2011年4月19日火曜日

おはようさん 2011.4.19.

雨上がりの朝の町からフリージアの甘い香りが漂ってきます。
幸せ&ありがとうは、ちゃんと今日もすぐそばにありますよ。
笑顔でいれば、大丈夫、気づけます。見つけられます。
今日はいくつ幸せ&ありがとうと出会えるかな?
おはようさん!

震災で多くの方々が亡くなられました。
亡くなったあの人は今、どうしているのだろう・・・
亡くなったあの子は、寂しがっていないかしら・・・

地震や津波で人生を終える時、
死を通り抜けるのは一瞬です。
病気で死ぬ時よりも、もっと一瞬で通り抜けます。
家が倒れてきた! 黒い波に飲み込まれた! と思った瞬間に、意識は宙へ浮かんでいます。
痛みも苦しみも全く感じません。
ただ、ぽかんと宙に浮かんでいます。
下を見れば、倒壊した家や波間の沈む自分の遺体が見えますが、何が起こったのかわからないので、下を向くことはありません。

一瞬で死を通り抜けるので、後悔や心配、悲しみ、憎しみなどのネガティブな想い、エネルギーはすべて遺体に残したまま、生まれてきた時と同じ素直できれいな意識で宙に浮かんでいます。
人生で味わってきた、溜め込んでいた、囚われていた悪しき想いや呪縛から完全に浄化されて、宙に浮かんでいます。
悪しき想いはすべて、海の底へ、大地の奥深くへ沈んでいき、遺体は美しき天地自然の流れの中に戻っていきます。

宙に浮かんだ意識にはすぐに、さまようことなく、戻るべき大いなる光が見えます。
宙に浮かんだ途端に、すっ〜と大いなる眩しい光に抱かれ、吸い込まれるような感じがすることでしょう。
悲しみはありません。
大いなる光の中に、大好きな人の顔、大切な人の顔、お母さんやお父さん、楽しい兄弟姉妹たちが見えますから。
大いなる光さんが、ひとりひとりの意識から「人生の書」をすっと抜き出して、ひとところに集めます。
愛する人に抱かれたひとりひとりの意識は、永久に愛に充ち満ちて、幸せと感謝を無限に拡げていきます。
この震災で亡くなった人たちの「人生の書」は、ひとつの集まりになります。
その集まり自体が、ひとつの大いなる光となって、美しく輝き始めます。
愛と幸せと感謝の光が地上へ、懐かしい故郷へ降り注ぎます。
残された人たちを温かく見守り、声援しています。
残された故郷が美しく蘇ることを楽しみにしています。

亡くなった子供たちは、妖精となって、故郷の森や川、山と海を笑いながら駆けまわります。
被災地の農作物や自然の恵みは、これからどんどん豊かになっていきくでしょう。まるでフィンドホーンのように。
亡くなった大人たちは、故郷に暮らす人たちのこころを支え、浄化し、祝福しながら、すぐそばで見守ってくれます。
こころの病気だけでなく、身体の病気も、この地に暮らせば誰でも癒される。悪しきことができない、する気が失せる。そんなこころ豊かな故郷となっていくでしょう。八百万の神々の国の再来ですね。

亡くなったあの子たちは、みんな笑っています。
ほら、すぐそばをキャッキャッ言いながら駈けていきましたよ。
亡くなったあの人たちも、みんな笑っています。
ほら、感じてみて。
すぐ横であなたを元気づけています。愛を語っていますよ。

星を見上げながら、雨の音に耳を傾けながら、こころ静かに、ちょっと笑顔を創りながら、こころで感じてみましょう。
ほら、だいじょうぶ、だいじょうぶ。
ふっと感じたものを信じて。自分を信じて。
あの子、あの人を信じて。
愛してますよ。愛されてますよ。
見守っていますよ。見守られていますよ。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。