2018年3月6日火曜日

ごきげんさん 2018.3.6.

癌の患者さんにも、腎不全の患者さんにも、神経難病の患者さんにも、リウマチの患者さんにも、認知症の患者さんにも、自然医学では食養生を第一にお薦めしています。 1日1食の少食療法と玄米菜食&発酵食品中心が食養生の中心になります。 朝昼はニンジン+リンゴジュースのみ、夕は玄米菜食です。 一日の中で、できるだけ身体を排泄モードにしておくためと、身体に良いものだけを摂っていただく食養生です。 排泄デトックスを強化するために、週末断食もお薦めしています。 ニンジン+リンゴジュースだけの断食を1〜3日間続けていただきます。 ニンジン+リンゴだけで、一日に必要とするすべてのビタミンとミネラルを補えるので、理想的断食補給だと言えます。 ただし、これだけでは、元気な人の未病を防ぐことはできますが、先に掲げたような重病の患者さんたちを治すことは残念ながら出来ません。 ここからは、自然医学をお薦めしているドクターや医療関係者たちで、治療内容が異なってきます。 多くのドクターや医療関係者たちは、漢方鍼灸医学やホメオパシー、キネシオロジー、波動量子医学を併用しています。 中にはキラキラ・スピリチュアル系を併用している方々もおられます。 私はいろいろあって良いと思っています。 患者さんの病と相性の良い療法と上手く巡えるようにと祈っていますが、残念ながら抗癌剤や放射線治療などの標準治療の成績を大きく引き離すことはまだ出来ていないのが現状です。 私は重病の患者さんには、尿断食と尿療法をお薦めしています。 尿療法は「ご自分の尿を飲む」ことから始まります。 これは、それまでの常識や思い込みを捨て去る勇気が求められます。 これまでの常識と思い込み、さまざまな習慣の中から病が生じて来ました。 病の原因は、それらの古い常識と習慣の中に隠れています。 左脳的にも、右脳的にも、一度リセットして、素直に病と向き合って、病を手放すという宣言が「飲尿」です。 「飲尿」できない患者さんの病は治らない、と言っても過言ではありません。 尿断食は、1ヶ月〜50日間の飲尿とニンジン+リンゴジュースのみの長期断食です。 「生命の水」「尿療法バイブル」「尿療法大全」などに多くの有効症例が記載されています。 もちろん他の代替医療との併用も可能です。 最近、この尿断食をした患者さんたちに、ある共通した病の根本原因が見えてきました。 それは、食欲という「欲」です。 長期の尿断食は、過剰になっていた食欲を正してくれます。 本来の空腹感を感じとり、身体の声が聞こえてくる健康体を取り戻せます。 尿は心身のリアルタイムな情報を波動として記憶しているので、普通の断食よりも治療効果は高まります。 そして尿の恐るべき効果は、病の根元を掘り起こして白日の下にさらしてくれます。 さまざまな煩悩と欲の中から、病と繋がった欲が次々と浮かび上がってきます。 そんな欲の中で、病の皆さんに共通していたのが「食欲」です。 「食べれられないくらいなら死んだほうがまし!」とダダをこねるのは今も昔も同じ人間らしさですが、せっかく病という人生を再起するチャンスを授けてくださった神さまも「またかいな」と苦笑いなさっていることでしょうね。 治りたいの? 食べたいの? です。 治ってから食べます、はNGです。完治せず再発するか別の病に沈みます。 自分の食べるという「欲」に気づけると、他の欲も見えてきます。 食欲を手放せた人には、他の欲を手放すのも簡単です。 このようにどんどんと煩悩と欲から自由になっていくと、楽しみも面白みもない虚無無情な日々になってしまうのでは?と心配される方もおられます。 これは煩悩と欲で、こころの目が曇っている証拠の不安です。 煩悩と欲を手放したスペースには、天から慈愛と感謝の種が降ってきます。 慈愛と感謝はすくすくと育ち始め、すぐに緑豊かな森に、黄金色に染まる田畑になってくれます。 神さまは、そんな光の世界へと導くために、あなたを病にしたのです。 病は光の世界への登龍門です。 煩悩と欲を手放して身軽になれば、誰でも光の世界へ入れます。 美食のゴールは、母のおにぎりでしょう。それでいいんじゃないかな・・・