2017年8月23日水曜日

ごきげんさん 2017.8.23.

奇跡のリンゴの木村秋則さんは、奥さんと娘さんたちがいたからこそ、奇跡をやり遂げられたと深く感謝されています。ソウルメイトですね。 電気も電話も止められて夜はランプ暮らし。3つに斬った消しゴムを使う子供たち。 お金はこの世を循環する血ですが、別世界を創ろうとがんばっている人たちには、お金という血は巡ってきません。 卵の卵黄だけで生き延びながら、別世界を創り出さなくてはなりません。 そんな卵を抱いて温めてくれるのが家族や親友:ソウルメイトです。 投資家や資産家はリターンという血を求めます。 今のこの世はそれで息づいてきました。 誰もが吸血鬼だけど、資本主義だからそれでOKです。 農業でも、医療でも、経済でも、別世界を創ろうとがんばっている人たちが急増しています。 農業では有機農法、医療では統合医療や代替医療、経済ではビットコイン。 そのほとんどが仮面を被った吸血鬼たちですが、光に照らしてよ〜く見ると、 中にはホンモノのパイオニアがおられます。 木村秋則さんは極貧困窮でしたがソウルメイトがおられました。 私はすでに家族も友人たちも失い、父母を亡くし、弟を失いました。天涯孤独ってヤツですね。 生みっぱなしの卵の中で別世界を創ろうと今ももがいている私は、果たしてパイオニアなのかしら。 卵が孵るまであと9日、別世界を具現化する日を夢見てます。 この2年間の道標 2)自然医学 医師になってからの33年間、旧医院で統合医療を18年間やってきた間は、薬剤で病気を治す対症医療が主体でした。 心療内科も診ていたので精神薬や睡眠薬も出すのが当たり前になっていましたし、リハビリ・整形の患者さんたちは消炎鎮痛剤と湿布を出しまくっていました。 3年前に原因不明の火事で医院が焼失しなければ、今でも「普通のお医者さん」だったでしょう。 医療の闇とホンモノの医療を知ってしまったからには、あの頃に戻りたいとは思いませんが・・・前を向いても後ろを向いても、何てバカなことをしたんだろうと天を仰ぐことはあります。 2年前に心斎橋で開業した時には、統合医療や代替医療の吸血鬼さんたちと同じ穴のムジナでした。 だから神さまは試練に次ぐ試練でグイグイと自然医学の道へと追い立ててくださいました。 1年半前にグルテンフリーへ。 安保徹先生の自律神経免疫論から自然治癒力と免疫力に目覚めました。 1年前に少食療法・玄米菜食へ。ゲルソン療法や森美智代先生の断食なども学びました。 医療の闇:癌治療・検診・輸血・・・そうだったのか、が続きました。 波動量子医学に目覚めたのも1年前:高塚光さん、小林健さんとの繋がりのおかげです。 今年に入って、波動量子医学を氣功という形で使えるようになりました。 減薬廃薬のご相談やさまざまな病への食養生、癌検診・癌の標準治療のセカンドオピニオンを自然医学の観点から受けるようになりました。 半年前からは尿療法と結ばれ、オシッコ先生になりました。 今では「ご専門は?」に「自然医学です」と胸を張って答えることができます。 トンデモ医者の内海先生が言われるように、対症療法の西洋医学は救急医療と周産期医療ではとても役立つので、これからも必要です。 しかし生活習慣病や癌治療、高齢者医療には、自然医学が最適です。 数々の医療の闇が暴かれてきた今、対症療法の西洋医学システムが瓦解したら・・・すべての病院・医院、製薬会社が大打撃を受けて壊滅してしまうでしょう。 まるで太平洋戦争が終わった時のように、これまでの常識が大逆転します。 薬は飲むな! 3食も食べるな! 検診も検査もムダだ!  今日から何をしたらいいのか? 何を信じたらいいのか? どう治療したらいいのか? わからない医療者があふれかえります。 でも元々は頭の良い人たちですから、自然医学とはこういうものですよ、と取っかかりをアドバイスしてさしあげれば、すぐに自然療法医に変身できるでしょう。 そして多くの人たちが減薬断薬、病院卒業できて元気&笑顔になることができるでしょう。 そこまでが私の天命かな。 天が3年前の私に白羽の矢を立てて、火事というかなり強引な方法で自然医学の道へと進ませて、2年間の自然医学の特訓を課した意図は、この来たるべき時のためだと思っています。 今日も「前世物語」からひとつ症例をご紹介します。   いじめ  十九世紀初めのイギリスの小さな町に、マーシャという女の子がいました。彼女はアルコール中毒の 父親と二人で暮らしていました。母が死んで以来、父は酒浸りの毎日でした。父が酒に酔うと彼女はい つも怒られ、いじめられました。彼女はそんな父のことが大嫌いでした。その父が「今の夫」です。  十二歳の時、マーシャは父を捨てて逃げ出しました。名前も知らない町まで来ました。空腹で途方に 暮れていた彼女を白髪の老人が助けてくれました。彼女はそのまま、その青い目の老人と一緒に暮らし ました。怖い父から遠く離れて、彼女にもやっと普通の生活が訪れました。  マーシャは幸せになりました。でも彼女が十六歳の時、老人は亡くなりました。彼女はまた独りぼっ ちになりました。  ある日、「父はのたれ死んだ」という噂を耳にしました。罪悪感が襲いかかります。彼女の心は死人しびとのように閉ざされました。 「死にたい・・・。おじいさんが亡くなってしまって、もう私は生きてはいけないわ」  ある朝、マーシャは汚い道端で倒れていました。ひどい空腹でした。彼女は薄れ行く意識の中で思い ました。 「私しかいなかったのに、父を放ったらかしにして死なせてしまったわ。父はお酒と悲しみで正気では なかったのに」  マーシャは死の中で決心しました。 「今度はお父さんを幸せにしてあげよう。そして今度こそ、逃げないで生ききろう」  先生はマーシャの魂を高みへと導きました。そして彼女の人生を振り返りました。彼女は言いました。 「誰かに何かして欲しい、という思いが強すぎました。自分で道を切り開く心の力がありませんでした。子供だったので、逃げることばかりを考えていました」  先生はもっと高みへと導きました。そしてマーシャの人生と、今、生きている人生を見比べてもらい ました。 「・・・主人を幸せにしてあげようと思って結婚したのに、何が原因だかわからないけれども、やっぱ りいつもいじめられている感じがしています」  先生はさらに高みへと導きます。そこには温かい雲と光がありました。そして光の中には神様みたい な人がいました。先生はその神様に尋ねました。 「夫との関係から私は何を学ぶのですか?」  光の神様が答えました。 「忍耐・・・。自分で生きなさい。自分がまわりの人を幸せに出来るような生き方をしなさい」 「どうしていつも夫からいじめられているような感じがするのですか?」 「幸せだと何もしないからだよ」 「マーシャの時も今回も、いじめられるのを私が頼んだのですか?」 「そうです」 「これは誰の計画ですか?」  光の神様が答えました。 「あなたですよ」  先生は彼女の魂に代わって言いました。 「私は選びませんよ」 「今の私ではなくて、魂が選んだのです」  彼女は当り前のように言いました。先生は光の神様に聞きました。 「今回の人生の目的は何ですか?」 「まわりの人に愛を与えなさい。とりあえず夫に親切にしなさい。そしてお客さんに喜んでもらえるよ うな仕事をしなさい。自分の力で努力して生きなさい」 「人間は何のために生きているのですか?」  光の神様が答えました。 「成長するためです。みんなで幸せになるために成長するのです」 「なぜ何度も生まれ変わっているのですか?」 「完全になるためです」 「完全になったら最後はどうなるのですか?」 「光になります」 「私は今までに何回、生まれ変わりましたか?」 「百八十二回です」 「その中、夫と一緒に送った人生は何回ありますか?」 「百回以上です」 「その中に、私が夫をいじめた人生がありますか?」 「あります」 「夫は忍耐をクリアーできたのですか?」  彼女は少し驚きながら答えました。 「クリアーしているような気がします」  先生は光の神様にお願いしました。 「私が夫をいじめた人生をひとつ見せてください」 「オランダです。私が母親で、夫は男の子です。何か失敗したので私が叩いています。子供は脅えなが ら、いつか復讐してやる、と思っています。子供は働きに出されています。私は子供を搾取しています。 子供は大きくなると、いなくなってしまいました。私は逃げられたと思っています。そして独りきり になって死んでしまいました」 「死ぬ場面で何を思いましたか?」  彼女の魂が淋しそうに答えました。 「今度は人に優しくしよう」  先生は光の神様に尋ねました。 「今の仕事の意味は何ですか?」 「たくさんの人を幸せにするためです。みんなをかわいがるためです。」 「別の仕事をしようと思っているのですが、どうでしょうか?」 「今の仕事が十分に出来たら、次に移ってもかまいません」 「私はまだ十分に出来ていませんか?」 「はい。今、まわりにいる人たちに十分に喜んでもらえないと次には移れません」 「素晴らしい人生を送るためには、どうすればいいのですか?」 「愛することです。人も物も大事にすることです」  先生は今回の人生の目的をクリアーできた、未来の姿をちょっと見せてくれるように頼みました。 「八十歳くらいになって、老人ホームの仕事をしています。にゅうがな表情で車椅子に乗って、同じようなお年寄りたちを励ましています」 「未来のあなたに何かアドバイスをもらってください」 「信じて愛することです。自分の足で生きることです」 「未来のあなたとしっかりと握手してください。どんな感じがしますか?」 「すごく幸せな感じです」 「私に出来ますか?」 「ひとりじゃなくって、みんなと協力すれば出来ますよ」 「今の私を応援してくれますか?」  未来の彼女が笑いながら言いました。 「そうなってくれなきゃ困りますよ」  光の神様に聞きました。 「今の私の人生はここまで順調ですか?」 「順調です」 「最後に何かアドバイスをいただけますか?」 「恐がらずに、自分のしたいことをやってみなさい」