2017年8月13日日曜日

ごきげんさん 2017.8.12.

脳氣功を始めて1年が経ちます。 左脳・右脳の優劣や大脳辺縁系:海馬の具合、古脳や小脳脳幹の機能も脊髄の氣血の流れなどを波動量子医学で診ています。 当初より あれ? と思っていたことがあります。 左右の前頭葉:おでこの中央に、氣:エネルギー体の脳を持っている人がいます。 私は仮称「統合脳」と呼んでいます。 毎月、受診してくださっている方々を脳氣功で診ていますが、 その統合脳が6月以降、どんどん大きくなってきています。 統合脳のある方の特徴は、 1)百会(GV20)も後頂(GV19)も開いていて、それぞれ天と北極星:北辰に繋がっています。 2)脳内に体毒・食毒・薬毒・水毒や邪気・邪熱はありません。 3)華陀刺絡に定期的に通院してくださっています。 4)尿療法をしている or 興味がある方が多いです(常識に縛られない方が多いです) この統合脳がこれからどのような働きを見せてくれるのか? わかりませんが、 五感を超越した感性や直観力・共感力・透視力・予言力などが爆発的に目覚めるのではないかな、と期待しています。 もうひとつの「脳氣功」での気づきは、「下丹田:特に子宮が冷えている方は、小脳も冷えている」です。 子宮の冷えは、会陰穴と仙骨の冷えが元凶です。 会陰穴と仙骨の冷えは、女性生の自己否定やジャンクセックスが大きな要因です。 女性は生まれながらに、会陰穴・子宮・仙骨からクンダリーニの龍となった女性生エネルギーが小脳・脳幹を突き抜け、百会・後頂から宇宙へと駆け登っていく聖なる道を持っています。 この聖道があまり開かれたことのない女性でも、百会が天と、後頂が北辰と繋がり、統合脳も成長している方々が多いので、どうやら統合脳とクンダリーニの龍とは直接の関係は薄いようです。 小脳の冷えは、めまい・耳鳴り・立ちくらみ・肩こり・不眠・慢性頭痛・手の震えなどの症状と 脳梗塞の原因となります。女性に多い方向音痴も小脳の冷えの症状ですね。 治療としては、華陀鼎灸がお薦めです。 波動医学的には、尿療法:特に尿風呂が効果的です(症例報告多数あり) 最高の療法は、タオの和合:男性生と女性生が和合して互いのエネルギーが絡み合った二匹の龍となって仙骨から宇宙へと駆け登っていく体験をされることですが、これをリードできる男性と巡り会うのは、ソウルメイトと巡り会うよりも難しいかもしれません。 そんなタオの導師は・・・ ・波動の高さと魂の純粋さが優れている。 ・すでに自己の男性生と女性生の統合を終えている。 ・少なくとも(アダム徳永師の)スローセックスをマスターしている。 ・宇宙意識・神意識との合一を終えている。 ・氣功を心得ている。 これまではそのような導師に巡り会うことは到底、叶いませんでしたが、統合脳が大きく発達している昨今ですから、これからタオの導師がどんどん目覚めて、皆さんの前にも現れるかもしれません。 光の世界はすでに始まっています。正道を歩めば、必ず光の世界へと入れます。 自分に正直に、こころがホッと温かくなる方・笑顔になれる方を選んで、 あるがままに 大いなる流れを感じながら進んでいきましょうね。 今日も「前世物語」からひとつ症例をご紹介します。   子供との愛  昔々、ある暑い国に、タスコーという男の人がいました。彼は茶色の目で金の石を見つけ出すのが得 意でした。  タスコーは小さな赤い屋根の家に住んでいました。金髪に青い目をした妻とスータという少年と幸せ に暮らしていました。もうすぐ赤ちゃんが生まれそうです。  茶色の髪のかわいい女の子が生まれました。ミナエラといいます。彼女は「今の死んだ息子」です。  澄んだ茶色の目を見て、タスコーは決心しました。 「貧しいから、もっと豊かにしてやらないと」  砂漠の向こうに二つのトンガリ山がありました。それは金の山です。  タスコーは砂漠を越えて行きました。青い目のスータとロバがお伴しました。  金の山の麓にオアシスがありました。水の豊かな賑やかな町です。  茶色の鼻ひげのタスコーたちは知り合いの家に着きました。太った女主人が出てきました。それは 「今の夫の母」でした。  タスコーは高い岩山に縄をかけながら、どんどん登っていきました。そして毎日、金の石をたくさん 掘り出しました。 「これだけあれば、まとまったお金になるぞ」  ある日の帰り道、いきなり後から殴られました。頭の大ケガをしてしまいました。金の石も奪われて しまいました。タスコーは考えました。 「せっかく稼いだお金をなんで治療のために使わなくちゃいけないんだ。高いお金を払うのは嫌だ」  タスコーはがめつい人間です。ひどい頭痛が続きました。働く気がなくなってきました。目も見えな くなってきました。そして、とうとう家へ帰る気力もなくなりました。そのまま泉の町で暮らしました。  砂が流れていく中、タスコーは家に戻らなかったことを後悔しながら死にました。  タスコーの魂は身体を離れて決心しました。 「欲張らずに早く家に戻れば良かったのになぁ・・・。とても良い家族だったのに、欲張って戻りそこ なってしまいました。その後も途中で怠けてしまって、本当は戻りたかったのに戻りそこねてしまいま した」  先生は彼の魂に尋ねました。 「だから次ぎはどうしよう、と思いましたか?」 「まず強欲をやめることです。そして意地を張らないことです。今度は自分の直感に従って生きよう、 と思いました」  先生は彼の魂を高みへと導きました。そして彼の人生をその高みから振り返ってもらいました。 「ただその二つだけです。強欲と我を張ること、素直にならないことでした。でもそれはもう学んだか ら、これからは新しい他のテーマを決めなくっちゃ・・・」  先生はもっと高みへと導きました。そして彼の人生と、今、生きている人生を見比べてもらいました。 彼の魂が答えました。 「タスコーの時には、子供と接する時間があまりありませんでした。だから今回の人生では子供をうん と細かく見る様になってしまいました。かまい過ぎています」  先生は更に高みへと導きます。そこには「月のような光」がありました。先生は月の光に尋ねました。 「今回の私の人生の目的は何ですか?」 「子供をよく見ることです」 「それはどういう意味ですか?」 「子供をよく見ることと。今の私がしていることとは本当は違います。愛情を持ってみてあげることと、世話を焼いて干渉することとは違うのです。愛情を持って接するということが違う方向に行っています」 「愛情を持って子供に接することとは一体どういうことですか?」  月の光が答えました。 「見栄を張ってはいけません。そしてもっと自分の気持ちに正直に、心から愛情を持って接しなさい」 「どんな愛情を持てばいいのですか?」 「見栄を捨てて、子供のために、子供が望むとおりにさせなさい。子供が助けを求めた、その時には手 を差し伸べて、間違っている時には諭して、あとは子供を信じなさい。そしてただ愛してあげなさい」 「子供を信じて、ただ愛するのですか?」 「はい」  先生は、今のお母さんが亡くなった息子さんから何を学ぶのか、月の光に尋ねました。 「今まで愛していることに気づきませんでした。手遅れでも、失ったからわかるのです」 「そんなの、ひどいじゃないですか?」  月の光は答えました。 「でも、いっときだけのことです」 「私は彼の死から何を学ぶのですか?」 「子供との愛です」 「それは何ですか?」 「認めてあげることです。そして、ただ愛してあげるのです」  先生は月の光に聞きました。 「私の人生はここまで順調ですか?」 「仕方ない、と思えるかもしれないけれど、でもこういうものです。これは決まっていたことですから」 「子供を失うことは決まっていたのですか?」 「決まっていたことです。約束だったのです」  先生は月の光に頼みました。 「亡くなった子供は今、何をしていますか? ちょっとだけ会わせてください」 「願わなくても彼はいつもそばにいるはずだよ、って。・・・出て来て笑っています。大きな顔だけだ けど笑ってる・・・」  先生は彼に尋ねました。 「どうして君は死んじゃったの?」 「面倒臭くなって・・・でもなぜかは忘れさせられちゃった」 「今は大丈夫?」 「楽しい修行、何か学ぶことをしてる、と言っています」 「苦しくないの?」 「学ぶことは楽しいよ」 「なぜ私をお母さんに選んだの?」 「最初から決まっていたことだし、忘れちゃった」 「彼をしっかりと抱きしめて・・・どんな感じがしますか?」 「暖かいエネルギーをくれます」 「彼は何て?」 「大袈裟だなぁ、って」 「お母さんにアドバイスをください、とお願いして」 「ぼくはいつも楽しいから、お母さんもお兄ちゃんたちと楽しくしなくちゃいけないよ」 「どうしたらイライラしなくなれるのかなぁ?」 「それは自分で自分が変わらなくちゃいけないよ。何かのせいにしちゃいけないよ」  先生は月の光にイライラする性格を治すヒントを聞きました。 「それを乗り越えることも課題だから・・・ヒントはなしだよ」 「でも、私に解決出来ますか?」 「あなたが出来る、と思って決めたことだから、出来なければ、また次も同じことをやり直さなきゃい けないね」 「私にその力がありますか?」 「あるはずです」 「この課題は誰が決めたのですか?」 「私自身だそうです」  亡くなった子供に呼びかけました。 「また、お母さんと一緒の人生を生きてくれる?」 「親子じゃないかもしれないなぁ。反対にするかも・・・。兄弟にするかもしれないよ。でも大丈夫だ よ」 「お母さんをそこから見守っていてくれる?」 「当たり前でしょう」 「きみを感じるにはどうしたらいいの?」 「ときどき感じてるでしょ」  先生は月の光に向かって聞きました。 「あなたも私を見守ってくれますか?」 「見守ってます、って。笑ってる感じです」 「もう一度、彼をしっかり抱きしめて、ひとつ約束して・・・」 「後悔しないように子供をかわいがるから・・・。もうこんなに後悔しないように」 「彼は何て言ってる?」 「そうだね、って」  先生は月の光に彼のことをお願いしました。 「大丈夫ですよ。彼は楽しく過ごしていますから」 「また会いに来てもいいですか?」 「はい」