2011年2月1日火曜日

今生の使命がわかる過去生へ(症例)

今生の使命がわかる過去生へ

D (死ぬ間際に)何を感じていますか?
C いい人生だったなということと、若い頃は何か賞をもらったわけだからちゃんと名誉だったけれど、最後は田舎で過ごした15年くらいはそちらの方がよかったな。
D (死ぬ間際に人生を振り返ってみて)どんな人生だったと思いますか?
C お父さんが早くに亡くなって、手伝って、そのあと結婚してがむしゃらに働いて賞もとった。子供も遠くにいって、奥さんが亡くなってからは身寄りのない人が幸せになるように、やっぱり人を助ける仕事をしていたみたいです。子供の頃からちっちゃな弟や妹、年をとってからは老人たちのお世話をして生きてきた。そういうのが自分の生きがいっていうことですね。
D その人生を思い出しながら、やり遺したことはありますか?
C とてもいい人生だったと思います。若干平凡だった。でも本人はこれでよかったと思っています。

D (死んで魂となって)死体を見て、どんな気分ですか?
C 立派な人生だったなという感じですね。
D 死んだときに、決心したこと、決めたことはありますか?
C 今回は自分ができる範囲で人を助けようと思ったからいいけど、施設自体は最後まで小さいままだった。次があるんだったら、もっと大勢の人を助けるようになりたいなと思っています。

D (過去生の)その人生を高い高い上から見て、そして何か気がつくこと、感じることはありますか?
C 全て順調だったように思えたけれど、そうではなくて、ピンチはチャンスというか、必ず何かよくない出来事があった後に、実は人生がよくなっているみたいです。お父さんが早くいなくなったけれど、そのあと自分が代わりをしなければとお母さんや子供達を助けていた。本人はそれが幸せだった。施設を作ったのだって、妻が亡くなって街が嫌になったみたいだけれど、それで田舎にいったことで、そういう新しい施設を作って、幸せに過ごすことで人を助けられた。どういうことだろう。何か嫌な事があってもその後よくなった。

D その男の人の人生と今のあなたの人生を高い高い上から見比べてみて、そして何か気がつくことはありますか?
C 今、起きていることを次のステップに生かして次の行動を起こしていた。今の自分は失敗やつまづきがあると沈みっぱなしになっている。本当はつまづきは次のチャンスに違いないのに、気づかないで落ち込んでしまっていて、次の一歩が踏み出せない。

D 仏様、私の今回の人生の使命は何ですか?
C 自分ひとりで何もかもするんじゃない。
D それはどういうことですか?
C 仲間を信じなさい。協力する。もっと大きな事が出来る。
D 仲間を信じて協力するために、何から始めたらいいのですか?
C 任せること。信じること。感謝すること。
D 今回の人生の目的は何ですか?
C 自分の夢に周りの人を巻き込むこと。協力してもらうこと。
D そのためには何から始めたらいいのですか?
C もっと本音で語り合いなさい。
D 今回の人生は誰が計画しているの?
C 今回は全部自分で計画した。
今回はわざとひとりでがんばってもうまくいかないように、まわりの協力が得られたらうまくいくように創った。
D まわりの協力を得て、物事を成し遂げることで、何を学ぼうとしているの?
C ひとつは愛とつながり。
ふたつはひとりの力ではたいしたことはできないが、みんなが力を合わせれば、そのとき初めて大きな仕事が出来る。
D 私は本来持っている力の何パーセントを使っていますか?
C 50パーセント。
D 持っている力を十二分に使い尽くすには、どうしたらいいのですか?
C ひとりでがんばろうとしてもうまくいかない。
ひとりで職人としてがんばって賞をとった人生もあったけど、今回はそういう人生ではないように創られている。
なのにまたひとりきりでがんばろうとしているから、うまくいっていない。
今のがんばりをまわりと協力する、まわりといいチームをつくる。そちらに注ぐ。
それが今回の人生で、それを生きていないから十二分に生きていない感じがするのだ。
力を注いでいる向きが違う。
今回は目の前の事を一生懸命やることに力を注ぐのではなくて、もっとチームをつくる。
チームで大きな力を創ることに力を注ぐ。
そのポイントを変えるだけでよくなるよ。
D どうして怒りが出るのですか?
C 全てのことが自分の高い基準を満たさないと納得できないから。
前の人生ではそれが幸いして大きな賞をとる仕事をした。
今回、細かいことに一切妥協しないままだとうまくいかないように設定している。
職人としての自分を出し過ぎたときにイライラする。
今回は職人としてではなく、リーダーとして生きる道を選んだのだから、全て自分の思い通りになるわけではない。
妥協をしなければイライラするから、もっと広い心をもって許していかなければならない。
このことが今回の学びではないか。
ひとりで成功する人生はもう体験しているだろう。
D なぜ落ち込んでウツになってしまうのですか?
C それも今回そうなるように計画している。
決して思い通りにはいかない。
他人と自分は違うということがわかることが学びだから。
他人に集中せず自分に集中したときにうつを感じる。
そういうときは視点を変えて、自分はリーダーなんだということを自覚しなければいけない。
自分に意識が当たったときには、うつや痛みを感じるように設計されている。
それは本来の道に戻れという、お前がリーダーとしての役割を忘れているというメッセージだ。
ウツや落ち込んだときは、だからもとの道に戻ればいい。
D なぜ子供ができないの?
C できないわけじゃない。
D どうしたら子供ができますか?
C 今は妻しか信じていない。
だから妻がいないと生活も仕事も成り立たない。
だから子供ができない。
妻と同じようにまわりを信じて協力して、妻がいなくても仕事場がうまくいく、そのときに子供が出来るようになっている。
D どうしたらスタッフにやさしくできますか?
C 大きなチームをつくること。それを忘れないように。
まわりの協力を得ること。
協力してくれる仲間だと言う事をわかること。
D どうしたらもっと輝けるようになれますか?
C それを考えているうちは、自分がと思っているうちは輝けない。
周りがいかに輝くかということを考えて没頭したときに、自分も輝く。
D どうしたらまわりを輝かせることが出来ますか?
C それが今回の人生の使命。もうわかっているでしょう。
職人として賞をとった自分は過去のものだから、もう捨てないといけない。
黒子になれ。
自分ではなく、まわりが主役になれるように。

C ひとりで頑張って賞をもらうより、みんなで頑張って賞をもらったほうが嬉しいよ。

C 人生はチームプレイだよ。楽しいか楽しくないかがポイント。

D 仏様、私のこの人生で最もお金持ちだった人生を見せてください。どこで何をしているのかな?
C 江戸か戦国の日本で、何かを得て、財を得ている。かなりの大金持ち。ただ、そのためによくないこともしている。
お金を持っているけれど、周りの人から悪口を言われているようです。
当の本人も貯めたお金を守ることに必死で、あまり幸せそうではない。
D その人の心に触れたらどんな気持ちですか?
C お金を貯めるのに農民か誰かをかなりいじめている。
そういう欲の強い人のようです。これは俺のものだから誰にもやるものか。
D それからどうなりましたか?
C 無くなるんじゃないかと心配して本人も寂しい。
あまりいい人生ではない。1人寂しく死ぬみたいな。。
D その人生を振り返ってみて、どう思いますか?
C ひとつは悔しい。ひとつは何か間違っていたな。
D 次はどうしようと思っていますか?
C 他人に犠牲を強いてお金儲けをするのはやめよう。
お金で幸せになるわけではない。お金にこだわらない人生を次は送ろう。
D その最もお金もちだった人生を生きてくれた私さん、今の私に何かメッセージ、アドバイスをくださいな。
C お金はこわいものだ。お金によって不幸になるという人生だったけれど、お金は人を幸せにすることもできるし、愛と感謝のエネルギーなのかもしれない。
そのようにお金とつきあっていけ。お金は人を幸せにするために持ちなさい。
まわりのために使えばまた入る。貯め込んで守ろうとするとうまくいかなくなる。
D 仏様が今のあなたにとって一番必要なメッセージをくれます。
C 自分を捨てて他人を活かす。
D 絶好調の意味は何ですか?
C 他人が輝いていること。
D お金持ちになる意味は何ですか?
C 幸せと感謝が形になったものだと知ること。
お金持ちになるには、お金を使わないといけない?・・? 
D どんなふうにお金を使ったらいいの?
C 世の中がもっとよりよいものになるように。広く人々が幸せになるように使えるもの。

D 仏様がこれからのあなたにとって一番必要なメッセージをくれます。
C 信じて任せる
D 信じて任せる極意は何ですか?
C その配役を楽しむこと。

C 今、起きていることは新しい学び。おめでとう。