2017年8月15日火曜日

ごきげんさん 2017.8.15.

宗田哲男先生の「ケトン体が人類を救う〜糖質制限でなぜ健康になるのか」を読みました。 自然医学の食養生は玄米菜食派が多いのですが、対極の一大勢力としてケトン食派があります。 やはり対極も知っておかなければ・・・良いところは取り入れたいですしね。 宗田先生は産婦人科の先生で、妊産婦の糖尿病コントロールからケトン食へと向かわれました。 ケトン食は糖質制限食です。 お米と小麦だけでなく、イモ・カボチャなどの糖質もNGですが、その代わりに魚・肉・チーズ・卵などはどんどん食べましょう!な食事療法です。 糖質抜きで蛋白質と脂質中心の食事ですから、けっこうボリュームがあって満腹感の得られる食事になります。 このケトン食で糖尿病のHbA1cはみるみる低下するそうです。 確かに、糖質制限ですからね。反面、ケトン値はあがりますが、まったく健康に害を及ぼさないことは宗田先生のクリニックの多くの患者さんたち(それも妊婦さん!)で実証済みです。 難治性糖尿病の患者さんには、ケトン食も食養生のひとつとしてトライしてみる価値はあると思いました。 問題点は・・・今の日本で、キレイな肉や魚や卵を手に入れるのはなかなかに難しいことです。 私は1年前に玄米菜食にしてから肉と魚と卵を減らして、今年に入ってからは肉はNGに、魚も西日本の近海物を時々いただく程度です。 卵も今年に入ってNGにしていましたが、2ヶ月前に熊本の無農薬飼料&平飼鶏卵を見つけて、一日1個いただいています。 無農薬有機野菜でさえ、よ〜く気をつけてみないとNGなご時世ですので、肉も魚も卵も安全な食材を日々確保するためには、手間と時間と・・・何よりお金!がかかりすぎます。 ゲルソン療法を無農薬有機野菜でまじめに行うと、月20万円前後の野菜費になるそうです。 私のように1日1食(朝はニンジン+リンゴジュース)玄米菜食を無農薬有機野菜にすると、概算で月4万円前後になるでしょう・・・私は生協のふつうのお徳用野菜ですよ。 もうひとつ・・・チーズ:乳製品に関しては、私はやはりNGだと思います。 特に女性は乳ガン誘発率8倍以上ですからね。 華陀氣功診で診てると、乳腺への経絡が反応している(免疫力が低下している)方がかなりおられます。 チーズもやはりキレイな乳から作っているのかどうかが・・・確か安全と言えるのは山羊チーズだけ? 食の安全は世界中で問題視されてきています。 (日本は相変わらずガラパゴスですが) 世界が大きく変わろうとしている2017年ですから、あと数年?がまんすれば、安全なお肉と卵とお魚(お魚は海がきれいになるまで時間がかかりますが)をいただけるようになると思います。 私の身体の声は、肉はNG、卵はOK、魚もOK、玄米菜食もOK、グルテン(小麦)はNG、砂糖もNGと言っています。 私のように身体の声が聞こえる方は、玄米菜食にするのか・ケトン食にするのかを容易に決めることができます。 ただ多くの方々は、ご自分の身体の声が聞こえません。 内海先生は、キネシオロジー(筋肉反射)やメタトロン(波動測定器)を使って、患者さんの身体の声を聞いています。 メタトロンは同日再検はNGだとデモの時に説明を受けました。 華陀刺絡の前後の反応の変化を知りたかった私は・・・再現性に問題?と思った次第です。 最初の測定で、病巣の波動も正常化されるので、再検は意味がないと言えますが・・・まぁいいでしょう、そういう器械なんだから。 私は、アーユルヴェーダの脈診と華陀氣功を使って、患者さんの身体の声を聞きます。 詳細な食材の可否だけでなく、日常生活のさまざまなこと(入浴方法、散歩の歩数、読むべき本、訪れるべき聖地、頼れる病院、病気を治す呪文や色や音 など)を知りたければ、「光の前世療法:光との対話」がお薦めです。これが一番確実ですよ。 癌の患者さんが3大医療(手術・抗癌剤・放射線)の罠に気づいて、やっとの思いで逃げ出してきても・・・さて、どの代替医療がよいのか? で途方に暮れている姿を癌関係のネット上でよくみかけます。 癌の患者さんは時間との勝負ですから、あれをやってダメだったら次はこれを・・・の余裕はありません。 さまざまな代替医療の中から、自分に最も適している治療法な何なのか? 食養生だけでも、玄米菜食なのか 糖質制限ケトン食なのか で大きく分かれます。 私は、癌に聞いてみる 身体に聞いてみることをお薦めします。 癌に聞いてみるのが一番確かではないかな。 そんな想いで光の前世療法:光との対話「私の癌の治し方がわかる過去生へ」グループワーク仕様録音版を作りました。 今日も「前世物語」から1症例をご紹介しましょう。   失恋の意味  昔々、風車に囲まれた町に、アントニオという青年がいました。彼には青い目の恋人がいました。金 髪の美しいアニーです。二人はとても幸せでした。  ある時、金持ちの貴族がアニーを連れ去りました。彼女を奪ったのは「今の父」です。アントニオは 一人で貴族の館へと乗り込みました。激しい口論が続きます。アントニオは思い余って、貴族を石で殴 りつけました。  アントニオは冷たい石壁の牢の中で気がつきました。悲しみと憎しみが滴したたり落ちました。彼は町外れの教会の塔に閉じ込められたのです。見張りは永遠に無言でした。彼は孤独でした。  風車が回る夜は、アニーを呼ぶ叫び声が町へも届きました。  数年後、アントニオは死の床にいました。彼は無口な見張りに話しかけました。 「全て私が悪いことになってしまいました。私はあいつを許せません。この恨みを残していきます」 「アニーに伝えてください、君に会いたかったと。無念だと」  そして彼は胸の病で死にました。  先生はアントニオの魂に尋ねました。 「死んだ時に、何か決心したことはありますか?」 「好きな人を守ることです」  先生は彼の魂を高みへと導きました。そして彼の人生を振り返ってもらいました。彼の魂が答えまし た。 「良い人だったけど、良い人過ぎました」  先生はもっと高みへと導きました。そしてアントニオの人生と、今、生きている人生を見比べてもら いました。 「さっきは『守る』って思いましたが、今の私は逆で『守って欲しい』と思っているようです」  先生はさらに高みへと導きます。そこには「あったかい白い光」がありました。そして、光の中に優 しそうなおじいさんがいました。先生はおじいさんに聞きました。 「今回の私の人生の目的は何ですか?」 「人を信じることです」 「それはどういうことですか?」  おじいさんが答えました。 「許すことです。嫌なことをされても許すのです」 「では、私の人生では嫌なことがたくさん起こるのですか?」 「違います」 「私はどうしたらいいのですか?」 「見方を変えるのです。悪くとらないのです」  先生は尋ねました。 「父との関係は何ですか?」 「償いです」 「何の償いですか?」  おじいさんが答えました。 「あなたは殴ったり傷つけたりしました」 「あの人が裏切ったからですよ。どうしていけないのですか?」 「それも以前からの繋がりで、あなたたちは繰り返しています」 「どうやったら、それを止やめられますか?」 「あなたが許すことです」 「今回の人生で、それが出来ますか?」 「あなたには出来ます」 「どうしたらいいですか?」 「繰り返していることに気づけば出来ます」  先生はおじいさんに聞きました。 「父との関係は、私が今回許せたら終わりますか?」 「いいえ。でもあなたが許せたら、また同じように生まれても次は違う関係になれるはずです」 「私と父は今回、相談して生まれてきたのですか? それとも誰かに決められたのですか?」 「両方です」 「誰が決めているのですか?」 「あなたたちの指導者がいます」  先生はおじいさんに尋ねました。 「なぜ私は、今、生きる自信がないのですか?」 「アントニオのようになるのが恐いのです」 「どうしたらいいのですか?」 「自分を信じなさい」  先生は続けて聞きました。 「私のこれまでの失恋に何か意味はあるのでしょうか?」  おじいさんが答えました。 「違う人を選ぶからです」 「別離も私が決めていたのですか?」 「はい」 「別離から私は何を学ぶのですか?」 「寂しさをまぎらわすために相手を選んではいけません」 「今回もそれで選ぶと失敗しますか?」 「はい」 「私はどんな人を選ばなくてはいけないのですか?」 「誠実な人です。地味だけど真面目な人です」 「そんな人を見たら私にわかりますか?」 「話さないとわからないでしょう」  先生はおじいさんに尋ねました。 「時々、死にたくなるのですが、もし自殺したらどうなるのですか?」  彼の魂が答えました。 「暗い中に独りで座っています」 「その彼に聞いてください。なぜ自殺したのですか?」 「価値がないと思いました。寂しかったのです」 「今、そこで何をしているのですか?」  おじいさんが答えました。 「そこから動けないのです。間違いに気づくまで、そのまま動けないのです。そのまま生きなければい けなかったのです。例え努力をしなくても、そのまま生きなければいけません。でも、あの暗い中だと 気づけないのです。納得できないのです」 「なぜ、そんなに暗いのですか?」 「自分で暗くしています。止まっているのです。先に進めず止まっている分、遅れてしまいます。その まま生きていた時よりも遅れてしまうのです」  先生はおじいさんに聞きました。 「私の人生はここまで順調ですか?」 「おおむね順調ですが、間違っている所もあります」 「どこが間違っていますか?」 「自分には価値がない、と思う所です。自分を信じない所は間違いです」 「それは今から治したら、まだ間に合いますか?」 「大丈夫です」 「どうしたら治りますか?」 「気づくだけで変われます」 「価値のない人って、この世にいるのですか?」 「いません」 「どんな人にも価値があるのですか?」 「あります」 「大虐殺したような大悪人でも、ですか?」  彼の魂が答えました。 「はい」 「そんな悪い人の価値とは何ですか?」 「幼稚なだけ・・・子どもみたいな状態・・・。難しくてわかりません」  先生はおじいさんに頼みました。 「最後に何かメッセージをください」 「人生は続きます。終わりはありません」