2017年11月16日木曜日

ごきげんさん 2017.11.16.

自然治癒力って何でしょう? まず、誰にでも備わっている修復力があります。 修復力には免疫力が深く関係しています。 骨折をしても、切り傷をしても自然に治ってしまいます。 下痢も風邪も「お大事に」すれば自然に治ってしまいます。 強弱・早い遅いはあるものの、修復力は万人に共通しています。 すべての動植物にも微生物にもあります。 地球規模の長い目でみれば、大地震や津波、火山噴火なども地球の自然治癒力と言えます。 そう、地球は生きている ですね。 しかし、ロボットや器械には自然治癒力はありません。 生き物には老化があります。 ロボットや器械にも経年変化があります。 時間の流れはすべての生き物、器械に劣化をもたらしますが、 どちらもちゃんとメンテナンスしていると、ある程度は防げます。 もうひとつの自然治癒力は、その人だけに働く神の力のようなものです。 重度の肺炎で危篤状態に陥った方に、家族がある健康飲料を飲ませたら奇跡的に回復した。 リウマチで寝たきりになった母のために祈り続けたら、歩けるまでに回復した。 末期ガンの方が健康食品と気功で治った。 そんな一例報告が昔からたくさんあるのも事実です。 食べ物、祈り、聖水、断食、水ごり、巡礼・・・何かがその人の自然治癒力のスイッチを入れたのでしょう。 そんな神の力は、守護神や守護霊、精霊のおかげだとも言われています。 守護霊のような善の霊と霊障する悪霊の違いは何でしょうか? 善を為すか悪を為すか・・・これは人にとっての善悪でしか過ぎません。 自然栽培・自然農法は土を育てます。 すべての微生物・昆虫・動物・雑草が織りなす宇宙を大切にします。 木村秋則さんは「害虫は優しい顔を、益虫は怖い顔をしている」ことに気づいてハッとされました。 害虫も益虫も、すべては食物連鎖の中でバランスを取りながら深遠な宇宙を作っています。 人にとっての害虫・益虫なだけで、 土というワンワールドな宇宙にはどちらもかけがえのない存在です。 農薬、肥料、除草剤、遺伝子操作作物・・・ 人間は自分のエゴのために、その宇宙のバランスを崩しています。 同じように考えると、 精霊・守護霊も悪霊もこの世とあの世の大宇宙のバランスの中にあると言えます。 自然栽培・自然農法が最も大切にする「土」は、自然医学では何に当たるのでしょうか? 免疫力と自然治癒力と生気力が宿る「肚」です。 そこには腸内フローラの小宇宙があります。 腸管造血幹細胞が満ちあふれています。 経絡造血を養う氣血の海があります。 先天の腎・後天の腎が生きる力を蓄えています。 元気な土は温かい。深く掘っても温かい。 無農薬・無肥料・無除草・無耕作だけど、落ち葉を昆虫と微生物が善き土に還していく。 不足がちな窒素やリンを求めて、植物は根をどんどん深く広く張っていきます。 必死に生きようとするパワーが植物にみなぎります。 生きる力のこもった種や実をつけます。 元気な肚も温かい。肚の中心:丹田も温かいです。 できるだけ無農薬・無肥料・無除草・無耕作の食物を食べていると、とても元気な腸内フローラになります。 少食や断食をすると、腸内フローラは生きる力に目覚めて、免疫力&自然治癒力を高めます。 子孫を残す本能が大ブレークして、元気な子を授かります。 肚が温まれば、精霊・守護霊も悪霊もワンワールドな仲間です。 霊障も鬼神も過去生のカルマもなくなります。 温かい土はフワフワです。 温かい肚もフワフワな善い氣で包まれています。 温かい土はどこか懐かしい良い香りがします。 温かい肚から出るオナラもどこかホッとする匂いです。 温かい土の上では眠たくなります。 温かい肚に触れていると眠くなります。 どちらも交感神経の緊張を和らげ、安心安楽になります。 土と肚 自然農法と自然医学は同じベクトルだから、わかり合えるのですね。