2011年2月17日木曜日

おはようさん 2011.2.17.

あたたかい雨が梅花さんをパッと笑顔いっぱいにしてくれそう。
おはようさん!
昨夜のCooL! Japan
外国の教科書の日本紹介には相撲と生け花が載っていて、
生け花のことは学生時代に知っていたという外国人が多かった。
ちょっと へぇぇ〜〜〜だった。
「過ぎゆく季節と訪れる季節をひとつの花器に生ける」
アメリカ人の生け花の師匠が熱く語っていました。
(生け花作品もすごくよかった)
外国から見ると、日本は感性の国なんですね。
先端技術も工業製品もサービス業も、そんな「細やかな」「自然な」「素朴な」感性がメイドインジャパンの「買い」どころなんだ。
日本の感性をヨーロッパやアメリカを動かしている人たちは理解し大切にしてくれているのですね。
韓国も中国も製品の価格や品質では日本を追い抜けても、どこかかなわないと感じているモヤモヤは、日本の感性だと思いました。
「小学校で英語は教えるのに生け花は教えない」
日本人よりも日本人になった生け花の師匠が嘆いていました。
あな、はずかしや・・・
安売り競争の顛末は、もう日本人は体験済みですね。
ブランドとは価格ではなく、同じ感性の仲間たちとのコミュニティです。
感性の波長が合う人たちとは、こころ開いて楽しめますものね。
グローバル化して地球はひとつ、みんなもひとつになった今だからこそ、感性でつながる仲間たちをとっても愛おしく大切にしたいと願う価値観が台頭してきたのでしょう。
感性は農業でも工業でもサービス業でも、どんなことにでも息づいています。
日本人はそんな感性の息吹を育み花咲かせるのがとっても上手なのです。これは先祖伝来の遺伝子パワー。
ゆとり教育で教育が崩壊することを実体験した日本人ですから、ここは左脳教育をドカドカ入れるだけじゃなく、日本人の感性遺伝子のスイッチをオンにする教育を初めて欲しいものです。それが日本を世界でオンリーワンの羨望の的の国、こころ太平の国、人々が黄金に輝いて見えるジパングの再生の道だと思います。
小学校の道徳の時間にお茶やお花、お香、着付けを体験しましょう。もう戦前の修身が云々・・は昔話。
高卒大卒で慌てふためいて就活・接遇マナー!なんてするより、よっぽど効果的ですよ。
義務教育だから出来ること。義務教育が人生に残せるもの。
それは感性の開花であり、それが人生を楽しむことにつながります。
きっと、ウツも不登校も閉じこもりもイジメも離婚も自殺も減りますよ。