2017年11月22日水曜日

ごきげんさん 2017.11.21.

11月23日は、薬を使わない薬剤師 伊庭聡先生が2時間半の講演会を企画してくださいました。 「医と農」 食養生についてお話させていただくことになりました。 生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)や認知症、精神疾患、甲状腺病に関心のある方が多いそうなので、 「糖尿病と太っちょ」 あなたも食養生できますよ! から医と食に切り込んでいきます。 糖尿病治療薬は、ざっくり分けると 膵臓のぞうきんしぼり型 インシュリンをもっと効きやすくする型 糖の吸収をさまたげる型 があります。 糖の吸収を抑え・インシュリンをもっと働かせ・排泄を高める薬たちです。 ダイエットのサプリも同じようなものですが、中には食欲中枢をマヒさせるものもあります。 (時々、薬事法違反で挙げられますね) 糖尿治療薬の副作用は・・・低血糖:冷や汗、動悸、脱力感、ふらつき、空腹感、めまい、頭痛 食欲低下・吐き気・下痢・お腹の張り・嘔吐・だるさ・排尿時痛・血尿・頻尿・かゆみ・口渇 手足の震え・意識障害・眠気・浮腫・体重増加・息切れ 特に怖い副作用は・・・ 脱水による脳梗塞・肝機能障害・間質性肺炎・心不全・溶血性貧血 普通の病医院でも食養生を指導しますが、主眼はカロリー制限に置かれています。 もちろん 一日3食 ちゃんと摂りましょう です。 動物は満腹になると食べません。これが自然の摂理です。 人間は満腹になると別腹で食べます。なぜでしょうか? 砂糖中毒は動物的本能をマヒさせます。直感力も感性も鈍ります。我欲とエゴは増大します。 動物でなくなった人間はいったい何なのでしょうか? 神?ではないですね。 餓鬼? 大量消費社会の奴隷? 糖尿病もダイエットも、本当はどうすれば良いのか? 世界中の人たちが知っています。 「食べなきゃやせる」 3種類の糖尿病薬を服用してもHbA1cが10あった患者さんが、一念発起して1日1食にして半年でHbA1c 6前後に回復しました。もちろん糖尿病薬は完全に断薬できました。 私も1日1食にして1年で体重20kg 腹囲20cm減りましたよ。 少食療法の効能は・・・ 1)大小便の排泄をよくします 万病の元「体毒」の排泄が高まり自然治癒力が回復します。 食べ過ぎると排泄臓器への血液が減り排泄力が低下します。 1日3食をしっかりと食べて消化するエネルギーはフルマラソンを走るエネルギーと同じです。 小食にすると、血液中の老廃物が減り、血液がきれいになります。 全身に血液が潤沢に供給され、あらゆる臓器が活発に健康的に活動します。 2)肌が若返ります 皮膚は最大の臓器です。体毒のデトックスで肌も内臓も若返ります。 小食にすると、肌が驚くほどみずみずしくなり若返ります。 肌だけでなく全身が若返るので、外見も20歳は若返ったように見えます。 3)だるさ・うつ気分がなくなり、頭脳が明晰になります 筋肉や脳の働きが活発になり、心身の疲れが改善します。 食後の眠気は、胃腸に大量の血液が流れ、筋肉や脳への血流が減るためです。 小食にすると、筋肉や脳への血流が保たれるので、身体のだるさ・うつ気分・認知症・やる気のなさが改善します。 脳の神経細胞に溜まった鉛、水銀、アルミニウム、農薬、食品添加物などの神経毒物をデトックスできます。 4)生き方が前向きになります 不思議と落ち込まなくなります。 小食にすると、頭が軽くなり、物事をネガティブよりポジティブに考えるようになれます。 あれこれ考える前に身体が動くので、生き方が前向きになります。 人づきあいが楽しくなり、人生が明るくなります。 5)身体がひきしまります 余分な体脂肪が落ちていくので、ダイエットは確実に成功します。 小食にすると、体脂肪は落ちますが、筋肉はあまり落ちません。 女性のバスト&ヒップは維持されます。 男性は筋トレを併用すると、理想的なプロポーションになれます。 6)睡眠時間が短くても元気です あらゆる臓器の負担が軽くなるので、睡眠時間が短くても早く回復できます。 小食にすると、消化吸収の胃腸・血液をどんどん送り込もうとする心臓・消化に必要な酸素を供給する肺・老廃物を解毒排泄する肝臓と腎臓への負担が大幅に軽減され、回復のための睡眠時間が短くなります。 7)免疫力が上がり、万病の予防・改善につながります 病気にかかりにくくなります。 空腹になると白血球の免疫力はアップします。 小食にすると、血液中の栄養状態も低下するため白血球も空腹となり、病原菌、アレルゲン、がん細胞などを貪食・殺菌する力が強くなります。 がん、パーキンソン病、アトピー、喘息、慢性気管支炎、水虫、ドライアイなどさまざまな疾患に有効です。 8)体温が上がり、メタボリックシンドロームを防ぎます 体温が1度低下すると、代謝は12%落ちます。 小食にすると、体内の脂肪や老廃物が燃焼して体温が上がります。 冷え性、更年期障害、認知症、生活習慣病に有効です。 9)がんを防ぎ、再発を予防します 低タンパク・低カロリーが最も発癌率が低いことがわかっています。 がん細胞は正常細胞の3〜8倍の糖分を食べながら増殖します。 小食は、癌への兵糧攻めです。 10)生殖力が強くなり、シミが薄まり、肌がきれいになります 食べ過ぎると活性酸素と過酸化脂質や老化色素が増加します。 小食にすると、性能力を劇的に高めます。 「貧乏人の子だくさん」は、粗食小食こそが子宝に恵まれる秘訣だということを表しています。 11)不妊症が改善します 空腹感は生殖能力をアップします。 小食にすると、体内で生成される老廃物や過酸化脂質などが減少します。 血液が肌や泌尿器、生殖器へも十分に流れるため、生殖力アップ&美肌アップします。 12)身体が軽くなります 微小循環が改善して身体の隅々まで血液が行き渡ります。 頭で考える前に身体が動くようになるので、能率と成果も格段にアップします。 13)疲れにくくなります 消化吸収に血液がとられないので、身体の浄化が進みます。 小食にすると、体内で生成される老廃物や過酸化脂質などが減少すると共に、悪血や疲労物質の排泄が進みます。 14)寿命が延びます 長寿遺伝子がオンになります。 小食にすると、寿命が2倍にのびます(動物実験) 15)白髪、脱毛を防げます 頭皮への血流が改善して、老化を防げます。 小食にすると、髪や肌に輝きが増します。髪も若返り効果のひとつです。 16)食費が減ります 1/2 ・1/3以上に食費が浮きます。 小食にすると身体の欲している分が分かるようになるので、 1回の食事量も少なくなっていきます。 17)仕事がはかどり、趣味が楽しめます 頭が冴えて、睡眠時間も買い物、料理の時間も減るので、時間に裕福になれます。 18)感性が豊かになります 感受性や直感力が研ぎ澄まされ、こころは平安になります。 小食にすると、何事も受け入れられるようになり、こころが落ち着きます。 感動と感謝の感性が深く豊かになります。 創造性が深まり、自己実現できます。 <明日に続く>