました。先生はこのワークの締めくくりに入りました。 「最後にもう一言、何かメッセージをください」 「頑張れ、と励ましてくれました」 「私、このまま頑張れるかなぁ?」 「大丈夫だよ。なぜそんなに迷うのかわからない、と言われました」 「この迷いと不安は何とかなりますか?」 「もう迷わない、と言ってくれました」 「私をこのまま見守ってくれますか?」 「ずっと応援してきました。そしてこれからも応援します」  彼女は嬉しくて泣き出しました。先生は最後に尋ねました。 「ところで、あなたはどなたですか?」 「あなたの魂です」