2018年3月29日木曜日
ごきげんさん 2018.3.29.
来る者は拒まず
天意に目覚め、天運に乗った経営者は来る者を拒みません。
倒産や破産寸前の地獄めぐりの中で、さまざまな悪鬼と出会います。人間の108の煩悩とエゴの邪鬼たちが笑顔ですり寄ってきます。
騙されることで魂は磨かれます。
失敗して叱られることで魂は鍛えられます。
負けることで魂は強くなります。
バカにされた悔しい思いが魂を柔らかくしてくれます。
何をやってもうまくいかず天を呪ってしまうことで魂は宇宙の理を知ります。
ひとつひとつの地獄の悪鬼と格闘し克服していくことで、魂の波動が上がり天意に目覚めます。
多くの経営者たちは、騙されると、次からは騙す方へ回ります。叱られると、次からは些細なことで叱るようになります。叱るために重箱の隅をつついて失敗を探し出すようになります。
どんな汚い手を使ってでも勝ちたいし、バカにされないように高級ブランドで飾り立てるようになります。ともかく相手よりも高価で有名なモノを求めます。値段と他者評価しか目に入らなくなります。
神でさえ値段と評価でしか信じられず、愛も天地自然も宇宙の理もその暗黒面しか見えなくなります。
魂の波動は汚れ低下してしまうのが、これまでの世の常でした。
光の経営者は、煩悩やエゴを無くせたわけではありません。ただ、煩悩やエゴが湧き出てきた時に、静かに深呼吸してそれをそっと手放す術を身につけたのです。
光の経営者は、自分から我欲な要求もエゴな期待もしません。来る者をあるがままに認めることができます。
起こる事、出会う人すべてに意味があり、学びがあることを知っています。地獄をくぐり抜けてきた自信と余裕が来る者への猜疑心を消し去ってくれます。
例えまだ騙されても、失敗しても、そこから何かを学べることを知っていると、不思議と来た者の本性がすぐに見えてしまうので、事が重大事になる前にきちんと対処できます。
天意に目覚めた光の経営者は、自分の波動の高さをよく知っています。天意とシンクロした波動は強力なバリアーとなります。天運に乗っている間は、悪者は近寄って来られないことを知っています。天意天運が自分をしっかりと守ってくれていることを知っています。
それでも近寄って来られた悪者は、何か天からのメッセージや学びを携えて来ていると考えるので、あるがままに受け入れることができます。
例え悪者でも、善き波動に触れていると何かに気づき、何かを学ぶかもしれません。だから慈愛で接します。許して、信じて、あるがままを認めます。
波動が低く汚れた悪者だからと言って、改心させようと支配したり束縛したりはしません。
私はこの悪者から何かを学ぶ。この悪者のしでかした事から何かのメッセージを読み取る。
この悪者は私から、この会社から何かを学び取って欲しい・・・とだけ口に出さすに念じています。
天意と繋がり、天運を高めるのは、祈りと感謝です。
来る者が来たことへも、祈りと感謝します。
来る者の魂にも日々、祈りと感謝を捧げます。
祈りと感謝の日々を送っていると、勝っても笑顔、負けても笑顔になれます。
来る者は拒まず。
どんな者が来ても大丈夫な自信と経験値があります。
来る者は拒まずでいると、来るチャンスもすべてつかみ取れるようになります。
チャンスをつかみ取る。これは経営者にとって大事な仕事であり才能です。
この世は陰陽ですから、悪者が来ると次はチャンスが来るのが天地自然の理です。
悪者に騙された・・・と落ち込んだり怒ったりしているヒマはありません。そんなことをしていたら、チャンスの女神は静かにサッと通り過ぎて行ってしまいます。
悪者が来たら、腰をかがめていつでもチャンスの女神に飛びかかれるような心構えをしましょう。
この世は陰陽太極ですから、悪者にひどく事をされるほど、次に訪れるチャンスも大きくなります。
悪者は天のメッセンジャーですから、散々かき乱した後の去り際に素晴らしい宝地図を落としていってくれるかもしれません。
来る者がもたらしてくれた学びが、近未来に訪れる会社の大ピンチを救ってくれるかもしれません。
祈りと感謝さえあれば、どんな煩悩やエゴからも気づきを得られ、大きなチャンスをつかむことができることを光の経営者は知っています。だから「来る者は拒まず」です。